意思
よろしくお願いします
「………まぁ、うん……。結局のところ君の執事君がいろいろやってたってことだね。」
「……」
「よくよく考えちゃ、先代の汚点とまで思っている王様が噂話が広まることを考えなかったわけがないよな。
緘口令ぐらい敷かれたよなそりゃ。
俺も俺で転がり込んできた美味しい貿易話に乗っかったけどさ。ちょっと出来すぎてはいたな。もしやと思ったところで丁度この人のお屋敷にお呼ばれしちゃったんだからね。」
「アル……」
「レオナルド様。出過ぎた真似をしてしまい申し訳ありません。ただ、貴方様の幸せを願っていることは事実でございます。」
「……ううん。僕こそごめんね。」
「レニー?」
「僕が情けないばっかりにアルに迷惑かけちゃった。」
「レオナルド様!それは違います!」
「違くないよ、僕が流れに身を任せてフラフラしてたからさ。僕なんかよりずっとアルの方が僕のこと真剣に考えててくれたんだね。」
「……」
「僕、本当にみんなに助けられてばっかり!学校ではジェリーが友達になって毎日励ましてくれてたし、卒業してからはヴィンスが住む場所をくれた。そして、ずっと隣でアルが支えててくれてた。」
「レニー……」
「僕、みんなのこと大好きだよ。そりゃあ父様や母様に会えなくて寂しく無いって言ったら嘘になるけど。その代わりにみんながいるからね。さっきも言ったけどみんなとずっと一緒に居たいよ。もちろん、アルともね。」
やっとアルと目があった。
「だからそんなに思い詰めた顔をしないで。大丈夫。アルがいつも僕を見守ってくれてたのは知ってるよ。」
「レオナルド…様……」
「これからも僕の、僕だけの執事で居てくれるかい、アルフレッド?」
「っ!はい、私めを、レオナルド様の執事として、いつまでも……いつまでもお傍にお置きください!」
お読みいただきありがとうございます
最後のウィリアムの発言にヴィンセントとジェラルドは
人たらしだな〜〜俺も僕だけのとか言われて〜〜
て思ってます。




