#ユウマオ放送 〜昔のホラゲー配信〜
「おはユウ〜」
「おはマオ〜」
・おはユウ
・おはマオ
・おはユウマオ
「今日はゲーム配信していくよ!」
「う、う、う、うむ。
サムネの通りに今日の題材はホラーゲームじゃな」
・おお〜楽しみ
・ユウちゃん、ホラー強そう
・マオちゃん大丈夫か?
・声震えてない?
「まぁ、これは昔のゲームだからあんまり怖くないんじゃないかな?
マオでもこれなら平気でしょ?」
「な、な、な、何を言っておるか!
妾はホラーなど怖くはないわ!!」
・せやな
・草
・あっ(察し)
・魔王様がんばえ〜
「じゃあ、今日はマオがメインでプレイしてもらおうかな」
「ま、ま、ま、任せるが良いぞ!!」
「えーと、このゲームはホラーだけどRPGなんだって。
館の中を探索しながら脱出を目指すゲームなんだって」
「ま、先ずはパーティメンバーじゃな・・・この中から3人選ぶのかえ。
この仕切っている主人公っぽいのに女の子2人つけようかの。
男は要らぬ」
・やっぱり百合じゃないか
・せやな
・おとこはいらん
「館内には武器が落ちている他にクリアーに必要なアイテムも落ちてるみたいだね」
「ふむふむ、なるほ・・・ぎゃあああああ!!
なんか画面から来た白いのに仲間が拐われたんじゃが!」
「え、何々?
ああ、白い幽霊は触れた仲間一人をどこかに連れっていくらしいよ。
三人並びだと工夫しないとダメみたいだね」
・アレかw
・初見は仕方ないよな
・この展開は・・・楽しみだ
「と、と、と、とにかく仲間の所に戻らねば・・・って、ああ・・・こんな時に敵が」
「無理せず合流まで逃げたら?」
「何を言うか!
ここで逃げたら魔王の名が泣くわ。
それに序盤じゃから一人でも何とかなるじゃろ」
「大丈夫かな?って、ああ。
やっぱり死んだか」
「これは死んだらどうなるのじゃ?
仲間が迎えに来て生き返らせるとかかの?」
「マオさんに残念なお知らせがあります。
このゲームは死んだらそのキャクターは脱出失敗!
二度と戻ってきません!」
「ええ!!そんなシビアなのかえ!?」
・そうそう
・エンディングも変わるんだよな
・来るぞ
「そして死んだ後の名物といえばこの死亡シーンだそうです!」
「む、む、む、昔のゲームじゃしそんな・・・ああああああ!!!!」
・悲鳴たすかる
・悲鳴たすかる
・マオちゃん大丈夫か?
・草
・草
・草
「おーい、マオ?
・・・ごめん、みんな。
マオ気絶しちゃった。
しばらくすると起きると思うから、ここからは僕が代わりにやるね」
・クソザコ過ぎて草
・ビビって気絶する魔王様かわいい
・これは切り抜かれますね
「うーん、ここがこうなって。
あ、多分これ使うのかな?
あれ、このアイテム戦闘中に使えるね」
・すげースイスイ進む
・さすが勇者
・本当に初見?
「初見プレイだよ〜さっきのはマオに伝える為の最低限の情報をスタッフに抜粋してもらっただけだから。
まぁ、現役の時もこんな感じの意地の悪いダンジョンあったからね」
・なにそれ?
・詳しく聞きたい
・勇者時代の話キタコレ
「人間側の試練の洞窟とか言って勇者を試したり鍛えたりする洞窟がいくつもあったんだけど、妙な謎解きとか複雑な迷路とかになっててさ。
それに比べたら魔族の砦とか単純だったんだよね。
今なら分かるけど、アレは人間の底意地の悪さが出てたね」
「魔族は良くも悪くも力が一番の種族じゃからな。
罠など張る暇があるなら力を鍛えて真正面から突破するのを好むので仕方ないな」
・やっぱ人間ってダメだわ
・あれ?起きた?
「あれ?マオ起きてたの?」
「さっき起きたのう。
配信中にすまんかったの」
・おはよう
・おはよう
・おはようございます
「うーん、それじゃマオも起きたし時間の都合も良いからここで一回切ろうかな?」
「現役時代の話も少しだけできたしの」
「それじゃ今日の配信はここまで!」
「魔王軍はいつでも部下を募っておる。
チャンネル登録や高評価を頼むぞ」
「勇者の仲間も募集しているならね!」
「それじゃまた次回」
「またね〜〜!」