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学校・・・。
「はあぁぁぁぁ…。」
私、中谷瑠衣は、未だかつてない修羅場を現在進行形で体験していた。
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意味不明の物体、ラリが私の前に現れた翌日、私は学校へ行く準備をしようとしていた。
まあ普通に、ごくごく普通に準備をして、舞と待ち合わせて…。
ちなみにあのあと、舞にメールでめっちゃ謝られたから、まあ、許した。
そこまで良かった。ラリのことも華麗にスルーしながら、私は家を出た。
…気に止めなかったのがいけなかったかもしれない。
「舞、おはよー。」
「ほんとごめんね。。。置いてっちゃって。。。」
「大丈夫、気にしてないよぉ。別に怪我したわけじゃないんだし。」
「うん…」
「僕お腹減ったんだけど。なんかくれよ。」
「「うわあああああああああああああああああ?!!」」
ラリがついてきていたのだ。
短っっ!(°д°)