#記念日凸待ち配信企画 4
2023/06/10 誤字修正受け付けました。
いつもありがとうございます。
「もしもーし!」
「ユウちゃん、マオちゃん誕生日おめでとにゃ」
・にゃという事は
・誰かすぐ分かるな
「おお、ありがとうなのじゃ。
自己紹介をしてもらっていいかの?」
「了解にゃ。
個人で活動している火車猫ニャよ」
「火車猫さん、ようこそ〜」
「今日は久しぶりの人が多く来てくれて嬉しいのう」
・本当に久しぶりだな
・いらっしゃいませー
「本当に久しぶりにゃよ。
最近2人は売れっ子だから中々誘いにくいにゃね」
「それは本当に申し訳ない。
恐竜島のイベントやってた時なんかは特にバタバタしてたからね」
「あの時が忙しさのピークだった気がするのう」
・アレは本当に大変そうだった
・忙しそうだったよね
「いや、あれリアルアイムで視聴してたけど狡いよ。
労力がかかってるのは分かるけど、その積み上げてきたものを全部そこに注ぎ込んで戦争するとか面白くならないわけないじゃん。
会社という組織力ならではの企画だけど正直うらやましかったよね。
出来るなら私もあんな大型企画やってみたいよ」
「そんなに言うなら自分で会社立ち上げてプロデュースしたらいいんじゃない?
自分でアバターのデザインして動かすのは……火車猫さんはトラジローパパが担当してたんだっけ?
そこに頼んでみるとか」
・もうにゃが無くなった
・ノルマ達成
・火車猫プロダクションか
「ふむ……それはありではないか?
この間仕事が処理しきれなくてパンクしそうだと話しておったじゃろう?
デビューさせるまでは大変じゃろうが、そこに自分に来ているVの仕事を割り振ったらどうじゃ?
生々しい話じゃが個人で扱える量を超えてきているから値段を釣り上げておる状況じゃろう?」
「最初はそんな無茶な話って思ったけど意外と良いかも?
確かに火車猫のギャラってかなり高くなってるから、新人雇ってこの子ならこの値段で大丈夫ですよ〜間接的には私もサポートしますよ。
って受けるのは良い気がしてきた」
・そんなにギャラ高いのか
・仕事の依頼が大量に来たら高くなるのは当然か
「それだけ稼いでるんだから何ならデザインも自分がやらずに信頼できる人に外部委託でも良いと思うんだよね。
横の繋がりで良い絵師さんいっぱい知ってるでしょ?」
「確かに〜リーブ君にもお願いしようかな。
これでデビューしたらウチの新人だけど2人の妹分にもなるし」
・意外なところからリーブママに仕事がw
・リーブママが過労死するのでは?
「おお、それは良いのではないか?
会社の枠を超えたコラボなど熱い展開ではないかの」
「確かに……ちょっとこの件は前向きに考えてみる。
後でそちらの社長に話を伺いに行くかもしれない」
「多分見ておるから伝わっているんじゃないかの?」
・見てそう
・いそう
「そっか、今日は相談に乗ってくれてありがとう!
早速マネージャーとも相談して動いてみるよ。
2人ともまたね〜」
「はーい、またね……って、何の話だったんだ?」
「元々は妾達の誕生日祝いだったはずじゃがな」
「何なら途中から火車猫さんじゃなくて閻魔先生と話してたよね?」
・確かに
・自然すぎて気付かんかったわ
「あまりにも自然すぎて忘れていたのう。
しかし、悩みが解決できたのは良かったのう」
「確かに……という事で次かな」