#ユウマオ放送 〜勇者の旅立ち話〜
ネット配信回です。
2023/12/02 誤字報告受け付けました。
いつもありがとうございます。
「おはユウ〜」
「おはマオ〜」
・おはユウ
・おはユウ
・おはマオ
・おはユウマオ
「今日のトークテーマは!」
「妾達がこちらの世界に来る前の話じゃな。
今日は主にユウに話をしてもらうぞ」
・おおおおお!
・待ってました!
・ユウちゃんの話楽しみ。
「みんなも知っての通り僕は勇者として王様の命令で魔王を倒すことになったんだよ。
その環境なんだけど、こっちに来てからやった有名なRPGの1がめっちゃ近いかな。
ある日お城に呼び出されて銅の剣と革の鎧に300G渡されて魔王倒してこいって」
・うは、マジブラック!
・出だしから心が折れる
・あのゲームよりはいい環境じゃないか。
・あっちは竹槍に布の服だっけか?
「いや、倒される側の妾が言うことでもないがユウの国の王はバカなのか?
どう考えても魔王を倒しにいく装備と資金じゃないじゃろ?
ユウは何の疑問も思わなんだのか?」
「それがあの時って家の農業手伝ってるだけの村娘だった訳じゃない?
親からご先祖様は世界を救った勇者だって話を聞いていただけの世間知らずの女の子だったわけよ。
年齢も15歳になったばかりだったし。
元々、魔物が暴れまわっていることには心を痛めてたし、国から勇者の子孫と認められたうえに初めて装備を貰って興奮してた僕には気づけなかったね」
・そりゃ確かに分からんか
・15歳の娘を祭り上げる王様鬼畜すぎん?
・初めて武器とか貰えば周りを見る余裕ないわな
「でも、あちこち見て分かったけどあの国って兵士も銅の剣と革の鎧が当たり前で鉄製品なんて無かったんだよね。
宿屋も安かったし物価も低かったし・・・」
「うむ、こう言っては何じゃが妾の方でもお主の国は国力が最低でな。
少し強い魔物を送り込めばあっという間に制圧できると報告があった。
だから後回しにしておったのじゃが、それがこうして我が身に返ってくるとはのう」
・言われてみれば最初の国って村レベルの国力だよな
・これは見逃してもしゃーない
・普通はそんな所に勇者の子孫がいるとは思わないよな
「あ、やっぱり?
あの国貧乏だったんだね」
「正直、妾がいなかったら他国に攻められて制圧されおったじゃろうな。
その為に魔王を倒した勇者をほっしておったのかもしれんな」
「どういうこと?」
「ユウが妾を倒して無事に凱旋しておれば魔王よりも強い人物が守る国として一気に武力がトップになるということよ。
そうなれば貿易もしやすくなるし名物も作りやすい。
一気に強国の仲間入りというわけじゃよ」
・なるほどな〜
・いつも思うけどマオちゃん頭いいよね
・そりゃ300年生きてる魔王様だからな。
・どっちにしても王はクソ
「なるほど〜っと。
あ、ちょっと予定時間になっちゃったしこの話は一旦ここまで。
次の企画は・・・と」
「質問コーナーじゃな。
今日も勇者の仲間と魔王の配下から沢山の質問が来ておるぞ」
「じゃあ、読んでみようか〜何々。
勇者様、魔王様こんにちわ」
『こんにちわ〜』
「お二人に質問なのですがお二人は配信の時と普段は見た目が違うのでしょうか?
気になって夜しか眠れません。
とのことだけど・・・」
「夜しか眠れんのは普通じゃな。
まぁ、それはともかくとして妾達はこの見た目と変わらんよ。
ユウは黒髪の短髪・・・じゃったが段々と伸びてきてのう。
立ち絵の髪型バリエーションもそれに合わせて増えた感じじゃな。
瞳の色も髪と同じ黒じゃな」
・短髪ユウちゃん好きだったな
・どちらも好きです
・ポニーテールかわいいよ!
・髪型のバリエーション多いの助かる
「マオはそのまんまだよね。
腰まで届く白くて長い髪。
目の色はルビーみたいな赤色で綺麗なんだよね。
ちゃんと頭には二本の角もあるよ!」
「こ、これ!みんなの前で触るでない」
「ふーん、配信終わってからなら触ってもいいの?」
「う・・・うむ。まぁ、妾も嫌ではないからの」
・ユウマオてぇてぇ
・エッ!!!!!!
・センシティブ!!
・マズイですよ!!
「まぁ、そんなわけでこの見た目と大して変わりないよ。
と、予定時間になったから今日はここまでかな?」
「うむ、今日も我が魔王軍の演習によく最後まで付き合ったものじゃ」
「僕の仲間達もありがとうね。
帰る前にチャンネル登録、通知ボタン、高評価していってくれると嬉しいな」
「次回の演習までまだしっかり体を休めるのじゃぞ」
「仲間達もゆっくり休んでね〜おつかれ〜」
・おつかれさまでした
・おつです
・おつおつ