#1 美屋くんと秋原くん
初めての小説ですので、生暖かい目で見ていただけると嬉しいです。
誤字があるかもなのでそこら辺は気にしないでください!
よろしくお願いします(*´ω`*)
◆◆◆
授業中、ふと横を見ると好きな人がいる。
美屋京未、俺は今、同級生で同じクラスのアイツ、秋原琉也に恋をしているらしい。
――――”らしい”と言うのは、自分では恋なんてしていないと思っているのに、近くにいられるとドキドキするし、アイツの笑顔を見ると、顔が真っ赤になってしまうから...。だって、だって!かっこいいんだもん!ありえない...なんで俺が男に恋なんてしないといけないんだよ!!
間。
「美屋〜!ごめん!待たせた?」
と秋原は胸の前で手を合わせて、首を傾ける。やめて、まじで、かわいい、こっちが死ぬわ。
「いや...別に」
「ほんと?なら良かったぁ...」
「今回は誰?」
「ん?あぁ...隣のクラスの高橋さん」
人気者だなぁ...何人目だよほんと、でも
「誰だっけ?」
「ほら、髪下ろしてて、植物委員で男子の人気高い子分かる?」
「...分かったかも?」
「ふふっ、本当に美屋は他人に興味ないよね〜笑」
はにかみながら笑うのいいな。
「うん、だってどうでもいいし...」
「もー!そんなんだから友達いないんだよ?」
確かに、他人に興味がなかったから、小学校の時からずっと友達いなかったし、名前覚えて貰えなかったし、先生も俺のことよく忘れてたな...。でも困んないし。なんて言うと、ほっぺつねられそう(汗
...でも、こんな俺でも秋原は一緒にいてくれる。...好き。
「秋原がいるからいいよ」
「...オレが」
ん?
「オレがいなくなったらどうすんの?」
「いなくなんの?」
以外だった、あんまりこんなこと言わないのに。しかも、目が怖いような気がする。風が秋原と俺のあいだを吹く。秋原の背後から夕日が差して、影を伸ばす。夕日の反対を向いてるから、秋原の顔が少し暗い。あと眩しい。
「いや、いなくなんないよ、と言うかいなくなる訳ないし、美屋のこと...だし」
「なんて?」
最後の方聞き取れなかった。でも、秋原は真剣そうな顔してたような気がした。
「いや?別に?ごめんね止まって、早く帰ろ〜」
「? うん」
何言ってたんだろ。
間。
(お風呂気持ちよかった...眠い)
『ピロン♪』
(誰だろ?寝させてほしいな)
うとうとしながらスマホを取って、布団に仰向けになる。
『!』
秋原からのLINEだった。なんか、すごく嬉しい。
LINE⏬
『起きてた?』
『うん、一応』
『あのさ、明日の放課後残ってくれない?』
(え??え??待って待って?なにそれ意味わかんないんだけど?は?俺?おおおお、落ち着け?ここはゆっくり落ち着いて返信だ)
『いいけど、どうしたの?』
『その時に話すから』
直ぐに返信が帰ってきた。
『そう?分かった』
『うん、ありがとう、おやすみ』
『おやすみ』
...嬉しい。なんだろ、何されるかわかんないけど、勉強教えてとか?ノート見せて?宿題?...はっ!ままままま、まさか、彼女とか!?うぅ...気になる死にそう...明日になって一刻も早く...でも、やっぱりダメダメ!あーーーー!眠れなくなったっ!
次の日
「美屋?」
「ん...?あきは、ら?...はっ!おおお、おはよう!?」
「おはよう笑」
寝てた...。
「よく眠れた?」
「ハイ、よく眠れました」
「そっか、良かったね〜」
...なんで俺ここにいるんだっけ?えーと、あっ!思い出した!
「美屋」
「は、はい!」
用事を思い出して、直ぐに眠気は飛んでった。
「...黙って聞いてくれればいい」
「う、うん」
「オレ、美屋のこと好きだから、付き合って」
「...え?」
美屋くんと秋原くんを読んでいただきありがとうございます!
内容などはどうだったでしょうか?
楽しく読んでいただけていたら嬉しいです笑
更新ペースは遅い方だと思いますので、気長に待ってくれたら嬉しいです|ω•̀ )チラッ
これからもよろしくお願いします!