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#富国京平のスポーツ語るぞ! カバディ編

箸休め回


6/1 23:50 ご指摘によるルールの説明ミスを修正しました。

ご指摘ありがとうございます。

「今日もスポーツ談義をするぞ!

くじよじのスポーツ担当、富国京平だ」


「弟子のユウだよ。

今日は変わったスポーツの話が聞けるって言うから来たんだけど」


・始まった

・待ってた

・スポーツの時間だ!!


「うむ、今日は皆も一度は名前を聞いたことがある……にも関わらずルールを全く理解していないカバディについての話をするぞ」


「カバディ……って、あの両手を広げながらカバディカバディ言ってるやつ?

あれスポーツなの?」


・カバディw

・ルール知らんわ

・ルールあんの?


「ちゃんとルールはあるし勝敗を決める方法も存在する。

先ずカバディが何人でやるか知ってるか?」


「何か1人に対して複数人がカバディカバディやってるイメージしかないから想像できないよ」


・知らん

・分からん

・そもそも誰と誰が戦ってるの?


「うむ、ならば教えてやろう。

カバディとは1チーム、10〜12人がいる。

そのチームが2つぶつかり合う熱いスポーツなのだ!!」


「いや、スポーツで10〜12人ってどういうこと?

そこら辺決まってないの?」


「うむ、実際にコートに入るのは1チーム最大7人だからな。

ぶっちゃけ7人いれば試合は出来る」


・適当すぎる

・そんな曖昧な事ある?


「えっと、要は野球で言う控えみたいな人達がいるってことかな」


「そう言う事だ。

試合は攻撃側と守備側を交互に繰り返して行う。

攻撃側が1人、守備側が7人コートに入る訳だ。

ユウの言っている1人がカバディカバディ言っているのがこの時の光景だな」


「ああ、だからそんな人数になってたんだ。

これってどうやって勝負が付くの?」


「簡単に言うと得点性だな。

攻撃側は制限時間内になるべく多くの守備の人間に触って自軍のコートに戻るのが目的だ。

触れた人数分だけ得点が入る。

守備側はコートに戻る前に攻撃側の動きを止めて捕まえるのが目的だ。

守備側コート内で捕まえてしまえば得点は無しだな。

但し、攻撃側は攻めている間にカバディと言い続けなければ得点にならない」


「ああ、だからカバディって言ってるんだ。

あれ?意外とルールしっかりしてる?」


・ちゃんとしてルールだな

・カバディと言うのはよく分からんが


「そうだぞ。

このルールにも深い意味があってな。

例えば守備側が捕まえようとして攻撃側に触れるもその手を振り切って自陣に戻れば一点になる。

極端な話、ユウが7人から押さえ込まれた状態で、勇者パワーでそれを跳ね除けて自陣に戻れば7点だ」


「え?そのルールがあるなら戦略性も広がるんじゃないの?」


「更に7人と言ったが人数は割とふわふわしている事もある。

この人数が6人以上だと陣地の奥にボーナスラインが設定され、そこに到達すると+1点だ」


・思ったよりしっかりしてた

・本当にスポーツなんだな


「そうなのだよ。

カバディはルールが確りとあり、戦略性もある素晴らしいスポーツなのだ。

なぜこんなにマイナーなのか」


「うーん、僕が考えるなら……カバディカバディ言い続けるインパクトが強すぎて皆の思考がそこで止まるならじゃない?」


「うむ、多分それだな。

ちなみにカバディという言葉は審判に届いていればいいのでスタミナ温存のために小さく呟くだけになっているな」


「うん、多分それが不気味だから流行らないんじゃないかな」


・それが正解

・間違いない

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― 新着の感想 ―
[一言] 某カバディ漫画、漫画アプリもインストールしてるし、アニメ化もされたのにどちらも見てなくてもったいないことした気がします。 アニメの方はたぶん裏かぶりか何かで録画出来なかったような。 自転車競…
[一言] カバディのルールが少し違いますよカバディは攻撃側がカバディと連呼して攻撃します。あと攻撃側の得点方法にボーナスラインと言う相手側コートの奥にあるラインを守備側が6人以上いる場合にこえると得点…
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