#ユウマオ配信〜雑談配信〜
「おはユウ〜」
「おはマオ〜今日の妾は新衣装で大人バージョンじゃ」
・おはユウ
・おはマオ
・おはユウ
・マオさん美しい
「今日は半年を記念した雑談回になるんだけど、何の話しようか?」
「やはり皆が興味あるのは向こうの世界の話であろう。
妾達はもう戻れんし戻る気もないのじゃが、偶には思い出してみるのも一興というものじゃろう」
・帰らないで
・ずっとこっちにいて
「そうだね〜あっちの世界に未練が無いかと言うと嘘になるけど、あそこじゃ勇者という形でしか僕のこと見てくれないからね。
こっちの世界に来て初めてユウという人間として扱われたって気がするから戻りたくは無いかな」
「妾も残してきた魔国の事は気になるが優秀な四天王に居なくなった後の事は頼んでおる。
きっと彼らなら良き国家運営をしてくれる事じゃろう」
・俺らはユウちゃんもマオちゃん好きやで
・ちゃんと見てるよ!
・魔王さまは後のことまで託してあったのか
「そもそも本来は僕たち人間と魔族って争う理由が無いんだよね。
今の魔国に人間側を襲う意思がないっていうのに。
僕が戦いに駆り出された理由って魔族側の豊かになった土地が欲しかったからでしょ?
それを知ってたら絶対に魔王討伐なんて断ってたよね」
「人間の国は長いこと権力が続いて胡座をかいている王が多いからのう。
不祥事も大抵は魔族のせいにされて有耶無耶になっていたようじゃの」
「ふーん・・・ってあれ?
国の大臣が悪事を働いていたのを暴いたことがあったんだけど、あれもそうなの?
子供達をさらって人身売買してたけど、それを解決したら魔族側が生贄が必要だと計画して私を操っていたのだ!
ってなった事があったんだけど」
「それは完全に責任のなすりつけじゃな。
生贄が必要な儀式などないし、人間の子供など送り込まれても困ってしまうだけじゃな」
・ここに来てまだ出てくる人間国側の悪事
・マジかよ、大臣最低だな
・話が出る度に人間側の株が下がる
「人間の国って今考えるとロクでもなかったと思うよ。
でも、良い人も沢山いたんだよね。
騎士団長は君のような若い女性を戦場に送り込んで済まないと泣きながら謝罪してもらったし。
町や村の人たちも勇者さま頑張れ〜とか、良かったらこれ使ってくださいとか道具くれたり。
だから全部を嫌ってるわけじゃないのは分かってほしいかな?」
「問題なのはそれぞれの国のトップじゃからな。
あやつらがマシになれば和平という手もあろうが・・・1人ではできないことも皆でやれば可能となる。
人間と魔族が手を取り合って生きていけたならば、あの世界はもっともっとより良いものとなろう」
・深いお言葉
・さすマオ
・人間だからって全員が悪いわけじゃないんだよな
・悪いのがトップだから目立ってしまうんだろうな
「人間と魔族が手を取り合って協力している姿がここにあるからね。
僕たちが仲良くしているのを向こうの世界に見せれたらどうなるかな?」
「衝撃は大きいじゃろうな。
予想は全くできぬが.妾達のように皆で仲良く手を取り合ってほしいものじゃ」
「とりあえず向こうに繋がっている感じでメッセージでも送ってみる?
みんな〜勇者だよ!
僕はいま別世界に来て魔王と協力して生きているんだ。
魔族はそんなに怖い存在じゃなくて仲良くできたら世界はもっと良くなると思うよ」
「皆の者、魔王じゃ。
先ほどの勇者のメッセージとおりに妾達は現在協力して生きておる。
無理に人間と手を組めとは言わぬ。
しかし、個人として付き合いたいというものが出ても決して否定しないでほしい。
その一つ一つの積み重ねが世界をより良くしていくものになるじゃろう。
妾達はそちらに戻れぬが、常に平和を願っておるぞ」
・俺たちも祈ろう
・そうだな、平和でありますように
・みんな仲良しが一番
「何だか今日はしんみりとした回になっちゃったね」
「うむ、節目の時であるし偶にはこういうのも良いじゃろ」
「明日は普通にゲーム配信する予定だから」
「皆の者よろしく頼む。
チャンネル登録と高評価も頼むぞ」
「それじや〜」
「せーの」
『おつかれ〜』
・おつかれさま〜
・おつ
・またね〜
・おつかれ〜