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2人の初恋  作者: 夕陽
2人の初恋
18/21

遠くなった好きな人 ver瑠衣



コメントありがとうございますっ(*^^*)

新しいの面白く書けるといいな…。

小説家って凄いですよね!

かっこいい文章書けるの凄い尊敬です!

2人の初恋最後に向かって面白いって思われるように頑張ります!

とゆうか最近忙しくて小説投稿遅くなる( ; ; )





最近、

私は芦屋くんをさけています。

なぜかと言うと…。

…うん。

諦める為に決まってますね…。

でも…。





「おっ!城内さんおはよ。」





そう言われると無視なんかできるはずがない。

好きな人だもん…。

会わないようにするために電車の時間とか違くするのとかは簡単に出来るけど、

実際顔を見ちゃうと、しかも声をかけられたら、無視をして芦屋くんを傷つけるのは悲しい。

避けている事も芦屋くんに酷いことしてるのは、矛盾しているのはわかってる。

けど、

直に芦屋くんの悲しむ顔を見るのはやっぱり辛くてたまらない…。





「…芦屋くん。おはよ!」





…笑顔で言えてたよね?

私、

ちゃんと芦屋くんに挨拶出来てたよね?

でも…思っちゃったの。

…やっぱり好きだって。

大好きな笑顔をまた見ると、

やっぱり心臓が痛いから。

だからもう、

芦屋くんには会いたくない…。

会っちゃ駄目なんだよ。







放課後、

私は図書室へと寄った。

窓を見ると夕陽が出ていて空がほんのり赤くなっている。





「…うわぁ……綺麗だなぁ。なんか……悲しくなる夕陽…。」





綺麗な、でもどこか悲しく見える夕陽に見惚れていると、

一筋の涙がほろっと落ちた。

5日間、芦屋くんに会っていない。

今頃なにしてるのかなあ。

バイトかなあ。

鈴木くんと遊んでるのかなあ。

それとも、

好きな人と会ってるのかなあ。

とゆうか、彼女なのかな?

…どうなんだろ。

ちささんってゆうんだよね。

はあ…。






「城内さん。」






背後から私の名前を呼ぶ声がした。

振り返ると見知らぬ男子生徒が立っていた。

誰、だろ。

すると男子生徒は私の席の隣に座ってきた。






「城内さん…何で泣いてるの?」

「…え。あ、何でもないです…。」

「…俺のこと、全然知らない?」

「………ご、ごめんなさい。」






彼は私の頬に触れ優しく涙を拭った。

ビクッと私が驚くと彼は微笑んだ。






「やっぱり、俺の事は眼中なかったか。…俺、よく図書室来てたんだよ?」

「…えっ。」

「城内さんの前に座った事もあるし、いつも見てたんだけどな。」

「あ、あの。ごめんなさい、気づかなくて…。」

「いや。俺ストーカーみたいだな。ごめん、俺。城内さんの事、ずっと前から好きなんだ…。」

「…えっ。あ、の…」

「…話した事もないのにいきなりすぎだよな。悪い…。でも、友達からでいいから、俺と付き合ってくれないかな…。」

「えっと……。あの、ご……っ!?」





下を向いていた私は断ろうと思い、顔を上に向けると私は驚いた。

彼の顔がすぐそばにあったのだ。

どんどんどんどん唇が近づいて来る。





「ち、ちょっと待って!!」





私の大声で彼は我にかえったのか、

私から少し離れてくれた。






「……あ~っ。ごめん城内さん!怖がらせちゃって…。無意識に……でも…あーもう!何でそんな可愛いんだよ…まじで…」

「……あ、あの。大丈夫なので気にしないで下さい…。」

「…ごめんね?…優しいね城内さん。」





彼は嬉しそうに頬を染めている。

その後も彼は私に話しかけてきた。

…でも頭の中では芦屋くんの事ばかり浮かんで来る。

芦屋くんと話したい。

芦屋くんと笑いあいたい。

芦屋くんに優しくされたい。

今話してるのが、

芦屋くんだったらいいのに…。






「私、もう帰るので…失礼します。」

「…そっか!…じゃあ城内さん。また、話しかけるね?」

「あ…………はぃ…。」






ほんとは嫌だった。

今は芦屋くん以外とは話したくない。

芦屋くんのがいい。

そう思ってしまったからだ。

だが嫌だと言えるはずもなく、私は逃げるように図書室をあとにした。






芦屋くんのところに、

今すぐ飛んで行きたい。

芦屋くんに、

今すぐにでも飛びつきたい。

…芦屋くんに、

ちささんにするような優しいキスをして欲しい…。

なんでっ。

なんで図書室に来たのは芦屋くんじゃないんだろうっ。

もう…。

手遅れなんだ。

芦屋くんを、

諦める事は出来ないんだ…。

芦屋くんに、

気持ちを伝えよう。

彼女がいても、

好きな人がいても、

気持ちを伝えて、

あとはそれから考えよう。

ぐちゃぐちゃ考えて何もせずに後悔するより、

何か行動して後悔した方が…。

うん。

その方がいい。








次の日。

私は放課後に芦屋くんに気持ちを伝えようと考えていた。

えっと…、

まず芦屋くんのクラス行って、

それで皆に見られるの覚悟で呼んで、

気持ちを伝えるんだ。

……うぅ。

緊張、はしてないな。

早くすっきりしたい。

まあ結果が分かりきってるから、

結果がどっちかなのかで緊張はしないな。






「……しろうちさ…っ」





ん?

誰かに呼ばれたかな。

ふっと声がした方を見ると、芦屋くんが女の子に腕を組まれている。

あの子、

前に芦屋くんに話しかけてた子。

私と同じ芦屋くんに恋してる子。





「ほら千里!」





ちさと?






「ちょっとちさ!照れてないで早く来な!」






ちさ?






女の子2人に連れてかれる芦屋くんの後ろに小走りで着いて行く女の子…。

あの子、ちさとって名前なんだ。

芦屋くん…。

ちささんが好きなんだよね。

あの子が、

ちさ…。

両思い…か。





私は今日告白しようと思っていたが、

少しためらってしまった。

でも…、

伝えるだけ伝えて、

今までありがとうって、

そう言って、

はっきりふられよう。

そう、決めたんだ。





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