#忍者の卵の映画 3
「ストーリーでオタクを沈めにきて、派手な忍者アクションでオタクを沈めにきて、時代考察でオタクを沈めにきてる今作なんだけど。
まだ一番深い沼があるんだなぁ」
「ああ、オタクが一番ハマる底なし沼じゃな」
・なんなの?
・怖いんだけど
「ということで、オタクを沈めにきた一番の沼、それがキャラ毎の関係性だね」
「これが一番好きでハマるところじゃのう」
・間違いない奴だ
・結局はそこなんだよなぁ
「まずは今回の主役である3人組の1人と担任の先生。
この2人は同じ戦争孤児ということもあり、学校が休みで寮が閉まっている間は2人で暮らしているって設定があるんだよね」
「この時点ですでに熱いのじゃが、お互いを大事な家族と思っていることが明らかになっていくことで、映画は盛り上がっていくわけじゃよ」
・絶対好きな奴だよな
・最高じゃん
「生徒の方は守銭奴ってキャラ設定から、原作版では財布やら何やらの全てを預かっているって設定まであったよね」
「こうなってくると旦那と嫁の関係に近いので、負のオーラを感じるものと少なくないであろうな」
・分かるマン
・そりゃ、腐るでしょ
「続いてはベテラン先生親子と担任の先生かな。
実は担任の先生は戦争孤児から寺で育ち、その後に忍者になるも抜け忍になってから、ベテラン先生に拾われたって経緯があるんだよ」
「今回の映画の小説版では、現役忍者時代の人格が出てしまったという設定になっておったのう。
劇場版ではあくまで先生の性格なので、この辺りは少しちがうところじゃな」
・そうなんだ
・原作小説も面白そうやな
「で、この時にまだ子供だったベテラン先生の子供の面倒を見てて忍術を教えたって話なんだって」
「実は先生の息子は若手トップの凄腕忍者じゃが、忍者の学校には通っておらんかったそうじゃ。
この事から考えても、担任の先生とベテラン先生の息子の関係値が深いことが予想されるであろう」
・師弟コンビって感じかな
・兄弟みたいな感じもあるのかも
「そこを踏まえた上で、担任の先生を第一にして救おうとしているベテラン先生の息子の動きを見ると、かなり感じるものがあるかもしれないね」
「その上で映画ラスト付近のセリフを聞くと心臓が止まるかもしれのう。
因みにこの辺りを踏まえると、ベテラン先生が担任の先生を普段は苗字呼びなのに、2人の時は名前で呼んでいるという事実も刺さってくると思うぞ」
・絶対致命傷になるやつだわ
・関係性オタクを殺しにきてるな
「ということで復帰第一弾は忍者の卵の映画の話をしてみたよ。
これは本当にオススメだから、まだ観てない人は是非」
「ここで話した情報を元にすればより楽しく見れる事じゃろう」
・観に行ったけど楽しかった
・まだ間に合うかな
「それじゃ今日はこの辺で」
「いつもの挨拶で締めるとするぞ」
『おつかれ〜」
・おつかれー
・おつかれ〜
劇場版忍たま乱太郎、オススメです。
因みに令和版ベルサイユのばらも観に行く予定なので、観たら感想会開きます。