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#ルナの銃の歴史講座 2

予約投稿し忘れてました。

「16世紀に入ると引き金を引くことで点火孔に火縄が押しつけられて火が付く火縄銃が完成する。

所謂マッチロック式といわれている銃が世界に誕生した」


・日本にも伝来した銃だね

・マッチロック式って言うんだ

・マッチロックガンナーとか聞いたことあるな


「マッチロック式の優秀なところは両手で持てると言うことだと思う。

両手で持つことで命中率が格段に上がるから……それに伴って命中率というものに重点が置かれるようになっていく」


・今までは音と煙出せば良いって話だったもんね

・命中低くて威力も無いなら弓の方が遠距離武器として優れていたわけだしな


「今までは棒状だったものが歪曲させて持ちやすくしたり、銃身の上に照準を付けたりという工夫がされるようになる。

これで私たちが知る銃にかなり近付いたと言える」


・確かに

・かなり現代の銃に近くなったね


「さっきのコメントでチラッと話している人がいたけど、この火縄銃が種子島に伝来したと言われている。

1543年で以後予算増えるって語呂合わせで覚えた人も多いはず」


・聞いたことがある

・キリスト教は1549年だっけ


「火縄銃は強力な武器だったけど強過ぎた。

何せろくに訓練をしていない農民に持たせても活躍してしまうから。

だから徳川幕府は様々な制約を設けて鎖国をすることで火縄銃が普及する事を防いだ。

このせいで江戸後期に入るまで日本の銃文化は完全に停滞する」


・江戸時代に銃って確かに聞かないな

・まだ刀持ってチャンバラやってるイメージ


「一方でヨーロッパは火縄銃では満足できない身体になってしまった。

火のついた縄を持ち歩く、雨や雪で使えなくなる、火縄の臭いで気付かれるなど欠点が沢山出てきたから。

そこで火打石と銅のヤスリを擦り合わせて発火させるスナップハンス式と呼ばれる銃が開発された」


・満足できない身体www

・弱点は多いよね

・あれ?フリントロック式じゃないの?


「フリントロック式が出てくるのは17世紀頃。

スナップハンス式を更に改良したフリントロック式は信頼性が高く、これから2世紀に渡って使われ続けることになる。

この間に現代と同じくマスケット銃、カービン銃、ドラグーンに、ピストルまで様々な形状の銃が誕生した……んだけど、このフリントロック式が活躍していた時代に日本は鎖国をしていたので置いて行かれている状況だった」


・本当だ!

・幕府が誕生して衰退するまでがフリントロック式とかぶってるのか!!


「ここからは雷管の開発で劇的に変わってくる……のだけど、結構話して良い時間になったから今日はここまで」


・楽しかった

・勉強になったよ


「私も先生になったみたいで楽しかったよ……ありがと」


・ボソッと言うありがとの破壊力よ

・尊み


「こんな配信でいいならまたやってもいい。

またね」


・おつかれさま〜

・またね〜




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