#ユウマオ配信 〜ハロウィン雑談2〜
ハロウィンの雑学語りたい回
「さて、ハロウィンの話になるのじゃが・・・そもそもハロウィンとは何か?
2人とも知っておるかの?」
「うーん、何だろう?
色んな人がお化けの仮装して騒いでいる祭りってイメージかな?
リーブ先生は分かる?」
「これって確かケルト民族の新年祭とかじゃなかったかな?
それがヨーロッパに流れてキリスト教と一緒に世界中に拡散したとか何とか」
・え、そうなの?
・コスプレして馬鹿騒ぎするイベントだと思ってた
・かぼちゃを顔の形にくり抜く日だと思ってたわ
「おお〜さすがはリーブ先生じゃのう。
元々はケルトのドルイド信仰が元になっておったそうじゃのう。
そこでは冬が一年の最初の日としていたために10月31日が一年の締めくくり。
11月の1日から新年としておったそうじゃ。
新年祭とは収穫祭でもあったらしいのう。
火を焚いて祭を行い、各家庭にその火を持ち帰る。
新しい火を付けなおすことによって悪い霊を退けられると考えられていたそうじゃ」
「僕はそこまで詳しくなかったけどね。
でも、漫画のネタとして使うから調べたことはあったのよ」
「リーブ先生の癖に凄いじゃん」
「癖には余計でしょうよ。
ほんま、こいつは」
・癖にw
・しかし、勉強になる
・なんとなく今のハロウィンを思わせるものもあるな
「ハロウィンと言えばカボチャが有名ではあるが、この呼び名は知っておるかの?」
「はい!ジャコランタン!!」
「そりゃ砕きまくった言い方でしょうよ。
ジャック・オ・ランタンが正しい言い方」
「うむ、リーブ先生の言う通りじゃな。
しかし、かぼちゃをモチーフにしたのはアメリカに渡ってからとも言われておるのう。
その前のヨーロッパ時代は名前も違うし、かぼちゃを飾ると言う風習も無かったのじゃ」
・ウィルさんだっけ?
・初めて聞く話ばかりだ
「そうなの?
じゃあカボチャの代わりに何か飾ってたのかな?」
「うむ、先ほども言った通りにこのイベントは収穫祭だったわけじゃ。
なので玄関にはおおきな蕪を飾っていたそうじゃぞ」
「ほ〜それは知らんかったわ。
ウィル・オ・ウィスプとジャック・オ・ランタンが同じってのは聞いたことがあるけど」
「正にその通りじゃのう。
ウィルとジャックは日本で言う太郎レベルにありきたりな名前という意味じゃな。
言うなれば何処の誰かも分からぬ男という意味があるそうじゃ。
そのウィルじゃが死んだ時に死後の管理をするものを騙くらかして生き返ったそうじゃ。
しかし、2回目に死んだ時に嘘は全てバレており天国にも地獄にも行けず霊体のままで彷徨うことになった。
1人彷徨うウィルを哀れに思った悪魔は燃える石炭を一つ渡した。
夜中に石炭を持って彷徨うウィルの姿は鬼火として人々に恐れられた・・・と、まぁこう言った話じゃな」
「へ〜、それがアメリカではジャックさんに変わったって事なんだ?」
・そういう意味だったんだ
・鬼火のことをそう言うのか
・要は人魂ってことだよね?
「そう言うことじゃな」
「マオちゃんってこの世界に来たばかりの割にやたらと詳しくない?
勉強したの?」
「うむ、興味が出たことはなんでも調べてしまうのう。
前の世界にいた頃には本棚の本をかたっぱしから読み漁っておったのじゃ。
しかし、この世界はスマホで検索すると何でも簡単に出てくるから便利じゃのう」
「それは僕も思うなぁ。
こっちに来てから魔法とか使えなくなったけど不便だって思わないもんね。
それよりも便利なものがいっぱいあるし」
「優れた科学は魔法と変わらないって話が何処かにあったしなぁ。
様々な用途別に色んなものが作られている以上こっちの世界の方が便利ってことなのかもなぁ」
・色々と考えせられるな
・何でもチートで好き放題!は話の中だけか
・それでも異世界行ってみたい欲はある
「話が逸れたが次はリスナーからのハロウィン体験談が来ておるからそれを読んでいこうかのう」