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2人の初恋  作者: 夕陽
2人の初恋
14/21

恋の進展ver龍磨


いやー。

なんか全然思いつかない!

やばいですね。

文章もおかしいなあ。




「あ、芦屋くん……?!」

「城内さん………?!」





「なーに突っ立ってんだこのアホが!仕事しろ仕事!!……あれ?」






仕事をしないで突っ立ってる俺を見て

店長がやってきた。

そんな店長を俺と城内さんは

ポケッと見つめていた。






「……な、なんだよ??龍磨お前こんな可愛子ちゃんと知り合いなんか?……え?!もしかしてお前の女?!え!ちょ、まじか!!それはお邪魔しちゃったな!悪いな龍磨!そうだっ。お前休憩とってないよな?もうそろそろバイト終わりの時間だろーに悪いな!ここで休憩してもいいぜ。んじゃごゆっくり〜。」





俺たちは口が開いたままに

なってしまっていた。






「……あ。なんかごめんな。うちの店長うるせんだ。………俺の女とかゆう誤解はあとで解いとくから。」

「ううん!私は全然だいじょうぶ…。」

「…………?。あにきとるうねえちゃしりあいなのか?」






俺は陸の声でハッとした。






「おい陸!なんで陸がバイト先来てんだ?……てかなんで城内さんと一緒??」

「あ…。それは…」






城内さんが何かを伝えようと

してくれていた。

だが陸が凄い笑顔でキーホルダーを

出して言った。






「あにき!!おれ!みつけたぞ!!」





陸は俺が買ってやったエースレンジャーのキーホルダーを見してきた。

昨日の夜に陸が俺に謝ってきたのだ。

無くしちゃったんだ。ごめん兄貴。

って。






「………陸!すげえな!よく見つけられたな!あの広い公園で!」

「おお!あのな!るうねえちゃが一緒に探してくれたんだ!へへへ!」






俺は驚いた。

礼を言おうと思い

パッと城内さんを見ると、

城内さんは可愛い笑顔でこう言った。






「えへへ。りく君凄い一生懸命探してたんだよ?あにきから貰ったのだから失くしたらあにきが悲しむって。」

「……へぇ。」





陸。

ほんとお前は優しいな。






「やっぱり陸だな〜。おい陸!俺がそんな事で悲しむと思ってんのか?もともとブーブーライダーと間違えて買ったやつだから買い直そうとしてたのになあ。」

「そうなのか!?わーい!わーい!あにきだいすきだああ!」





陸はぴょんぴょんと嬉しさを

隠しきれずに飛びまくっている。

ほんっと小さいうさぎみたいだ。

寂しいと死んじゃう。

いつもかまってかまっての

寂しがりや。

のくせして俺様気取りするからな。

そして城内さんの方を向いた。

城内さんは俺たちの事を

じーっと見ていた。






「城内さん?どうした??」

「ううん!なんでもない!」

「…あのさ、弟の面倒見てくれてありがと。すっごい助かった…。こいつ自分は何でも出来るとか思ってんだ。そんで、悪の…」

「ふふ。悪の大魔王って言い張るんだよね?」

「………ハハハっ。そうなんだよ。城内さんにも言ってたのか〜。俺と城内さんは陸の手下かなんかか?」

「ちがうぞ!!るうねえちゃはははうえ!あにきはちちうえだ!へへへへ〜♪」





その瞬間俺は焦った。

城内さんに変な事ゆうなよ。

城内さんは顔が真っ赤になっている。





「な!何言ってんだよ!ご、ごめん城内さん。こいつちょっと妄想癖があんだ…。」

「だ、だだだいじょぶ!!」






ハハっ。

だいぶ城内さんテンパってるな。

すっごい挙動不審。

………あーあ。

可愛すぎるな。






「そうだ。……城内さんすぐ帰る?俺もう少しでバイト終わるんだけど、俺、送ろっか?」

「…え?い、いいの??」

「ああ。もう暗いし、城内さん1人だと絶対に危ないしな。陸も城内さんのこと気に入ってるみたいだし。」






だって本当に危ないもんな。

ここら辺ナンパが多いし。

なにより城内さんが歩いてたら

誰かに連れてかれそうだ。






「ねえちゃ!おれといしょにかえろ??あにきと、ねえちゃと、おれで、さんにんでかえる!♪」






……仲良くなったなあ。

小さいうさぎと大きいうさぎが

じゃれてるように見える。

微笑ましいコンビだ。





「…じゃあ。ここで待ってるね?…残りの仕事頑張って!行ってらっしゃい。」





…!!!。

俺は一気に顔が熱くなった。

これはあれだ…。

城内さんが、

嫁さんみたいな事をゆうから。

馬鹿みたいだ。

こんな事で嬉がんなよ俺!

女々しいぞ!!





