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それぞれの帰宅 後日談

後日談おまけ

 すばらしい情報を手に入れた。

 楽しい冒険だった。

 腕が光っていた理由は、音魔法(真)を獲得した知らせだった。

つまり、こちらの世界でも修練は可能ということだ。

 意気揚々とバスに乗り込めた僕は、岬まちでボタンを押した。

 ふふ、完璧だ。

 あとはこれで払ってっと

「ちょっと!!」

「はい?」 

「お客さん・・・万札は困りますよ、書いてあるでしょう」

「すみません・・・えっと、これでは?」

「そこの両替機にいれて」

「こうですか?」

「そして払う! 中学生だから大目に見るけど、街中でやらないようにね。顰蹙買うよ」

「すみませんでした」

 ・・・・・・・帰ろう・・・



後日談2

わたし、白羽 静は恋に落ちました。

 「もう~どうしようぉ~~~~!」

 頭からはなれないぃ~~!胸が苦しいのぉ!切ないのぉ!!

 改めて、言葉にしてもまったく落ち着かない・・・

こんなこと、はじめてだよぉ・・・

 もう、深夜2時・・・。

 ベットの目覚まし時計は、早く寝たほうがいいって知らせてる。

 家に帰ってから、ろくにご飯の味も分からなかった。

ぽ~っと少女マンガに出てくるこみたいに、あれは誇張じゃなかったんだ。

家までどうやって帰ったのかも良く覚えてないよ・・・

重症、重症だよ・・・

 高校では恋の話とかある程度ついていけてるし、気持ちは分かるって思ってたのに。

みんなごめんなさい。全然分かってなかった・・・

これが人を好きになる感覚っ!

「あう~~~~~~!ぎゅっとしたいぃ!」

 ごろごろと何度転がってるか分からないし、ぬいぐるみの形が変形し始めている。

でも止まらないんです。

あの歌が聞こえる。あの仕草が甦る。あの笑顔が・・・・たまらなく好きです。。

 カァッ~~~と体が発熱するし、熱があるんじゃないかって思うくらい頭が回らない。

明日の部活は休もう。どうせ的に当たらない。

的に・・・的にあてたいなぁ。

ずきゅーんてわたしの矢を!ってわたしにあたってるけど!

的中だよ~いちころだよ~~!

 ベットが軋んだり、壁がどんどんいってるけどそれどころじゃない。

 明日も学校なんだから・・・落ち着いて、落ち着いて・・・

 そうよ、わたしショタじゃないでしょ・・・ちょっと否定してみよう・・・

無理だ~~~~!あの笑顔だ、あの笑顔がいけない。

ブルーの瞳に白髪、容姿端麗の外国人とのハーフ?の子。

かといって外国人って感じでもないし、染めてる子みたいに不自然もない。

いや、あるといえばあるかな・・・あの不自然な敬語に常識知らずにかわいさが盛られてッってそこは頼りないよぉ!

 冷静に考えても変な子だったよ。

 ハンバーガー異常に食べてたし、意味わからなかったし、妙に大人びてるし、強すぎるし・・・それに、あの歌・・・。

 どうやって出してるの?あんな声・・・見たことない景色が頭によぎってたし、感情が湧き出てくるし、幽霊だったら成仏しちゃうよ!

