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ホラー系TRPG回 プレイパート 4

「貴方達は月穂の運転によって岡崎の屋敷へと辿り着きました。

岡崎の屋敷は山の中にあり、徒歩で帰るのは出来なくは無いですが面倒です」


「これって道中は特に問題なく屋敷の前まで来たって事でいいの?」


「そうですね。

車内で月穂に会話を試みても、プライベートな質問はご遠慮ください。

もしくは、それは岡崎に聞いてくださいの2択です」


「なるほどのう。

因みに岡崎の屋敷は外から見てどれだけの広さがあるか分かるのではないか?

ダイス判定要らない程度の情報を頼むぞ」


「そうですね……学生である貴方達はパッと見で構造は分かりませんが、個人で住むには広すぎる建物という印象を受けます。

インドア派のゆうまは、本でよく出てくる貴族の屋敷という印象を受けます」


「外で分かる情報は少なそうネ。

中に入ってみまショー」


「月穂に案内されて中に入ると広々としたロビーに出迎えられます。

正面には二階に登る大階段があり、そこからロビーの上側に向かうことが可能です。

正面には大階段の左右から奥に入れる扉が見えました。

月穂はそちらの方には近付かず、入り口から入ってきた貴方達から見て右側の中央にある通路に向かって行きます。

逆方向にも同じような通路があり、このロビーは左右対称で作られている事を貴方達は想像出来るでしょう」


「よくある洋館って感じだね」


「ゾンビが出てきそうデース」


「このゲームでこういう屋敷はあながち間違っておらぬかも知れぬぞ」


「通路はすぐに左に曲がる作りになっており、そのまま真っ直ぐ進んでいく。

そのまた突き当たりの手前にある左の扉の前で月穂は立ち止まる。

左に曲がってから直進した通路には左側に扉が2個、右側に扉が3個ある。

左側手前の部屋は食堂、右側は調理場や倉庫があるそうだ。

月穂は扉を開くと3人に入室を促した。

どうやらこの部屋は来客用の会議室になっているらしい。

貴方達が席に着いたのを確認すると月穂がお好きな飲み物を持ってきますと言っていますがどうしますか?」


「無いとは思うのじゃが、中に何か仕込まれていると嫌じゃのう」


「こういう時は宗教上の問題って言うと断りやすい聞いたネ!」


「一体どう言う知識じゃ……まぁ、よい。

ゆうまが妙なオカルトジンクスにハマっておって自前の飲み物以外は飲めぬと言うことにしておこうかの」


「僕のキャラクターに被害甚大だけど仕方ないか」


「それでは月穂は釈然としない顔をしながらも貴方達の提案を受け入れました。

岡崎を呼びにいくと退室しましたが貴方達はどうしますか?」


「当然家探しするんだけど、部屋を荒らしてるところは見られたくないな。

僕の耳が良いから扉の前に張り付いて2人には部屋を探してもらおうかな」


「その前に扉は一つしかないのであろうか?

左右対称なら妾達が入ってきた反対側にもあって良さそうじゃが」


「反対側に扉はありません。

出入り口は一つですね」


「それではユウが見張り。

私たちが探索でーす!」


「では、部屋の中を物色するダイスロールをどうぞ」


「……く、失敗じゃ」


「それでは、まゆは苦労の甲斐もなく何も見つけられませんでした。


「次は私の番でーす!

……失敗でーす」


「では、特に何も発見できなかったと言うことで。

その後はゆうまで聞き耳をお願いします」


「……成功だよ!」


「それではこちらに近づいてくる足音が二つ聞こえてきました」


「じゃあ、2人に合図をして席に戻るよ」


「はい、それでは問題ありませんね。

扉が開いて月穂と雑誌で見た男性が入ってきます。

貴方達はそれが岡崎教授だと分かったところで次の場面に移りましょう」

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