#田中家 〜TRPG回 1〜
11/1 誤字報告受け付けました。
いつもありがとうございます。
「はい、今日は田中家コラボという事なんですけどね。
先ず娘達に一言いいたいことがあります!」
「ママ、どうしたの?」
「うむ、始まりから穏やかじゃないのじゃ」
「そうですよ、せっかくのコラボなのですから楽しくやりましょうよ。お母様」
・始まった
・いきなり説教w
・何が始まるんだ?
「今日の企画は娘達から来たんですけど無茶振りもええところですよ。
何せTRPGやりたいからGMやってくれって言うんですからね」
「ママはそういうの詳しいんでしょ?」
「妾たちは経験が無くてのう」
「是非ともご教授願いたいですわ」
・うんうん
・中々やる機会ないからな
・どんなもんか見てみたい
「まぁ、しゃあないから持ってきたけど・・・急やったから王道のゲームになるけどええよな?」
「それで大丈夫だよ!
「うむうむ」
「問題ないですわ」
「それじゃ、先ずは種族と職業を決めてもらおうかな?
種族毎に能力値の決め方に違いがあるからルールブックよく読んで」
「はーい。
やっぱり勇者とか魔王なんて職業は無いんだね」
「一般冒険者ということじゃからな。
妾はグラスランナーでシーフにしようかのう」
「僕はせっかくだから魔法系かな?
エルフでシャーマンとか」
「あら、それじゃあ私も全く違うイメージの種族を選ぼうかしら。
ドワーフでファイターとか」
・イメージと違うもの選ぶのいいね
・最初なら何でも大丈夫でしょ
・種族と職業合わせない縛りプレイも面白い
「サブで職業取れるからそっちも選んでちょうだいな」
「妾はこのままシーフのレベルをもう一つ上げておきたいのう」
「僕はレンジャーかな。
弓も使ってみたいからね」
「私はプリーストですね。
ここは女神としての最低ラインでしょう」
「それじゃ、其々の種族に合わせたダイスを振って能力決めてちょうだい。
振り直しは3回までありにしようか。
みんなもプレイするときはこの辺りは自分の裁量で決めるといいぞ。
振り直しなしの一発勝負もありだし、無制限に振り直させて強強プレイするのもいい。
でも、どんなに能力が高くても死ぬときは一瞬だからな」
・了解!
・分かりました!
・解説助かる
「うーん、僕はこれでオッケー」
「妾もオッケーじゃ」
「あの・・・振り直した結果一番最初が能力値高かったんですけど」
「それも運命や、諦めてその能力値で頑張れ。
言うてドワーフなら体力や筋力は最低限の補正は約束されとるから悪くないで」
「そ、そうですよね!
私、これで頑張ります」
「それで装備を選んでもらうんやけどファイターだけやね、無制限なのは。
シーフとレンジャーは金属系は装備でけへんし、筋力も半分までしか持てんから気をつけてな」
「僕は弓と皮鎧とかかな」
「妾はナイフと同じく皮鎧じゃのう」
「私は両手剣と金属鎧を着けますわ!」
「よっしゃ、決めるもんも決まったから早速冒険の世界へ行くで!」
『おー!!』