平和な星での人斬り少女
残酷描写アリ。
前話みてない人は見てからねー。
なお、ナレーター部分は鈴蘭視点でいきたいと思います。
平和な星の、とある国のとある民家のベッドの上。
そこに人斬り少女は目を閉じて寝ていた。何故かというと、この星に無事着陸して降りたのだが、強い日差しにあたり、突然倒れてしまったのだ。そしてそれを見つけた人が、その民家に連れてきたということで彼女は今に至るだのだ。
「・・・・ん」
起きた。目をゆっくりあけ、上半身を起こそうとするが、途端に起きた頭痛と体全体の痺れが酷くてぽすっと枕に頭を置かれる。
「・・・・・留守・・・?何処・・ここ・・・。」
ここは何処か私にはわからない。下手に動くのも面倒だし、そもそも頭痛と体の痺れでロクに動けない。私は小さなあくびをして、目の涙を拭った。私はすりすりと生足をすり合わせて、少々の寒さを緩和させようと試みるが、やはり寒いので布団に潜る。 ・・・あったかい。足がぽかぽかして、離れられない。
布団に潜ってあったまっていたところに、家の戸は静かに開いた。そして私のいる部屋の戸に入ってくる。
「・・・あれ?布団に潜ってる」
私は男と思ったのだが、女の声とも感じられた。
私は布団の中で乱れた服を直し、軽くくる頭痛を我慢していた。