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星を狩る人斬り少女
1話見てくださいましー!
残酷描写きらーいなヒトUターンね!
前回で、荒んだ争いの星に降り立った鈴蘭。狙ってかどうかは不明だが。
鈴蘭はゆっくり歩き出す。空気も十二分にある。まぁ当たり前の事だが。
「……月の光が綺麗にあたる」
うっとりした無表情で月を見る。「貴様、どこの者…」星の人がそこまで言ったところで言葉が途切れた。何故ならば、その星の者は死んでいた。鈴蘭によって。「…………フン」
鈴蘭は、刀をその者の胸に突き刺していたのである。鈴蘭が刀を抜くと、噴き出した血飛沫が鈴蘭の下の白いヒラヒラにかかって赤く染める。
「……やっぱりつまらなそう」そう言って鞘におさめる。
そのまま行く道にいる人という人を無慈悲に殺していく。血が頬や手にかかり、返り血にまみれていく。いつの間にか周りは屍だらけ。血を舌で舐める。そして「…いる意味がない」といい、集まってきたこの星の少ない人を大方始末して、意味もなく殺し、また別の星に飛び立った。
「………ここも私が求めるものはなかった」
少女は何かを求めて斬っている。