#示談と守秘義務と黒幕の会社 2
「ええっとね、今回は性的暴行って線が濃厚なんだよね。
それに加えて噂話だけど、整形外科やら泌尿器科に行かなければ行けないほどの怪我を負ったって話もあるから傷害罪とかもかな。
命の危険があったなら殺人未遂とかも乗るかもね」
「噂が真実であるならば、かなりの重犯罪として扱われる可能性があるのう」
・引くレベルで怖いわ
・これが金で解決するのか
「あくまで示談が成立するのは軽犯罪の方ね。
こういった重犯罪は、示談が成立しても警察側が証拠を集めて起訴する事があるんだ」
「もし、この流れが出来上がったらお終いであろうよ」
・なるほど、被害者は起訴しなくても警察がパターンあるのか
・実際、捕まえた方がいい
「あと、加害者を庇って被害者を攻撃するようなSNSも幾つか見ちゃったね」
「情報を漏らしたのはだれか分からぬというのに、漏らしたのを被害者と確定させて騒いでいる連中がいるのう」
・あったなぁ
・あたおか過ぎる
「本当にあたおか過ぎるんだよ。
情報を漏らしたのは被害者で確定していないし。
何を言ったところで、犯罪につながることを行った加害者が悪いに決まってるじゃんね」
「全くもってその通りであろう。
普通の人間ならばこの事件は行わずに平穏無事に過ごせるのだから。
それが嫌であるならばやらなければ良かったで済む話であるからのう」
・確かに
・やらなければ良かったはそう
「後ついでに言っておくけど、この示談の内容ってのは漏れてないんだよね。
金額も想像だったわけだし。
つまり、守秘義務がどの程度の範囲なのか。
究極の話をすると、守秘義務が示談のないように盛り込まれていたか如何かすら分からないんだよ」
「それを守秘義務〜って言いながら被害者を叩くのはどうかと思うのう。
ついでに言うのであれば、最新の情報ではテレビ局のマトモな感性の職員がリークしたという話もあるしのう」
・じゃあ、全部の話の前提が崩れてるじゃん
・擁護派とはいったい……うごご
「まぁ、今回の話は氷山の一角で実は大きな黒幕がいたって話になっているんだけどね」
「その黒幕というのが、そもそもこの事件を誘発させるきっかけを作ったテレビ局のプロデューサー。
更にはそもそもこのシステムを作った大元のテレビ局側だと言われておるのう」
・もう、タレント問題じゃなくてテレビ局問題って言われてるよね
・時代錯誤の上納システムね
私事ではありますが、書いたり読んだりという別サイトにて『悪役令嬢の後日談』という作品を、この話掲載と同時に第一話が掲載されるように予約投稿しましたので、よろしくお願いします。




