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辛い時に書く  作者: えいのじ
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2021年3月12日

やってもやらなくても後悔するなら生まれなければよかった。なにしたってどうしたって辛い。これでよかったという結末にたどり着くことはまずない。100回に1回ぐらいの確率でもしあったとしても覚えていない。そんなさざなみのような感情は他の99回の地獄のような感情でかき消される。前など見えない。死ぬしかないんだ、この感情から逃れるためには。いや、どうせ死んでも逃げられないんだろう。そして死んだ先で死んだことすら後悔するんだ。死んでも苦しみは消えないんだって。死ぬほど辛い方がマシだったってオチなんだろ。人生が好転することなんてないんだから。例え人生が終わっても。けど、生きていても後悔しかない。現に今こんなに生きてるくらいならさっさと死んでればよかったとしか思わない。確実に。この先生きていても地獄でしかない恐怖が毎日を支配している。この先どころかもう地獄。更に深い地獄に行くとわかっててもすでに立ち止まっていられない。わかってても逃げるしかない。じっとしていられないから。耐えられないから。底無しの沼のように落ちるしかない。地獄に底はない。けどきっと何をしててもこうなったのだろう。なるようにしかならないんだから。だと思うと、やはり生まれるんじゃなかったという結論になる。まぁ俺が自分の意思で生まれたわけじゃないが。そうなると俺を産んだ人間が悪い。死をもって償っても甘いくらい。人を地獄に突き落とした、産み落とした存在、それに関わった全ての人間が血をぶちまけて死に値してほしいほど憎たらしい。憎い。憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い。

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