#田中 〜新春麻雀大会 １〜
「今日は田中家で新春麻雀大会やっていくわよ〜」
・始まった
・楽しみ
・間に合った
「いえーい！！
って、どうしたのリーブ先生？
おカマっぽいよ」
「あたしゃ、一応田中家のママってことになってるからね。
田中家の時は貴女達もちゃんとママって呼びなさいよ」
「うーん、分かったよ。リーブママ」
「了解したのじゃ、ママ上殿」
「女神の母親ってのも不思議な感じだけどよろしくお願いしますわね、リーブママ」
・リーブママ、了解
・リーブママ、覚えた
・田中家の時はママ
「それじゃ、早速始めていくわよ！
ルーナちゃんはルール理解してるのよね？」
「ええ、勿論ですわ。
一年間挨拶回りをしながら沢山の書物を読みましたから。
その中には麻雀に関する本も多数ありましたわ」
「ああ、それなら大丈夫ね。
あと神様の力とか禁止だから純粋な力で打つこと。
分かったら返事！」
「はーい！」
「了解なのじゃ」
「分かりましたわ。
自力でも必ずご無礼してあげますわね」
・はーい
・はーい
・はーい
「ご無礼って・・・なんの本読んだか丸わかりね。
他にはどんな本読んだの？」
「黒シャツ着た男の人が主人公でツバメ返しするものを読みましたわね。
あ、日本では国士無双と書いてライジング・サンと読むのですよね？」
・どれも漫画やんけ！
・しかもトンデモ麻雀漫画やな
・血液かけたものとかも読んでそう
「あら、コメントの方よく分かりましたわね。
血液をかけた麻雀も読みましたよ。
その方の賭博本も読ませていただきましたわ。
パチンコとは怖い遊戯ですのね」
「なんかこの女神様の好みが分かってきたわ。
どえらいエエ性格してはるな」
「ママ上殿、口調が乱れておるぞ」
「あら、いけない。
そうだったわね」
「口調をオネエに変えるときは里中社長を参考にしてはどうじゃ？」
「くっ・・・真似したくないけど割とガチに役立ちそうなアドバイスだから困るわ」
「みんながそんなこと言っている間に立直！」
・早い！
・相変わらず強い！
「な！？まだ5巡目やで。
相変わらず早いって」
「相変わらずじゃのう・・・こんなに早くては全く分からぬぞ」
「どんなに早くても女神である私には通用しませんわよ。
私にはご無礼神の加護が」
「あ、ごめん。
それロン。
親の一発に裏ドラもちゃっかり乗って・・・倍満！
２４０００点！！」
「え？え？
わたくしの残りの点数１０００点なのですが？」
・これはエグい
・エッグ！！
・これはご無礼ですわw
「大丈夫大丈夫。
まだ東場の一局じゃし、１０００点あれば立直も可能じゃ」
「そ、そうよ〜まだ諦めるには早いからママと一緒に頑張りましょう」
「そ、そうですわね。
これは女神なりのハンデですわ」
・嫌なフラグが立った気がする
・女神様がんばれー
・ルナ虐が始まった？
