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#コンビニ経営しよう 2

「最初は難易度を選ぶんじゃな……どれ、ノーマルから始めてみるかの」


「それがいいっスね。

ぶっちゃけイージーの方がクリア条件難しいっスよ」


「それは本末転倒では?」


「言い方が悪かったっスかね。

経営では簡単になってるんスけどクリアー目的が面倒なんスよ」


・なるほど

・難易度毎にクリアー条件違うのね


「最初は店を建てる場所を決めるのじゃな……ここはやはり妾達より前に出店している店を潰すつもりで近くに置くとするかのう」


「いきなり無謀ではないっスか?」


「直ぐに勝てると思わんが店をグレードアップさせていき従業員を鍛えれば不可能では無かろう」


・王道な気はするけど

・この判断が吉と出るか


「自分はアドバイザーなんでオーナーの言う事に従うっスよ。

それじゃあ、次は内装選びっスかね」


「最初じゃから全て安いもので様子を見てみるかのう。

必要に応じて効果の高い物に変えていくとするかのう。

従業員もよく分からぬから適当に……ふむ?

これは3人しか雇えぬシステムなのかのう?」


「そうっスね。

かなり無茶苦茶な話っスけど、一店舗に付き店長とバイト2人の3人しか使えないっス。

この3人で24時間お店を回していく事になるっスよ」


・は?

・嘘だろ……

・無理じゃんw


「そ……それはブラックすぎるのでは?

休みとか仕事終わりとかどうするのじゃ」


「この人達の家は今日からこの店っス。

彼らは24時間店にいて体力が無くなったら休憩室で休む事になるっスよ」


・ブラックってレベルじゃねぇぞ

・奴隷よりひでぇや


「そ、そうなのじゃな。

先程は安い物でいいと言っておったが休憩室は豪華にしてやるべきじゃな。

そうでなければ悲しすぎる」


「そうしてあげて欲しいっス。

因みに24時間フル出勤で時給換算すると彼らの時給は300円前後になるっスね。

ゲームならではとも言えるっスけど」


「なんじゃろうな……まだ始める前なのに既にヤバい雰囲気を感じておるのじゃが。

これはマトモにプレイできるゲームなんじゃろうか?」


「……ノーコメントでお願いしたいっスね」


・察し

・まぁ、そうだろうね

・ヤバそうじゃなくて既にヤバいんだよなぁ


「まぁ、良いのじゃ。

とりあえずはこれで始めてみるとするかのう」


「見守ってるんで頑張って欲しいっスよ!」


・頑張れ!

・マオちゃんなら出来る!!

・俺もマオちゃんの経営するコンビニに行きたい!!

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