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#第一回伴奏オケコンテスト 2

誤字報告受け付けました。

いつもありがとうございます。

「次の歌い手は有閑喫茶鳥獣戯画の長、フロウ・ツグちゃんだニャー」


「ケーロケロケロケロ、今日は優勝目指して頑張るケロよ」


・長が来た!

・長、歌えるん?

・歌ってるイメージないな


「いや、勝つ負けを決める企画じゃ無いんだけどニャ。

今日は何の歌を歌うんですかニャ?」


「この私が歌うものなんて一つケロよ。

ミュージックカモーン!!」


「はーい、いくっスよ〜。

♪♪♪〜せーの!」


・あれ?この曲?

・聞いたことあるぞw

・みんな知ってるなw


「フロッグのう〜た〜が〜」


・童謡じゃんw

・まさかのw


「きこえ〜て〜く〜る〜よ〜(フロッグのう〜た〜が〜)」


・あれ?1人なのに輪唱してない?

・本当や

・録音流してるのか?


「くわっぐわっぐわっ」


「くわっぐわっぐわっ」


「くわっぐわっぐわっ」


「ツグちゃん今どうやったの!?」


「ふふふ、こんな事もあろうかとルーナちゃんから分身できる魔法の道具を借りてたケロよ。

今のは録音ではなく分身した私が歌ってたケロよ!」


「2番目は私だったケロ!」


「3番目は自分ケロよ!」


『ケーロケロケロ!!』


・うるせぇw

・騒がしさ3倍じゃないか

・異世界組のせいで何でもありだなw


「ちょっとちょっと、音大きすぎるから一旦落ち着こう」


『ケーロケロケロケロ!!」


「ああ〜もう……」


バーーーーーーン!!


・こ、鼓膜があああああ

・ツグちゃんの喧しさで音量下げてて助かったぜ


「今っス、火車猫さん。

怯んでいる今のうちにミュートにするっスよ」


「え?あ、オッケー。

ツグちゃん、ありがとう〜」


「待つケロ!

まだ話した……」


・強制シャットダウン

・ツグちゃん、いい奴だったよ


「次はまたまたくじよじからの刺客。

その覆面の下には一体どんな素顔が隠されているのか?

謎の覆面レスラーくじよじマスクーーー!!」


「しゃっ、オラーーー!!

俺とベルトを賭けて戦うやつは誰だ!!!!」


「また騒がしいのが来てしまいましたね。

今日は何の曲を歌ってくれるんですか?」


「今日は☆○$×♪○を歌ったシャー」


「え?今なんて言いました?」


「あ、くじよじマスクパイセンが歌うのはとあるプロレスラーの曲だそうっス。

そのレスラーになりきるために極力滑舌を悪くしているそうっス」


「え?それ大丈夫なんですかニャー?」


「シャシャフンフン!!」


・あ〜なんか分かったわ

・伝説の生き物だよな

・滑舌超似てるわw


「え?コメント欄分かってる上に似てるって言ってるんですけど大丈夫ですか?

とりあえず歌ってもらいましょ〜」


♢ ♢ ♢


「う、何じゃこの歌は?

かなりへ……独特の歌い回しじゃのう」


・いま下手って言おうとした?

・確かにこれは酷い


「いや、僕師匠が歌ってるの聞いたことあって原曲聞いたんだけよ。

これマジで似てるよ」


「なに?これで似ておるのか?」


「ぶっちゃけ声質まで含めて完璧」


「なんと……このような曲があるとは世の中広いのう」


・めちゃくちゃ似てる

・元の人は歌手じゃなくてレスラーだからね


「おっと、終わったね。

次は誰が出るんだったかな?」


「今回は出演者が多いから覚えきれぬのう」

くじよじマスクが歌っていたのは筋肉質な龍の歌です。

分かる人にはこれで分かると思います。

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― 新着の感想 ―
[一言] いや、滑舌でわかったッスw ドイツ語で言うとヒンメルスドラッヘ
[一言] マッチョドラゴン!♪てれれ〜
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