 試合でめげたことや、学校で出会った親友たちとの思い出、感じたことがないほどの哀愁、そして・・・あの笑顔・・・。

「どきゅんちゃんだよぉおおお!」

「静・・・大丈夫じゃなさそうね・・・おーい」

「お、お母さん! ノックしてって!」

「してたわよ、何度も何度も・・・」

「な、何!」

「何じゃないでしょ・・・煩いのよ。お風呂も入らないで、恋みたいだから目を瞑ってたけど、お父さんまで目をパッチリにさせてうるさいし」

「ご、ごめ! えっこ、こ」

「恋でしょ、じゃないなら病院に連れて行くわよ」

「う・・・・ね、ねぇ」

「何?なんでも相談しなさい。子供なんだから」

「と、年下の男の子を振り向かせるにはどうしたらいいかな?」

「年下なんだぁ~」

「それと、親友も好きになってるの、鈴と景」

「え!? 景ちゃんが!?」

 一番説得力があった。ごめん景・・・お母さんが真剣になってくれた。

「うん・・・・みんな落ちました」

「や、やるわねぇ、そのこ・・・写真は?」

「プリクラなら」

「まだあるのねぇ~、それ。どれどれ~」

「あ、あんたたちこれはだめよ!!女子じゃない!そういう」

「違うよぉ!!」

「女の子だと! 駄目駄目だ!「あんた!」いあ、いいのか?」

「だからちがうのぉ!!」

 その日、わたしは三者面談しました。


俺は恋に落ちちゃったのか?

 道着に身を包めば雑念が払えると思ったんだけど全然うまくいかない・・・

「おい、身が入ってないぞ? どうした?」

 兄貴。

 後輩からモテモテだけど浮いた話のひとつもない。

 けど、知ってる。兄貴が強くなりたい理由は、振り向かせたい相手がいるってことを。

不純な動機だからと蔑んでいたけど、これで兄貴が強い理由が少し分かった気もした。

ここは・・・

「い、いやぁ~~~あいつすごかったなぁって」

「あいつ?」

 乗ってきた・・・どうする・・・相談するか・・・先輩ではある・・・

「あはは!」

「気持ち悪いぞ・・・何があったか話してみろ」

「うう~ん・・・そうだなぁ、兄貴って好きな人いる?」

「うお!? なんだいきなり!」

 隠してたつもりなのか。っていまも昔も兄貴はどうでもいい・・・

「いるのか~、俺もみたいなんだ」

「はぁあああ!? おい、病院いけ! お前、誰だ!景だぞ!」

「しってんよ!!」

 抑えろ、抑えて・・・聞きたいことがあるんだ・・・

「あいてはどこのもんだ! プロレスラーか! 世界チャンピオンか!」

「こ、こいつ・・・」

 どう思うかな・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・///

////////なげーよ沈黙!!

「どうなんだよ!!」

「・・・・・・良かった。単なる病気だ」

「もう一回言ってみて、真面目に」

「あ、いやいや、まぁなんだ・・・・全く強そうじゃないぞ、お前のタイプじゃないだろう?」

 それこそ知ってるよ!

