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紅蓮と依世と自称三魔将筆頭サッワの頼み

依世(いよ) と 美柑(ミカ) は同じ人物です。

 紅蓮(グレン)は自ら長髪のカツラを剥ぎ取り、握ったフォークから炎を噴き出しながらサッワを睨んだ。彼は特別な伝説剣などで無くとも、念じれば木の枝でも何でも炎攻撃に利用する事が出来た。


「お姉さん達!?」


「お、お前はスピネルさんを蹴り飛ばした、あの時の男か!?」


 姉、姫乃ソラーレの女子力アップドレスの効果もあり、すっかり本気で女と思い込んでいた女装紅蓮が千岐大蛇(ちまたのかがち)退治の為に、猫名(ねこな)スピネルの故郷クラウディア王国に帰国した時に因縁のある少年だと分かり、サッワはギョッとした。


「危ないカヤちゃん下がって!」


「何なのよ、紅蓮早くここから出してよっ!」


 依世(いよ)の叫びに、紅蓮は隙を作らない様に前を向いたまま後ろに向けフォークを構えた。


美柑(ミカ)下がって!」


「オーケー」


 バキャッ!!

 紅蓮がノールックで少し手首を振っただけで、鉄格子は飴細工の様に簡単に溶けて砕けた。


(コイツ、魔法封じの首輪があるのに凄い……)


 サッワは目の前の出来事に目を見張った。


「ちょっと変態野郎、一体コレは何の騒ぎなのよ!?」


 依世(いよ)は首輪を外そうと、それをガシガシ揺らしながら奥から出て来る。


「お、お姉さん達牢屋に入れてごめんなさい」


「それはいいんですカヤちゃん」


 サッワは背中の物とカヤを同時に庇った。


「おい、お前が背中に背負っている物は何だ? 人の形の様だが……」


 紅蓮はサッワの不審な様子に険しい顔でフォークを構えた。その様子にサッワは一瞬だけ振り返り、カヤを安心させると意を決して前を向き直した。


「これは……我が(あるじ)、まおう抱悶(だもん)さまのご遺体だ」


 予想の斜め上を行く言葉に二人はしばらく言葉が出なかった。




「抱悶ちゃんが死んだ? 嘘だっ! 信じられん……セレネちゃんの話では抱悶ちゃんは空は飛ぶわ炎は出すわ域外の帝国の船は沈めるわで無敵らしいが」


「カヤちゃん後ろを向いてて。こうなったら仕方が無い、これを見てくれ」


 サッワはカヤを確認すると、背負っていた抱悶をゆっくりと石の床に降ろした。死後数十分、まだ死後硬直は始まっていなかった。


「きゃああああ!?」


「抱悶ちゃん! 抱悶ちゃん、しっかり!!」


 確かにクマミミの遺体を見て、肝の据わった依世ですら顔を覆い悲鳴を上げ、紅蓮も冷静さを失う酷さであった。その後ろではカヤがまたシクシク泣き出す。


「何者かに討たれ、玉座から落ちて来た……」


「貴っ様ーーっ! 家臣の癖に何をしていた!?」


 紅蓮がサッワの胸倉を掴む。


「お、お前だって女装して抱悶さまの酒宴に忍び込んだだろうがっ!」


「別に命は狙ってない!!」


「二人とも止めなさい!!」


 依世が二人を引き剝がす。


「頼む……今すぐ白鳥號(はくちょうごう)を返してくれ! そして回復(超)を一刻も早く掛けるんだっ! 頼むっっ」


 サッワはいきなり頭を下げた。その言葉を聞いて依世が反射的に呪文詠唱を始めた。


「汝を氷の衣で覆え、ゲフローレン!! あっ」


「ちょっと待って!!」


 意味を理解したサッワはスペアキーから魔法封じ首輪のキーを探し、慌てて解除した。

 カチャリッ

 途端に再詠唱する依世。


「ゲフローレン!!」


 指先から光が放たれる。

 シュバッ、シャキーーン!

