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2人の初恋  作者: 夕陽
2人の初恋
17/21

遠くなった好きな人 ver龍磨

コメントありがとうございます♪

いつも見てくれて嬉しいですっ!

もう一つ小説書いたので、良かったら(o^^o)

ほんとに良かったらちらっとでも見てくれると…(泣)(笑)

そっちは2人の初恋終わったら続き書いていきたいです♪




最近、

城内さんを見かけないんだ。

いつもの電車にも、

ここ5日間いない。


……あ。

違うなこの前見かけた。

廊下ですれ違ったんだ。





「……ま!りょーま!」

「はっ…。何だよ勇太。」

「お前そのまま歩いてたら電柱に当たってたぞ?ほんと気を付けろよな。」

「…あ。ああ。悪いな。」






勇太は溜息をついた。

勇太は龍磨から何でも聞いている。

最近瑠衣が龍磨を避けているかもしれないこと。

なぜ避けているかは勇太でもわからないが、きっと龍磨のせいだろうと勇太は思っている。

勇太は悩んだ。

城内さんは多分、いや絶対に龍磨の事が好きだ。

その事を龍磨に言うか。

こんな事を関係のないただの友人が口を出していいものか。

そうずっと悩んでいるのだ。

でも、

これで両思いなのに離れて行くのは見てられない。






「なあ龍磨?」

「なあ勇太…。」

「ん?なんだよ。」

「もしかして…。彼氏に怒られたりしたんじゃないかな城内さん…。」

「……は?」

「例えばさ、彼氏に俺と仲良くしてる所見られてさ、浮気かー?!…みたいなさ。まぁ友達だけど男じゃん?」

「………ああ。」






そうか。

彼氏いるんだっけか城内さん。

もしや彼氏いるのに龍磨の事好きになっちゃったから、今龍磨の事避けてるのか??

それとも龍磨の言うとおりなのか?

まあどっちにしろ…、

城内さんも罪な女だね~。

俺、

こいつ見てたら恋愛すんの嫌んなるわ(笑)






「そうだ。廊下で城内さんとすれ違った時はどんな感じだった?挨拶した?」

「した。」

「城内さんどうだった?笑ってくれた?」

「くれた。」

「なんだよ!じゃあ大丈夫だろ!」

「……くれたけど、なんか違う。………俺の好きな笑顔じゃなかった…。」






そう。

笑顔でおはようって返してくれたけど、なんか違うんだ。


寂しそうな、悲しそうな、そんな表情をしていた。

近かった城内さんが、どこか遠くに行ってしまったみたいだった。






「お前…、なんかしたろ。」

「してねーよ!城内さんの看病して、そんで駅まで送って笑顔で帰ってったし。しかも俺が保健室行った時は話してないんだよ。勇太がゆうには城内さん保健室向かったんだろ?でも俺寝てて城内さんに会ってねーもん。」

「……んー。寝ぼけてなんか言ったんじゃねえか?」

「……かぁー!駄目だ!…なんにも覚えてねーもん。多分熟睡。」

「普通人は寝ぼけてる時の事は覚えてねーよ。」

「だよなあ…。なんか言ったのかもな。でも、もし彼氏関係だったら俺が話しかけるのは迷惑だよな…。」

「…あー。そうなるなあ。…まあ、どうしたらいいか自分で考えるんだな。自分で考えるしかないんだよ。俺の意見を聞いてそれで後悔したらお前が可哀想だろ?」

「……おぉ。だな。…ありがとな勇太。」






その日の夜、

俺はベッドの上で色々考えた。

城内さんの事を諦めるか、

城内さんの為を思って話しかけないが好きでいるか、

それとも城内さんに告白するか。

…告白は駄目か?

いや。

でも振られて終わる方がいいんじゃないか?

すっきり諦められるんじゃないか?

そうだよ。

…伝えよう。

城内さんに、

好きだと言うんだ。






次の日の学校、

俺は城内さんを探した。

だが城内さんは学校で見かける事はほとんどない。

だから、

俺は城内さんのクラスに行く事にした。

A組をそっと覗くと、

窓際に城内さんが座っていた。

相変わらず男共に熱い視線を送られている。





「……しろうちさ…っ。」





俺は城内さんの名前を堂々と呼ぼうとした矢先、誰かに腕を組まれた。





「龍磨っ!…あのね!ちょっと一緒に来てくれない…?……お願ぃ。」






あ。

この子はだいぶ前に三人組で教室乗り込んで来た子。

…すげえ。

俺顔覚えてんだけど!






「龍磨!お願いだよ!千里の話聞いてあげて?」

「そうだよ!とにかく目立たない所に…!ほら千里!…ちょっとちさ!照れてないで早く来な!」

「う、うん!」





………おいおいおい。

どこ連れてくんだこいつら。

龍磨は大人しくなっている人以外の2人に引っ張られていってしまった。




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