重大発表回 1 〜田中家 爆誕〜
「聞こえてるかな?
画面の前のみんな、おはユウ〜。
元勇者のV、ユウだよ」
「おはマオじゃ。
元魔王のマオなのじゃ」
・おはユウ
・おはユウ
・おはマオ
・おはマオ
「それと今日はこの重大発表に非常に関わりが深いという事で田中リーブ先生に来てもらってるよ」
「画面の前の皆さん、こんばんわ。
バーチャル美少女受肉おじさんの田中リーブです」
「そして、もう1人ゲストがおるのじゃ。
昨日やらかしまくった妾たちの世界の女神じゃ」
「こちらの世界の皆様、こんばんわ。
紹介にもありました通りにユウとマオの世界の女神をやっておりますルーナと申します。
以後、お見知りおきを」
・え?動いてる?
・あれ?新人?
・そういう発表?
・だからリーブ先生呼ばれたのか!
「もう気付いていると思うけど女神様もVとしてデビューする事が決まってるんだ。
本当は新年明けて少ししてから発表するつもりだったんだけどね」
「うむ、昨日の放送事故のお陰で前倒しになったという訳じゃ。
して、ルーナと言う名前はどうしたのじゃ?」
「私は元々女神として伝えられていたので名前が無かったのですよ。
そこでこちらの世界の女神に名前を借りて良いか一柱、一柱確認したところ地球の女神ではないからという理由とセレーネーという別名もあるということで、月の女神様から名前を借りることになったのです」
・この世界の神様と面識あるの?
・女神に名前を貸してくれと頼む女神
・話が壮大過ぎない?
「こっちの神様ってそんなに名前たくさんあるんだ」
「元は別の地域で信仰されていた二つの神様が、文化交流で同じ神様じゃないかと統合されて名前が二つになったパターンもあるようじゃからな」
・あるある
・ヒンドゥーの神様が仏教に帰依して名前変わったりな
・珍しい話ではないな
「発表すること多いし名前関連の話はここまでにしておこうか。
見てわかる通りにモデリング、動きをすべてリーブ先生に作ってもらったのでルーナも田中家の娘です」
「そうなのじゃ。
それで話し合ってのじゃが妾たちは名字が無かったのじゃが全員田中リーブ先生の娘のようなものじゃ。
じゃから全員田中でいいのではないかという話になってのう」
「そうなのです。
そこで
父兼母 田中リーブ
長女 田中ユウ
次女 田中マオ
三女 田中ルーナ
という家族構成によるチーム田中家というのが生まれました」
・異世界から来た勇者一行の名前が田中家w
・リーブ先生も異世界人だった?
・名前と設定のギャップが凄くない?
「ほんまに僕はくじよじ所属じゃない個人なのに巻き込まれた感じですわ。
まぁ、でも気合い入れて作ったモデルなんで今後も田中家の娘たちをよろしくお願いします」
「長女の田中ユウだよ〜よろしく!」
「次女の田中マオじゃ。よろしくのう」
「末の田中ルーナです。よろしくお願いします」
・末が一番姉っぽいんだが
・分かる
・#田中家に期待!!