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無色の王と六色戦姫  作者: 豚肉の加工品
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プロローグ

前に書いた自分の作品の完全なリメイク。

タイトルは全く同じでも内容は全く違うものになっています。

それはもう昔のこと……

魔王が生み出した迷宮――――〈バビロン〉が攻略され、世界から魔族がいなくなった。

子供から大人、はたまた老人から女性までが武器を持ち戦いに明け暮れた時代の終わりを告げたのは……

人間は頑張ったと思う。次々と生み出される〈バビロン〉に立ち向かい、世界に散らばった全ての迷宮を制覇してしまったのだ。

平和を手に入れるために血を流して数多の死を受け入れた事実は変わらないが、戦いのおかげで人間は武器を持たずとも生きていられる環境を手に入れた。

そして、必ず目を向けてしまうのは〝英雄〟と呼ばれた存在や〝勇者〟と呼ばれた存在について。

戦う者の先頭に立っては導いていた者の話しは、歴史という大いなる時間に飲み込まれることなく存在し続けては全ての人間に未だに力を与えている。

それは嘘か真実か……知る者以外には答えられないような伝説が綴られたのもは英雄譚と呼ばれ、誰しもが知っている物語だ。

――――その一節は誰しもを震撼させた。

勇者は神の申し子であり、元々世界を救うために生まれてきた。

勇者の周りには戦闘のスペシャリストでありながらも可憐で美麗な英傑が存在し、後の世界の平和を願って勇者と子を成した。

もしかしたら訪れるかもしれない災悪のための抑止力として……



平和になった今でも目に見えない戦争が続いている。

女性は〝勇者〟の子と逢瀬をするために。

戦士は突然訪れるかもしれない災悪のために。

様々な場所で様々な戦いが繰り広げられている……

もはや、平和とは何かと問いたくなるほどの光景に嫌気がさして「僕は」別の世界に退いた。



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