「あ。じゃ、じゃあ!少し待ってて。陸。あんま城内さんに迷惑かけんなよ?んじゃな。」





俺はそう言ってバイトへと

戻って行った。






そうだ。

あいつが城内さんに

メアドやったって言ってたよな。

俺だってまだ渡してないのに。

でもあれだもんな。

城内さんなんて久下のどストライク

だもんなありゃ。

面喰いにもほどがある。

………惚れてる俺もそうだな(笑)






そして忙しい時間が過ぎ、

俺は2人を迎えにゆき

帰る事となった。







「城内さんって子供の扱い馴れてんだな。陸がこんなになつくなんてめずらしんだぜ?」

「そうなの⁈私からしたらりく君は人懐っこい子なのかと思ってた…。」

「……う?おれ、なつっこいぞ…。」





俺の背中で陸の小さく遅い声が

呟く。

ああ。

きっとキーホルダーを探し疲れたんだな。






「陸…。眠いなら寝ろよ。そんなに城内さんと話してたいのか?」






すると陸は俺の耳に顔を近づけ

少し照れたようにこう言った。






「…おれ…はじめてあっていっぱいおはなしできたのはじめてなんだ……。すんげーだいすきだ…あにきもだいすきだ。るうねえちゃおれとけーこんしてくれないかなあ…。」





陸が眠くてもうろうとしているからか

すらすらと恥ずかしい言葉を発してくる。


そんなに城内さんと仲良くなれたんだな。

俺は無性に嬉しくなった。





「すんげえ好きだ。俺のお嫁さんになってくれ。って陸が言ってるぜ。ハハっ!その歳でプロポーズかよ。」

「あ…。ああ!えへへ。そっちか。は、恥ずかしい///…。」

「ん??」





城内さんが凄い顔を赤くしている。

陸にプロポーズされて照れてんだな。






「ううん!!りく君!……あれ?眠っちゃった?」

「あ〜。寝たか。そういえばさっきより重いな。」

「疲れちゃったんだね。最初泣きながら探してたしなあ…。」






陸はすやすやと寝息をたてている。





「………そうだ城内さん。」

「ん?どうしたの?」

「さっきの、バイト先のやつに貰った紙切れ貸して?」

「紙切れ…。ああ!うん!はいどうぞ!」

「ありがと。…これ、俺が貰っとく。」

「…え?う、うんいいよ?」

「……城内さんには、好きなやついるだろ。あいつチャラいから、きっと毎日メールとかするだろうし、しつこいんだあいつ。」






何より城内さんが久下と

連絡しあってるのが嫌だ。

良いやつだけどな〜。

俺はメアドが書かれた紙を

ポケットにしまった。





「…そういえば、芦屋くんも好きな人いるんだよね。」

「…え!!な、何で知って…」

「あ!あの、クラスの人が話してるの聞こえて…、ごめん。勝手に聞いちゃって…。」






……まじか。

まさかだけど俺の好きな人が

城内さんだってことは知らないよな?

知られちゃ困る…。

……いや。

知られても…。






「その、俺の好きな人の名前とかは…」

「あ!そこまでは知らないから安心して!」

「そ…そか。そりゃそうだよな…。」






…だよな。

よかったよかった。

…よかったが、

少し残念な気もする…。







「芦屋くん!芦屋くんの好きな人ってどんな子?!」

「え…?!あ、ああ。えっと…」






俺の目の前にいる人。

…なんだけどな。






「…可愛くて、まじで可愛くて。人の楽しんでる所とか仲良くしてるのを見るのが好きみたいで、その笑顔がほんと可愛くて。……うん。笑顔に一目惚れ。」






城内さんは優しい眼差しで

俺を見つめている。

…少し悲しげにも見えるが、

気のせいかな…。






「……城内さんは?相手どんなやつ?」

「…えへへ。芦屋くんと一緒だな。……ほんとに全部がかっこよくて、私も。笑顔に一目惚れ…。」

「……そか!一緒だな!…お互い、頑張ろうな。」

「…うん。あ。駅に着いたし、ここまででいいよ?りく君も早くベッドで寝かしてあげたいし。」

「そか。家まで送ってやれなくてごめんな。」

「ううん!今日はほんと楽しかった。ありがとね。」

「こっちこそ、陸の世話してくれてありがと。…よかったらまた陸と遊んでやってくれ。」

「え!うん!もちろん遊びたい!」





城内さん、

凄い嬉しそうだ。

陸、よかったな。

両想いじゃねーか。






「あいつすげえ喜ぶよ。」

「私も嬉しいな。」

「あ。じゃあ連絡先知ってた方がいいか。陸からの伝言とかメールする。……あ。大丈夫!久下みたいには迷惑かけないから。」

「ふふっ。芦屋くんからのメールだったら全然迷惑じゃないよ。」





嬉しいこと言ってくれるな…。

優しいな城内さんは。

それはそうと、

城内さんのメアド貰えた。

女にメアド教えてって

言ったことないからなんか

緊張した。





そうして俺たちは連絡先を

交換し家へと帰って行ったのだ。




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