「見た目の感想はわかったから! も、もしさ、こいつがじいちゃんより強いって言ったら?」

「引退しろ。節穴になったってことだはぁっ」

「真面目に聞けよ!」

「まじかよ・・・」

「まじ。あのパンチングマシーンで拳がみえなかったし、2100点でマットが小さな拳の跡を残して放射状にぱぁっん!って破裂した」

「嘘だろ?」

「まじ・・・いたってマジ。それに目が。殺気が半端なかった。初めてじいちゃんと父ちゃん意外で怖いって思って震えちまった、て、手がさ、足も固まっちゃって」

「おまえ、まだ・・・」

 そう、いまいちこれが恋なのかどうなのか分からなかった理由。

 あの殺気・・・・あれは本当に怖かった。

「そ、そうなんだよ。どうしよう~思い出したら震えるんだよ。最低だろ!こんなの・・・でもさ、ほら止まった、おれ、恋してんのかな?」

「???!」

「か、可愛いんだよ、面白いし。その・・・ここら辺がさ、キュッてなるんだ」

「これは、お前、女だったんだな・・・」

「おい」

「いや、そうだな。そうかぁ・・・嬉しいのと複雑な思いがあるが。本当に男なのかこいつ?」

 久しぶりにまともに話してる気がする。

「こいつ言うな・・・」

「でもなぁ・・・う~ん。じいちゃんに勝てるのか?お前の目標だろ?」

「それは、わからないけど、じいちゃんより怖かったし・・・でもそうじゃなくてもさ、弱くても・・・おれ、守ってあげたいな」

「おふ・・・」

「失敬なやつだなぁ・・・」

「いや、うん、いいんじゃないか?」

「そっかなぁ!」

「おう、おれは応援する! 頑張れ!」

「おう!おう! そうだよな! 恋だよなこれ!」

「ああ、危険な恋だけどな」

 おれは、思いっきり体を動かした。

 そのあとは疲れきったけど、じいちゃんにほめられるくらいいい動きだった。

 すっきりした・・・あとは・・・

 明日考えよう・・・。



私は名倉 鈴、17歳、ここ重要。そして、恋する乙女。

「だけど、わたしは問題に気づいた」

 ずっと仲良しだった二人と決別してでも欲しいかと言われれば・・・・欲しい。

「ってうう~~ん、うう~ん!」

 最低なこの性格をどうにかしないと・・・

でも、今回ばかりはどうしようもない・・・

「姉ちゃん煩い!」

「ずっと呻ってて頭いたいの?」

「ちげーってまた幼女扱いされたんだって!」

「ぶつよ?」

「「「きゃははは!」」」

 二人の弟に、一人の妹がいる。

 めっちゃうるさい・・・・

 わたしがこんなに悩んでいるのに・・・

二人とは今後も仲良くしていきたい。

それはわたしの誓いよりも固い欲望であり希望。

やっとできた友達だから。

 でも度し難いのはこの子。

 プリクラをPCで引き伸ばし、それでもぼやけることなんてない。

あの笑顔。あの歌、あの声、あの仕草、あの切ない感じ・・・ぼやけるどころかより濃いく、恋に染まっていく。

 やっぱりほしいぃ・・・絶対年上のイケメンを捕まえるって思ってたけど、もう毛ほどの興味もわかない。

 アイドルグループのポスターも目障りだから破って捨てた。

「お姉ちゃんどうしたの? 本当に痛くない?」

男二人とは違って私に似ているいい妹が話しかけてくる。

「大丈夫。ありがとう、今私は、悪魔になるか天使になるか考えている」

「悪魔になっちゃやだよぉ!」

 哲学が分からないとは、ま、子供だから仕方ないし、そこはいじりがいがある妹。

「また怖いこと言って泣かせた!高校生なのに大人げねぇぞ!」

 中学の癖に小学生のようなしゃべり方が抜けない馬鹿弟1には言われたくない。

「煩い、わたしあなたたちのお兄さんになる人のことで悩んでる!」

「「「お兄さん!?」」」

「うん、この人」

「かわいいいぃ!」

「うお、やっぱ景さんか!いつ来るの!?」

「静ねえちゃん・・・いつ来るの?」

「・・・・景、ドンマイ。それと、お兄さんはこっち」

「ぼ、僕は反対、いくら姉ちゃんでも、女の子はどうかと思うよ」

 なっ・・・気持ちは分かるけど、真面目な馬鹿アマちゃんの弟に女の子扱いされた瑠音君って・・・やっぱり天使。

「そうだよぉ! 景さんがいいって!」

「景は男じゃない、女子」

「嘘つくなって!」

「景・・・・」

 馬鹿弟1だけど、否定は難しい・・・許して。

「髪の毛真っ白・・目が青いよ?」

「うん、そして歌がうまくてめちゃくちゃ強い」

「ふ~ん・・・じゃお兄さんは嫌だなぁ」

「どうして?」

「お婿さんで私がもらう」

「!?」

 なんだって・・・なんてマセテ。さすが私ってちがう!

「何言ってんだよ、またままごと言ってのかよぉ」

「うん、お父さんで私がちゅま!」

「さすが、わたしの妹、DNA恐るべし」

「静おねえちゃんと一緒に写ってる・・・嫌い僕。こいつ」

 使える馬鹿甘弟・・・と思ってしまったけど・・・問題はそこじゃない。

「この二人からお姉ちゃんはこの子を奪うことになるかもしれない。それがとても辛い」

「どうして奪うの?」

「結婚は一人しかできない」

「どうして? 三人で結婚するのってよくするよ?」

「それはままごと・・・」

「できないの??」

「いや・・・ありかもしれない!」

 なんてこと・・・そうだよね!この子、恐ろしい素質がある!!

