表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

キノコ好きの僕のカラダからキノコが生えた。

作者: 七瀬

僕の名前は 『ショウゴ』 21歳の大学生。

僕の大好物は 『キノコ』だ!

松茸、椎茸、しめじ、なめこ、マッシュルーム、食べれるキノコなら

何でも大好きだ~!!!


毎日、キノコの事を考えながら生きている。

朝ごはんは、キノコご飯、バター醬油のキノコ炒め、キノコ卵焼き

何でもキノコ。


僕の主食は、、、まさに!? 【キノコ】


3食、キノコ。365日キノコ尽くしでいい!



そんな風に毎日、思って生きていたら...?


その日の夜、 『キノコの国』に行った夢を見た。

最高に幸せな夢だった。



次の日も、その次の日も、、、キノコの国に行った夢を見た。

そのうち、毎日夢で見るようになった。


そこには、キノコ族とやらがいて、僕も一緒になって遊んでいた。

頭はキノコ。足も一本足で、ピョンピョン飛んで遊んでいる夢。



キノコの夢を見だして、1か月が経った頃......?

カラダに、異変が起きる!?


カラダからキノコが生えてきた。

ニョキニョキと...?


自分でもびっくりだ!

そりゃ~毎日、キノコを食べているけど......?

カラダからキノコが生えてくるのは考えてなかった。



僕は近所の小さな診療所で診てもらった。

先生は、、、?


『異常はありませんね!』

『えぇ!? 先生、キノコがカラダから生えてるんですよ~!』

『まぁ、お薬を出しておきますね! はい、次の人!』

『......』


...そもそも、ちゃんとあの先生? 診てくれてなかったな?

聴診器で、心臓の音聞いてただけだし! 大丈夫なのか?

まぁ、いいとしよう! 一応、先生だし! うんうん。



でも...? どんどん、僕のカラダからキノコが生えている?

これって? もしかして...? 食べれるのかな??


よし! このキノコ、食べてみよう!

家のキッチンで、自分のカラダから生えているキノコを採って

フライパンに、バター醬油で炒めて...。


出来上がったキノコ料理が、まさかのめちゃめちゃ美味しい!!!

なんだ!? 今まで、食べたことがないぐらい美味しいキノコ。


しかも!? それが、自分のカラダから生えているキノコ。

毎日、食べられる僕のカラダに生えているキノコ。

『最高だな~!』



そのうち、幻覚なのか? 

僕の部屋に夢で出てきたキノコの国のキノコ族の友達がいる。

しかもしかも...!? 僕に話しかけている。


『ショウゴ~! 久しぶりだなぁ~ここがショウゴの家なの?』

『いい家じゃん!』

『案外? キレイにしてんだな~』

『男の一人暮らし!』

『えぇ!? キノコたち!? 何してんの!?』

『だって! 食べたじゃん? 自分のカラダから生えたキノコ。』

『ゲッ!? それで、出てきたの?? 本当に幻覚じゃないよね?』

『もちろん、ホンモノだよ~! そのキノコ美味しいでしょ!』

『うん。今まで食べたキノコより美味しいよ!』

『ショウゴのカラダの中にキノコ族のモノを取り入れているからね!』

『あははッ~! そうかって? おいおい!? どうして?』

『夢の中で毎日、来てたじゃないか?』

『キノコ族の国のモノを取り込んでるんだよ! 空気もそうだよ~!』

『本当に!? マジで!?』

『そうそう、お腹空いたよ~ショウゴ~!!』

『キノコ食べる?』

『わーい! わーい! わーい!』



この日から、僕はキノコ族のみんなと一緒に暮らすことになった。

毎日、僕の大好きなキノコとキノコ族のみんな。


『こんな幸せな事はないな~! キノコ万歳!!!』



最後までお読みいただきありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