 抱悶の身体の爪先から霜が覆う様に凍って行き、カチコチに固まってしまった。


美柑(ミカ)?」


「これでとりあえず、これ以上の身体の傷みを止める事が出来るわ」


 立ち尽くすサッワは依世を見た。


「ミカ助かる……案内してくれるのか??」


「お、お姉さま……」


 しかし紅蓮は怖い顔をしてサッワを睨みながら言った。

 ドドーーン、ズズーーン、パラパラ……

 その間も引き続く戦闘の振動。


「この騒ぎの状況は大体把握した。実は白鳥號は今、【南・海と山と国】城跡の北の森に隠してある。今から美柑に抱悶ちゃんを抱えてそこまで飛んでもらう。僕は彼女をこんなにした奴を討ちに行く! お前は好きにしろ」


「ふぅ分かったわ」

(うっ重そう……)


 紅蓮は言い終わると、すぐさまそのまま地上に走って行こうとする。


「ま、待ってくれ! カヤちゃんは?? お前らもカヤちゃんと友達なんだろう? 彼女も守ってやってくれ」


「サッワもういいよ」


 再び姉の遺体に上着が被され、クマミミの美少女カヤは不安げにサッワの腕を掴んだ。


「お前が好きな女の子なら、お前が守ってやれ! 僕は抱悶ちゃんをこんなにした奴を絶対に許さん!!」


 依世は紅蓮のいつにない激しい迫力に、彼の彼女への気持ちは伊達や酔狂では無いのだと悟った。


「頼む、僕は本当はめちゃめちゃ弱いんだ……でもカヤちゃんだけは絶対に死なせたく無い。悔しいがアンタら凄く強いんだろ? 土下座でも何でもする、僕とカヤちゃんも一緒に連れてってくれ!!」


 言葉が終わる前に既にサッワは石畳に頭を着いていた。


「サッワ駄目だよ! 君はまおう軍三魔将なんだよ!!」


 カヤは泣きながら彼の肩を揺らした。


挿絵(By みてみん)

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設定6月25日更新

主人公3人

砂緒(すなお)  元現代日本のデパート建屋だったが、魂が発生し百年後に崩壊してセブンリーフに異世界転生して来た。硬くなる重くなる電気が出るなどの地味スキルを持つ。中程度の怪力で特に強く無い。気分次第で異常に完成度の高い女装スナコちゃんに変身する。またその場合ホワイトボードで文字会話する。


雪乃フルエレ  ヒロイン①【海と山とに挟まれた小さき王国】の 夜宵姫(やよいひめ) だったが家出して色々あってセブンリーフ大同盟の女王になってしまった。金髪の天使の様な美少女。魔導学園では 雪布留(ユキフル)と名乗る。性格は割と普通の女の子。


セレネ  ヒロイン②ユティトレッド魔導王国王女で髪の長い美少女だが異常に強い魔法剣士。最初嫌悪していた砂緒に猛アタックされフィアンセ同然になる。フルエレを女王に推挙した張本人。討伐部部長。魔呂学科の教官も務める。


ユティトレッド魔導学園関係者

ミラとジーノ セレネの子分兼大切な友達。

ユーキュリーネ・カナルト・ヒューゴー 生徒会長でユティトレッド重臣の娘。

ルシネーア 生徒会書記でユーキュリーネに心酔している。

リュディア・セリカ 魔呂学科生。元敵方トリッシュの市民で学園に推薦転校して来た庶民的な子。

ユリィーナ 魔呂学科生。剣の腕に覚えがある生徒。

熱血眼鏡女教師 一見清楚な女教師だが教育の為にはおかしくなる事も。

サトー スナコの隣の席の目立たない生徒。(非魔呂学科)

学園長 ユティトレッド魔導王国の現王でセレネのおじい様。立派な長い髭がある。

マイヤー 片眼鏡の才女で学園長(国王)の信頼できる部下。魔呂部隊も管理している。


ユ魔導学院関係者

ラフィーヌ・ビュートッエ 美形で真面目な熱血学院生でセレネの幼馴染、影が薄い。

アルピオーネ・マーチェラ 美形で少しキザな金髪青年。雪布留に接近しようとする。

ルンブレッタ・スーヴェテ 年齢より若く見え可愛い女の子の様な外見をしているがちゃんと男。スナコに一目ぼれする。

アスティ・ティーニ 長身で筋肉がある美形俺様キャラ。ルンを慕うが無視される。

蘭観・ファーラル 美形だが変人でメカや薬品好き。

教授 ダンディなイケおじで生徒を暖かく見守る。


仲間

依世(いよ)  雪乃フルエレの妹。 美柑(みか) と名乗り紅蓮と冒険者をやっていた。探していた姉、夜宵姫・フルエレと遂に再会したが喧嘩が絶えない。


猫呼クラウディア  東の地(中心の洲)クラウディア元王国の元王女。失踪中の兄猫名を探してフルエレ達の仲間になった。今は闇ギルドの頭目をしている。背の低いおしゃまな付けネコミミ少女。