「いや、ないって!?」

 黙れ役立たず!

「静おねえちゃんは僕と結婚する!」

「それは応援する!」

「しつつも・・・妹よ、明日アイス買ってきて上げる」

「ほんと!」

「おれはおれは!!」

 すばらしいアイデアだ・・・・馬鹿弟にはない!

 そうだ、日本国籍、今や先進国の奴隷国家に未練などない。

 私は姫になる。

 あとは・・・どういいくるめるかだ・・・

 煩い弟にアイスを買ってきてやることで黙らせて、わたしは布団を敷いた。

 うーん、うーー~~~ん・・・・自然に・・・自然に・・・むずかしい・・・



 次の日、登校中です。

いつもだったら楽しい登校だけど、景も鈴も黙っちゃってる。

理由は一つ、瑠音君のことだ。

景はどうやって寝たんだろう、一人だけ隅がない。

「なぁ、あのなぁ、おれじゃなくて、わたしなぁ・・・好きになった、ごめん」

「もう、昨日帰り道で分かった、静も本気みたいだし、わたしも・・・だし・・

景も、変な言葉になってるし・・・」

 私がちらりと景をみたのがきっかけになったのか、一気に本題に入ってしまった。

 わたしもみんなも、たぶん同じことで悩んでる。

 最初に声をかけようなんて言ったのはわたしで、人生初だったし、勇気を出したのは私だけど、三人じゃなかったらあの部屋でわたしは・・・キスしちゃったかもしれない。

「なにあの子、やばいやばい、恋しちゃったぁ・・・・恋しちゃったよ~頭からはなれなびよ~~~鈴た~ん」

「おお、よしよし・・・でも後でバス代はもらう」

「ふぁい・・・ごめん」

 ってちがう、脱線しちゃった。ほんとに冷静さが・・・

 精神集中は弓の基本なのに・・・。

「でさ~、ここほら、俺たち親友じゃん、静がこんなに好きになる人をとるってのはさ~」

「うん・・・でもどうしようもないの・・・」

 二人の言葉が耳に入ってくる・・・。

 二人とも言いたいことは分かってるけど、壊したくない・・・

泥沼なんて私たちには無理だよ。

「お、おかしいよね・・・あの子まだ中学生でしょ?13ってことはさ、私たちとは4つも違うのに、もうめろめろだよ・・・」

「別にいいんじゃねぇ!ってそこじゃねぇよ!」

「静、私たち二人も本気ってこと・・・だから静がその・・・」

 ごまかすつもりがないみたい・・・ほんとこの二人って、肝が据わるのが早いなぁ・・・

「静が御人好しなのは知ってるけどさ、これはそういうのじゃないだろ?」

「うん、度が過ぎている」

「そうかなぁ・・・でもさ、あんなの反則だもん、それにあの子さ、外国の人だからかもしれないし、価値観が違うからかもしれないけど、いや、天使だからかも!うん!」

「・・・脱線してるよ?」

 ごめんなさい・・・逃げようとしてました。隈がある目で上目遣いって怖いんだなぁ~・・・

「この萌えている静みたら結構落ちるよな。男子」

「馬鹿だから」

「うわ~・・・ばっさりだなぁ」

 二人も合間合間で冗談を言ってるけど雰囲気で分かる。ここで話すつもりだ。

なんとか関係を続けながら、この恋を成就させたいって意思も伝わってくる。

わたしは、譲るつもりはない。

けど、みんなと仲良くしたいのも本当。

ライバルになると負けちゃうかもしれない。

でも、わたしができることは・・・

「私達いろいろ大胆なことしたけど全く通じてなかったと思うの!つまり、だれもがスタートラインじゃないかな?」

 これぐらいだ・・・とてもあきらめるなんていえない・・・

「それはそうだけど、そのスタートラインって静が引いたものだぞ?」

「うん、そこ結構重要」

「でもやだよ・・・そんな遠慮されても」

 え!? ひょっとして!二人はもう既に相談して私に・・・

「いや遠慮はしないぞ?」

「うん、できないからの相談だから」

 期待したのが愚かでした・・・息ぴったり。むしろそういう相談をしてきたんじゃないかと思うくらい。っていけない、二人の性格からしてそれはないのに!

