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#ユウマオ配信 〜クリスマス放送〜

「メリークリスマス!」


「メリークリスマスなのじゃ!」


・メリークリスマス

・メリクリ〜

・メリークリスマス


「今日はこの世界に来て初めてのクリスマスだから張り切っちゃったよ」


「チキンやピザも含めた豪勢なオードブルじゃの。

勿論ケーキも用意してあるのじゃ」


「というわけで今夜の我が家の食卓でーす」


・おお〜豪勢だ

・クリスマス感出てる

・美味しそう


「今日は妾達とクリスマスを過ごしてくれる事を本当に感謝しているのじゃ」


「やっぱりリスナーのみんなも一緒じゃないとね!

というわけでみんなもクリスマスっぽい料理用意してるかな?」


・チキン!

・チキンは鉄板だよな

・コンビニでも売ってるしな

・豚足

・ホラーじゃねぇか


「でも、こっちの風習って本当に面白いよね。

良い子にしてたらサンタさんからプレゼント貰えるとか」


「赤い服を着た老人が煙突から家屋に侵入して子供達の前に立つとか、妾達の世界では不審者だからのう」


・字面だけならこっちでも不審者

・悪い子にはお仕置きするサンタの話もあるしな


「服が赤い意味を考えちゃうよね。

あ〜どっかの国にいたなぁ。

返り血が付くから鎧全部赤色にしていた将軍」


「ああ、あやつか・・・強い上に鎧が目立つ色だから魔物達が殺到しては全部返り討ちにあっておったのう」


・なにそれ怖い

・赤は返り血w


「あの人すぐに


勇者殿!一度手合わせお願いいたします!!


って勝負挑んできて大変だったんだよね。

魔法ありなら普通に勝てるんだけど剣術勝負じゃ歯が立たなくてさ。

悪い人じゃないんだけどね」


・めっちゃ真面目そう

・熱血漢っぽい


「うむ、あやつは珍しく民や部下の為に自分の命を張れる素晴らしい人物じゃったな。

妾の部下に欲しかったくらいじゃ」


「真面目で堅物だから人間側から魔族側に行くことは無さそうだけどね。

でも、戦争終わって交流し始めてるなら魔族側も守るべき民って認識してるかも?」


「それはあるじゃろうな。

戦争が終わったなら将軍は不要!

とか言うて職を辞して旅をしながら魔物の脅威を取り払っておったりしてのう」


「あ〜ありそう。

・・・って、サンタの話をしてたのに話が逸脱しすぎちゃったね。

ゴメンね、みんな」


・面白かったからOK

・向こうの世界の話楽しいからね


「クリスマスっぽい話もしてみようかのう。

サンタと言えばトナカイじゃが、これは其々に名前が付いているのじゃが知っておるかのう?」


「え、知らない。

そもそも真っ赤なお鼻のトナカイさんだけじゃないの?」


「サンタクロースのトナカイは9頭いると言われておるのう」


「そんなにいるの?」


・予想以上にめっちゃいた

・ルドルフは何となく知ってる

・それが赤鼻だっけ


「コメントにも出ておるが赤い鼻のルドルフが先頭で続いてダッシャー、ダンサー、プランサー、ヴィクサー、コメット、キューピッド、ドンダー、ブリッチェルじゃな。

ちゃんと順番も決まっておるのじゃぞ」


「へ〜そうなんだ。

やっぱりルドルフは先頭なんだね」


「暗い夜道を照らす役割があるからのう。

さて、トナカイはおらぬが妾からのクリスマスプレゼントじゃ」


「え?ありがとう!

開けて良い?」


「もちろんじゃ」


「あっ、これマフラー?

しかも二つ入ってる・・・」


「ユウのマフラーと妾のマフラーじゃよ。

色違いのお揃いじゃな」


・てぇてぇ

・お揃い

・これが見たかった


「本当にありがとう!

実は僕も用意してるんだ。

はい!」


「なんじゃろうか・・・これは手袋が二つ?」


「僕もマオと同じように色違いのお揃いを買ってたんだ。

しかも色まで一緒」


「これは本当に嬉しいものじゃな・・・。

ありがとう、ユウよ」


「僕の方こそありがとうだよ。

少し早いけど来年もよろしくね」


「うむ、こちらこそよろしく頼むのじゃ」


・てぇてぇ

・これがキュン死か

・今日が俺の命日か


「みんなにもクリスマスプレゼント用意してるから配信終了の挨拶と一緒に流すね」


「ユウが描いたユウマオのエンドカードじゃよ。

それでは今日はこの辺にしておこうかのう。

ケーキは各々で楽しんでほしいのじゃ」


「僕たちも終わってから食べるからね〜。

それじゃ、せーの」


『おつかれ〜』


「あ、チャンネル登録と高評価もお願いするね。

じゃあ、これエンドカード」


「サンタ服の妾達の姿じゃよ」


・おつかれ〜

・これはありがたい

・嬉しい

・保存しました

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