兎幸  うさこ。リュフミュラン天球庭園の氷の博物館の館長。月で魔改造されて微妙に成長した。魔ローダーで補助機能になったり砂緒の女装に協力したりする心強いサポート係。


イェラ  元女戦士の褐色の背の高い美人。厨房で料理を作っている。麺料理屋台のチェーン展開するという野望を持つ。口数少ない性格だが砂緒の事が好き。


メラン 元魔導士の冒険者だったが、フルエレ砂緒と知り合い同盟軍の魔ローダー搭乗者になった。二人が居ない時は一応魔呂部隊の責任者となっている。ル・ツー千鋼ノ天に速き稲妻Ⅱと勝手に命名していた。


シャル  猫呼の部下闇ギルド員でボディーガード。腕がぐんぐん伸びる。

ライラ  猫呼の部下でフルエレ女王のボディーガード。鎌を使い、服共々フルエレに貸した事がある。

イライザ  喫茶猫呼店員。ぜんぜん意地悪く無い普通の子。

ニィル  イライザの兄で元浪人であったが砂緒セレネに拾われ新ニナルティナ軍幹部に。


有未レナード公  旧ニナルティナ王国の軍師だったが、ポンコツで無害だったので新ニナルティナの代表に選ばれた。雪乃フルエレ女王を盛り立て、東の地【神聖連邦帝国】との関係に悩む。

衣図ライグ 雪乃フルエレが砂緒の次に知り合った西リュフミュランの領主。大男でガラが悪い。

為嘉アルベルト 故人。ニナルティナの若き美形貴族で雪乃フルエレとフィアンセ同然になるが戦死。

ジェンナ 元メドース・リガリァの女魔呂操縦者で同盟に帰順した。

カレン 元トリッシュ市民でゲリラ活動をしていた少女。砂緒の事が本気で嫌いだが現地妻呼ばわりされる。

芹沢老人  七華が好きな元行商のスケベな老人だが、独自の情報網を持つ。


ウェカ王子 ラ・マッロカンプ王国の王子。御幼少のみぎりに幼稚園留学生として出会った依世に一目惚れしたが、彼女の裏の仕事を目撃し魔法を撃たれ死に掛けてしまった。

メア ウェカ王子の理解者でセクシーなメイドさん。しつこいくらいに玉の輿をねだる。



炎の国まおう軍

まおう抱悶(だもん)  可愛い熊耳の美少女だが恐ろしい魔力を秘める。砂緒と知り合った関係で雪乃フルエレ女王と大同盟を組む事となった。


ココ姫 元ココナツヒメ。かねてより抱悶に仕え、武器を流しセブンリーファで争乱を引き起こしていたが雪乃フルエレとの戦争に負け重症。車椅子生活を送っていたが、白鳥號の回復(超)の力で復活した。

クレウ まおう軍三魔将。ココナツヒメをかいがいしく世話をし続ける。透明化魔法の使い手で元同盟軍の猫呼の闇ギルド員であった。

サッワ まおう軍三魔将の少年。魔ローダーは操縦出来るが、実はめちゃめちゃ弱い。笛の名手。

カヤ まおう抱悶の妹でクマミミの美少女。サッワの事が好きになる。



神聖連邦帝国(東の地・中心の洲)

姫乃ソラーレ 聖帝の娘で紅蓮の姉。雪乃フルエレと全く同じ顔声をしている。清楚な美女だが多少の武術の修行はしている上に魔力も高い。常に帝国と民の平安を願う聖女。


紅蓮アルフォード  【神聖連邦帝国】第二百十二代聖帝の息子。西の島、セブンリーフに単身まおう討伐を命じられて渡って来たが、美少女美柑(依世)と知り合い篭絡され、なかなか討伐する気が起きず、いつもブラブラしている。実は劇中一番強い人物だがなかなか本気で戦わない。爽やかでイケメンで真面目な風情に反し、実は人一倍女の子に興味があるムッツリスケベ。


瑠璃ィキャナリー  るりぃきゃなりー。神聖連邦帝国四旗機 桃伝説(ももでんせつ) の搭乗者であったが、紅蓮のサポートとしてセブンリーフに渡り行き倒れ、ウェカ王子に助けられ以降居候になる。かなり強い騎士だが、当地と故郷の間で悩む事になる。モデルは船〇リリィ。


