#マオの街づくり
2022/09/08 誤字報告受け付けました。
いつもありがとうございます。
「おはマオじゃ〜」
・おはマオ
・おはマオ
・おはマオ
「昨日話した通りに今日は単独放送じゃ!
雑談しながらのんびりと街を作れるゲームでもやって行こうかのう。
なんとゲーム機は紅白から一段階パワーアップじゃ」
・おめでとう
・最新機だね!
・画質一気に上がったな
「と言うわけで街つくりやっていくんじゃが、実は妾はリアルで街を作っておったんじゃな。
なんせ魔王じゃったから」
・そう言えばそうだった
・魔王って王様だもんな
・ゲームみたいに一から作ったの?
「コメントに答えるとそうじゃな。
前にも話したが魔族とは強さ至上主義なのじゃが、言ってみれば脳筋の集まりなのじゃ。
魔王がいない世代ではお互いに争って協力など何一つせんから国などと呼べる代物では無かったのじゃ。
その分土地も荒れ果てておったから人間も興味を持たなかったんじゃがな」
・修羅の国より酷いな
・まさに世紀末
・モヒカンいそう
「妾が魔王になってからは文句を言う奴を全員しばき倒して言うことを聞かせたのじゃ。
そして土地を整え、居住区をつくり、治安の悪さをこのゲームの警察のように妾直轄部隊を作って派遣して抑えておったのじゃよ」
・マジで街つくりだな
・思ったよりもガチだった
・さすが魔王さま
「そうしてようやく国と呼べるものが出来上がっての。
そこで妾の下に四天王をつくり彼らに国を運営する理念を教え込んだものじゃ。
ユウと戦う前には妾が指示を出さなくても上手く国が回るほどになってのう。
妾がいなくても大丈夫なようにしておいたのは正解だったのじゃ」
・確かに王不在は荒れそう
・後継者いるのはいいね
・人間の国は暗殺者1人失って魔国は王様失ったと考えると釣り合いが・・・
「コメントも良いこというのう。
妾も人間の国が動いておるという情報で戦争になると思っておった。
そこで軍を作り、集団の戦いの喜びと強さを教えたもんじゃ。
しかし、奴らは大掛かりな戦争ではなく勇者という魔王討伐に特化した暗殺者を送ってきおったのじゃ。
いつ、どこで、どんな風に襲ってくるか分からない刺客というのは怖いものじゃ。
それ故に妾は勇者が恐ろしく、同時に待ち焦がれる気持ちがあったものよ」
・やっぱ一人で行かせてる人間の王が狂ってるよ
・女の子一人に竹槍持たして特攻しろはないな
・待ち焦がれたとは?
「うむ、知っての通り魔王に選ばれるのは圧倒的な強者であり妾も同様であった。
お陰で魔族には部下はいたが同僚はおらぬ。
対等のものなどいはしなかった。
しかし、その魔王に対抗できる勇者というのは非常に興味深かった。
誰とも分かり合えぬ中で唯一対等の存在と聞かされて憧れまで抱いたものよ。
それ故に自分が死んだ後のことを全て準備した後は全ての兵士を退けさせて勇者を待っておったのじゃ」
・だから一人でもたどり着けたのか
・今明かされる衝撃の事実
「結果的に勇者と魔王は相討ち。
向こうの世界では生死不明になっておるじゃろうな。
それがどう動くか分からんのじゃが、妾が託した者たちは優秀なのできっと上手く立ち回ってくれているじゃろう。
さて、話が脱線したが街も中々良い感じじゃの」
・キチンと電気通ってるし区画整理もうまいな、
・さすが魔王さま
・経験者は違うな
「うむ。今日はこの辺にしておいてまた雑談配信するときのネタの1つにさせてもらおうかの。
面白ければチャンネル登録や高評価、押していくんじゃぞ。
それではまたの〜」
・おつかれさま
・またの〜
・おつ