景はそのスタイルとさっぱりした性格がとても素敵な子、鈴はその見た目とは違う知性があいまって不思議な可愛さと魅力がある子。

その二人とこれからが今決まる・・・!

「静は母ちゃんポジ、鈴は妹ポジ、俺が姉ポジから攻めて行くとして、正々堂々がんばろうぜ!な!」

「そんなぁ~。でも姉ポジはわたしだよ」

「おお、いいねぇ~それでどうだ鈴!」

「男を巡っての女の戦いは醜く、幸せになどなれない、それは夢物語」

「じゃ、じゃあどうするんだよ、俺だって仲良くさ、でも・・」

 さすがの景も、いっぱいっぱい考えたみたいだ。

 その気持ちが嬉しい・・・けど・・・けど・・・今のでよかったのに・・・

 どうするの解決策なんてないよ・・・鈴、まさか親友をやめる!? 距離を置くとか!?

「心配しなくていい、そんなつもりはないよ」

 心を読まれた!?

 鈴ちゃんはそういって、指を3本たてた?

「3人で結婚すればいい!」

「「え??」」

 何言ってるの?

 鈴ちゃんもさすがにパニックなのかな?

「瑠音君は外国の人、つまり、私たちの国ではできなくても海外ではできる可能性がある!無論、無理はあるけど・・・自分の嫉妬との戦いがあるけど、わたしはその道に行きたい」

「ええ~なんかそれはなぁ~」

「じゃあ、景は脱落ということで」

「なんでだよぉ!そしてはやいよ!」

「私はどう頑張っても静みたいに、大和撫子にはなれないし、景みたいにボーイッシュな綺麗女子にはなれない。けど、泥沼化して結局三人とも振られて、涙に濡れるって最悪の未来を想定できるくらいは冷静に見据えてるし、それを回避しつつ着実にものにしてみせる自信はある。例え二人を貶めても、それをできる覚悟もある、少なくても景には負けない!」

「お、おぅ・・」

「あ、悪魔がいる・・・」

 すごい・・・なんか怖いくらいの乙女だ。

 景が気迫で押されてる。

「わたしは悪魔でもいい。あの天使の羽をもぎ取って帰さないだから契約したい三人と、握って、これは同盟でもあり、正妻を巡っての誓いでもあり、神聖な契約でもある。そして生ぬるい私たちへの甘い誘惑でもある」

「「ごくり」」

 なんて恐ろしい子なの・・・

 自分に足りないものを私達で充足させようとしている。

 でも、頼りになる・・・本とに悪魔だ。

 でも、でも・・・・その契約が今、とても輝いて見える。

 ゆ、指が震える。

 つ、掴みたい。でもっ!!って景!?

「昔からそうだよなぁ・・・鈴は、おれじゃ思いつかねぇよ・・・乗ったよ」

「じゃ、わたしも!!」

「正妻は一番貢献したものがなればいい」

「・・・・そこは私じゃないんだ?」

「うん、いまのところは静だよ。でも今のところはです、わたしも・・・みんなとは仲良くしたいの。だから、貶めたりはしない契約でどうかな?」

「ずっりぃなぁ。鈴、おまえはほんと鈴だなぁ!」

「む、結ぶよ、わたし! その契約!」

「ではともに戦い、ともに奪い合いましょう」

「物騒だけど・・・まけねぇぞ!」

「わ、私だって!天使には天使がにあうはず!」

「つまりわたしのこと」

「「絶対違う!!」」

「ふふ」


 私たちは契約をしました。

 とても綺麗に晴れた空のしたで、恋と愛の契約、条約を。


鈴ちゃんが思った以上にきゃらが出てきたかなw

小説家になろう勝手にランキングというのを貼ってみました^^

よろしければお願いいたします^^

参考にさせていただきます!

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