八景島へ遊びに行こう 6
クラゲゾーンの衝撃的な体験にダメージを受けながらも2人は次のエリアに進む。
案内を見るにここが最後だと分かったが、今までと違い建物の外に出るエリアだと言うことも分かった。
野外エリアがある水族館といえば池袋もそうであるが、八景島の野外エリアはその規模を超えた広さであった。
「ただいま、餌やりの時間となっていまーす!
自由にあげれる餌を販売しているので是非お楽しみください。
また、カピバラのエリアでは触れ合い体験をしております!」
野外エリアに足を踏み入れると現在行っているイベントを案内するお姉さんの声が聞こえてきた。
運良くイベント時間に来れたことを知ったユウとマオは早速触れ合いコーナーに足を運んだ。
そこには案内されたようにガチャガチャがあり、その中に餌の詰まったカプセルが販売されていた。
お値段は100円とお手頃だったのでユウは早速お金を入れて回してみた。
ゴロンと落ちてきたカプセルの中にはピーナッツ程度の大きさの餌が詰まっていた。
「これなら一個で2人楽しめそうだね」
「では、少し分けてもらおうかの」
マオはユウから少し餌を受け取って目の前の池に投げ入れる。
すると池の底からどこに隠れていたのかと思うほどに無数の鯉が口をパクパクさせながら現れた。
「僕も投げてみようっと」
ユウは持ち前のコントロールで奥の方にいてアヒルに向かって投げる。
見事狙ったアヒルの前に落下した餌は狙い通りに口にした。
「上手いもんじゃのう……次は妾の番じゃな。
狙うはあのフラミンゴじゃな」
マオはこの池の中で最も大きいフラミンゴに向かって餌を投げる。
餌はフラミンゴに向かって一直線に飛んでいき体にぶつかってそのまま池に落ちていった。
池に落ちると当然ながら鯉がら現れてパクパクしながら餌の奪い合いを始めた。
「中々上手くいかぬものじゃな」
「こういうのは上手くいくいかないじゃなくて楽しんだものが勝ちだよ。
折角だし次はカピバラでもいく?」
「そうするとしようかのう」
2人は池の裏側、カピバラ達との触れ合いコーナーに向かった。
「早速撫でて……って固い!?」
「見た感じ毛が柔らかそうに見えるのじゃが、そんな事は無かったのう。」
「まぁ、これも貴重な経験って事で」
「そうじゃな……しかし、まだまだ先は長いね」
そう……2人が時間かけて回ったのは入り口にある触れ合いコーナーのみ。
野外コーナーの広さに若干ワクワクしながら先へ進むのであった。




