#ユウマオ配信 〜袋整理 2 薬草の価値〜
「おはユウ〜」
「おはマオ〜」
・おはユウ
・おはユウ
・おはマオ
・おはマオ
「前回からかなり時間経っちゃったけど、前にルーナから持ってきてもらった大きな袋の整理するよ」
「前回は世界に10本しか無かった貴重な薬と我が城の呪われた武器が出てきたのう」
「その貴重な一本をルーナに飲ませちゃったけどね。
後、最近では蜜柑入れるのに使ったね」
「あれは本当になんじゃったのか・・・ユウの今年の運勢は蜜柑ということでいいんじゃよな?」
・出た、蜜柑!
・ある意味奇跡だったわ
・蜜柑って何?
「知らない人のために軽く説明しておくと、初詣で景品付きのおみくじ引いたら蜜柑って書いてあってダンボール1箱分の蜜柑が当たったって話ね。
その前に引いた普通のおみくじは大吉だったんだから、大吉で良くない?」
「いや、しかしネタとしては最高ではないかのう?
ササヤッキーのプロフィール欄に
今年の運勢:蜜柑
と設定してはどうじゃ?」
「う・・・確かにそれはネタとしては美味しい。
そうしとくか」
・たしかに
・二度見しそう
・知らん人から見たら興味そそるよな
「うむ、それでは本題の袋の整理に入ろうかのう」
「危ない危ない・・・また蜜柑で話が終わりそうになるところだった。
さて、先ず取り出すのは薬草×99個」
「何故か同じものは99個までしか入れられないのじゃな」
「そうなんだよね。
まぁ、薬草は安いから最大まで常備しておくのはRPGでもあるあるじゃないかな?」
・あるある
・MP温存になるしな
・薬草ってどうやって使うの?
「コメントにもあるが作品によって薬草の扱い方は違うから使い方に興味があるようじゃのう」
「確かにそうだよね。
患部に塗りつけたり、食べたり、揮発させて薬効成分だけを取り出すとかもあったかな。
僕のところの薬草は名前と少し違うって思うかもしれないけど丸薬なんだよ。
薬草をすり潰してまとめてから固めて飲みやすくしてあるんだよね。
こっちの世界でいう栄養ドリンクみたいな効果もあるから、旅人も腰の袋に入れてぶら下げ、食べながら歩いてたりもしてたよ」
・なるほど
・便利そう
・滋養強壮の錠剤みたいなもんか
「寝る前に食べておくと疲労の回復度が違ったりしてのう。
これは毒消し草も同じじゃな」
「毒消し草はアルコールも毒として消してくれるから、道具屋に行かなくても酒場のカウンターで売ってたりしてたね。
飲む前に飲んでおけば悪酔いしないし、飲んだ後でも二日酔い対策になったりするから重宝されてたよ」
・扱いが完全にウ○ン
・もしくはヘ○リーゼか
・キャ○ジン
「そんな風にこの辺りの回復アイテムは生活にも直結してたから常に一定以上の需要があったね。
冒険者ギルドには常に薬草や毒消し草の元になる草を集める依頼もあったんだよ」
「妾の領でも集めさせておったのう。
魔族は基本的に自然治癒させるものが多かったが、それらを管理して治療に役立たせておったわ。
人間の軍が攻めてきたのに身内で喧嘩した傷が癒えてないので寝てます・・・では、話にならんからのう」
・確かに
・そんな兵士じゃ役に立たんよな
・薬草ってすごいな
「確かに馬鹿にできないよね。
だから道具屋とかで99個ください!
って言っても直ぐにポンと出てきて在庫切れなんて無かった」
「あの世界で最も多く流通している商品じゃろうからな。
さて、草の話で盛り上がりすぎで全く進んでおらんので次に行ってみようかのう」
「あっ、確かに!
次行ってみよう」