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超短編

思っただけだよ。

作者: しおん

前を見ていた。


ただただ前方をしっかりと見据えていた。


だから私は、突然に姿を表した人影を察知することができた。


"瞬間移動"そう称されるものを目の当たりにしたのはまだまだ始まったばかりの人生で、これが初めてだった。



未来から来たとかそんなSFちっくなことはなく、問題の人物は隣町から来たそうだ。


とりあえず瞬間移動ができるようになったから、してきたらしい。

こんな何もない田舎町に瞬間移動するなんてモノ好きなものである。


羨ましいその能力は私でも手にすることができるのか尋ねると、ゆっくりと首を横にふられてしまった。


その後肩を竦めたのは、諦めろということだろうか?

せっかく面白そうなことを見つけたのに残念だなぁ……。


できることなら、銀行の金庫の中にでも瞬間移動してみようかなと思ったのにさ。


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