#ユウとマオの新人紹介コーナー 1
すこしタイトル変えました。
「こんユウ〜」
「こんマオ〜」
・こんユウ
・こんマオ
「今日は年越しライブの時に本業が忙しくて来られなかった花鳥風月をゲストに呼んでいるよ」
「こちらの方が副業ゆえに中々出番の少ない彼女達ではあるのじゃが、本業のことも含めて色々と聞いていきたいのう」
・おお!
・それは楽しみ
「今日は代表で風担当のカザが来てくれてるみたい。
おいで〜」
「あ、あの!呼ばれてやってきたカザです。
よろしくお願いします」
「ふむ、緊張しておらぬか?」
「それは緊張もするよ!
この接続人数?ってのが今見てる人達の数なんでしょ?」
・見てるぞ〜
・いらっしゃーい
・ようこそ
「見られていると思うと緊張するかもしれないけど、そのうち慣れるって。
所で直前に連絡入ってきたんだけど今日も仕事だったって?」
「あ、うん。
今日辺りで落ち着きそうだけど年始のこのシーズンって境目があやふやだから」
「そうなのかえ?
めでたいシーズンじゃから悪霊など悪さ出来なさそうじゃが」
・この時期に幽霊出るってイメージないな
・初詣で聖なる加護とか得てそうだけど
「うーん、僕も理屈はよく分かってないんだけど。
神様の世界と私達の世界の間に妖怪や幽霊が住んでいる所があって、幽霊は私たちの世界に寄った場所にいるんだよ」
「中々面白そうな話じゃな」
「それで初詣って行った人が神様にお祈りや願い事を捧げるじゃない?
普段のお詣りなら問題ないんだけど、初詣くらい人が集まると神様の世界に届く位の影響を与えちゃうんだよ。
それで、その間にある世界達も影響を受けて現世に干渉しやすくなるんだって。
それで……バド、ごめん。
なんて書いてあるか読めない」
・えっ!?
・急にどうした?
・バドちゃん近くにいるのか?
「カザにしては上手いこと説明しておると思うだが……お主、カンペを読んでいただけであったか」
「そんな近くにいるなら参加すればいいのにね」
「今日はそうやって集まってきた幽霊達の足止めを頼まれてて、皆疲れちゃってるから。
僕もジャンケンに負けたから」
「ほーう、つまり仕方なく先輩である僕達とのコラボに出ていると言うことかな?」
・あっ!?
・藪蛇や!
「いやいやいやいや、そ、そんな事は全然ないよ。
僕もユウやマオと喋るのは久しぶりで本当に楽しみだったし。
ただ、今日の戦いは本当にしんどかったんだって!」
「そういえば足止めとか言っておったのう。
詳しく話すが良い」
「うん、じゃあ遠慮なく話させてもらうね」