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#バレンタイン体験談 1

流石に今回の話は創作です。

実体験ではありません。

「こんユウ!」


「こんマオなのじゃ」


・こんユウ〜

・こんマオ〜


「今日も色々と話をしたいんだけど、とりあえずマオにハッピーバレンタイン!」


「妾からもユウにハッピーバレンタインなのじゃ」


・開幕てぇてぇ

・ありがたや〜


「リスナーも予想している通りにお互いに手作りチョコなんだけど実は」


「一緒に作っておったから中身は知っておるんじゃよな。

そんなわけでそれ程大したことはしておらんぞ」


・一緒にチョコを作ったと聞けただけで満足だが?

・私は一向に構わん!!


「どんだけって言いたい所だけど、僕とマオが仲の良さがずっと続くように願ってくれてるわけだし、ありがたいと思わないとね」


「そうじゃな。

その点には素直に嬉しく思わねばのう。

という訳でバレンタインデーなのじゃが、実は事前にリスナーからバレンタインの思い出話というものを集めておる」


「今日はこれを公開していこうって話。

僕たちのバレンタイン話はさっき公開したからお相子って事でよろしくね」


「先ずはハンドルネーム『湯煎でなくお湯を直掛けしたチョコ』さん」


「それお湯が混じって薄くなってない?」


「ユウさん、マオさんこんにちわ。


割と定番の話かもしれませんが、バレンタインの日に机の中にチョコレートが入っており、喜んで手に取ったのですが名前が別の人。

どうやら隣の席と間違えたらしく、まだ隣の奴は登校していなかったので、そっとそちらに入れ直しました。


よく聞く話じゃが創作の中でじゃな。

現実でも席間違えなどあるとは驚きじゃのう」


「でも、それをちゃんと本来の相手先の席に届けてあげるんだから優しいよ。

その2人が結ばれたら恋のキューピッドじゃん」


・良いやつだな

・涙拭けよ


「次の話はハンドルネーム『チョコレートよりも漬物が好き』さんじゃ」


「清々しいくらいに甘いものが苦手なのを主張してくるね」


「ユウさん、マオさん、いつも配信楽しく見ています。


自分には毎年義理チョコをくれる幼馴染がいたのですが、バレンタインの日が日曜日で学校が無かったので今回はないかなと思っていました。

お返しが面倒だったのでそれでも良いかと思ったのですが何と宅配便でチョコが送られてきました……着払いで。

お返しは同じく着払いで送っておきました。


2月と3月は閏年でない限り同じ日に同じ曜日が来るからのう。

意趣返しとしてはお見事と言った所かのう」


「でも、着払いでもチョコ用意して配達頼んで伝票書いてって意外と労力使うからね。

それをしてくれる人が身近にいるだけありがたいと思わない」


「確かにその通りかもしれんのう」


・女の子の幼馴染がいるだけ勝ち組

・チョコくれる幼馴染とか幻でしょ?


「コメント欄も熱を帯びてきたのう。

一旦冷ますために休憩しようかのう」


「それじゃコーヒーでも淹れてからさっきのチョコ食べようか。

皆も少し休んでて」

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