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SOYEATERSプロトタイプ  作者: 木倉兵馬
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コラム1.ソイイーターの呼び名について

 ソイイーターの呼び名については、奇妙なものが多いと思われる方も多いだろう。

 作中に出ているものだけでも、


・『代筆屋』

・『うわばみ』

・『鋳掛屋』

・『へっつい猫』

・『網元』

・『夜伽屋』

・『追い剥ぎ』

・『詐欺師』

・『かっぱらい』

・『両手剣』

・『研ぎ屋』

・『かささぎ』


 などがある。

 このソイイーターそれぞれの呼び名とは何なのか?

 基本的に、ソイイーターにはちゃんと本名が存在する。


 しかしながら、仕事を始めると本名は忘れ去られたように、というより実際忘れ去られて呼ばれなくなる。

 これは、「神々に本名を捧げ、ソイイーターつまりシノビの一党としての強力な力を得る」という儀式、「名捨名拾(なすてなひろい)の儀」によるものである。

 本儀式により、神々から別名を授かる。これがソイイーターとしての呼び名である。


 注意しておくべきことは、名前を捧げるためには、例外はあるものの、吉祥の言葉を尽くした本名をつけておかねばならない点である。

 例えば稲豊彦(いなとよひこ)久咲姫(ひささきひめ)などが神々を喜ばせる名として知られている。


 さて、ではなぜ奇妙な呼び名をソイイーターは授かるのか?

 二つの説がある。

 一つ。実態と呼び名が合致する、つまり忍法の特徴と使用者の名前が一致した状態を神々は好むという説。

 一つ。単なる神々の戯れという説。


 いずれにせよ、奇妙な呼び名の理由は、はっきりとはわかっていないのだ。

 

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