貴城乃シューネ たかぎのシューネ、神聖連邦帝国重臣で主人公達と度々戦う。

猫弐矢 猫呼の兄(次男)でクラウディア王国現当主。父王である大猫乃主を失う。

猫名(三毛猫仮面) 猫呼の兄(長男)で国を飛び出し各地を放浪し三毛猫仮面となる。七華を狙うも砂緒に敗れ各地を転戦、今はまおう軍に所属しスピネルと名乗る。


大猫乃主 おおねこのぬし、猫名・猫弐矢・猫呼の父親でクラウディア王国前王。神聖連邦帝国に降伏時に退位し、千岐大蛇退治の時にル・ツーと共に深い海に沈んで泡となって完全に消えた。


魔法メカ・ロボット

魔ローダー  全高25Nメートルの騎士の鎧、プレートアーマーをそのまんま巨大化した様な、魔法力で動くロボット。魔法や物理等殆どの攻撃が効かず、魔ローダーの魔法エネルギーが乗った剣攻撃しか効かない。


蛇輪、日蝕白蛇輪  へびりん、ひばみはくじゃりん。砂緒とフルエレとセレネが交代で乗る主役機。劇中唯一の複座型で、表面は鏡の様なテカテカのメッキ調の銀色で、装甲各所に金色の華麗な装飾が施され非常に成金趣味な見た目をしている。頭部に蛾の触覚の様な巨大な二本の角があり、背中にはド派手な巨大な羽を背負い鳥型の飛行形態に変形出来る。実は砂緒の前世の前世、【等ウェキ玻璃音大王】が、ル・スリー白鳥號を参考に真似して作った機体。両手の尖った爪で突き刺した対象からスキルや能力をコピーする事が出来る。また砂緒の能力で巨大化したり強力な雷攻撃を発したりも出来る。


ル・スリー白鳥號  はくちょうごう。【まおう抱悶】の先祖である【王永嶋フィロソフィー王】が搭乗していた純白の機体。蛇輪に似ているが、よりヒロイックな形状をしている。古代にクラウディア王国で建造された。今は 【千岐大蛇】(チマタノカガチ) 退治の時に紅蓮が偶然入手し扱いに困惑している。劇中最強の機体で数々の魔ローダースキルが隠されている。かつてセレネと砂緒が制作させた【最強の魔法剣】を偶然所有しているが、標準装備の【魔法の刃の剣】も使用出来る。


ル・ツー千鋼ノ天  る・つーせんはがねのてん。猫呼の実家、東の地(中心の洲)【クラウディア王国】の旗機であったが、【神聖連邦帝国】に服従した時に彼女の兄【猫名】が乗り逃げしてしまった。その後【三毛猫仮面】と名乗った猫名がセブンリーファで暗躍して搭乗していた。その後雪乃フルエレに負け鹵獲され同盟の副将機となっていた。濃い紺色の機体に頭部に長大な一本角があり全身が鋭角的に尖っている。


ル・ワン玻璃ノ宮 るわんはりのみや。炎の国まおう軍の始祖、王永嶋フィロソフィー王の機体で現在はココナツヒメ(ココ姫)の専用機。氷の様な美しい半透明の水色の装甲を持ち、瞬間移動(長)(短)の魔ローダースキルを持つ。戦闘能力自体は特に高くない普通の機体。同盟軍の【結界君】がある地には接近出来ない。


一般機体

XS25 学園生徒達が授業で乗る最弱機体。

SRV 同盟の量産型機で青や赤、緑などの派手なツヤツヤ塗装。

SRV2ルネッサ 王女セレネ用カスタム機体。

SRX 同盟軍次期量産用試験機。


ユーキュリネイド 生徒会長ユーキュリーネの家に伝わる純白の貴族な機体。

ゴレムーⅡ 書記ルシネーアの家に伝わるそれなりな機体。目立たない様に茶色い。

VT25スパーダ かつて伝説の等ウェキ玻璃音大王が若き日搭乗した百年前以上の機体。


GSX-X6ストラトスフィア(謎の不審機・鮭) 魔呂実習中に乱入して来た謎の機体。通常の魔呂の1・3倍程の巨体で全身銀色の流線形をしている。フルエレが赤いライン模様を見て鮭の切り身みたいだと言ったので、以後シャケと呼ばれる。その正体は神聖連邦帝国の最新高性能試験機で全身に複数の魔ァンプリファヤを持ち一定時間の飛行能力もある。操縦者は桃伝説を取り上げられた瑠璃ィキャナリー。


アイテム

魔輪 まりん、魔法力で動くオートバイ。凄く静か……

魔ァンプリファイヤ 魔呂や魔輪、魔戦車などあらゆる魔法乗り物の中枢魔力増幅機関。魔呂のは超巨大で稀にスキルを持つ物が生まれる。破壊されるとスキルは消えて修復不能。

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