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与えられたのは最強の肉体でした  作者: エビス
2章

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ギルドマスターからの呼び出し

ここから2章になります。

城塞都市バーレン


ローグラント王国の王都より東にある大樹海に一番近い城塞都市だ。


その街で僕は、


「相変わらずお前の仕事ぶりはすげえな」


「いやぁ、それほどでも」


城壁の補修作業をしていた。

他にも瓦礫の撤去だったり、地面の埋め立てだったりといった依頼を受けまくっている。


何やってるって?

僕とドラゴンの戦いで破壊されたものの修繕作業だ。


あれだけ盛大に暴れたからね。

死傷者こそ出なかったけど建物や地面は壊れたり、抉れたりでさんざんだった。

だから罪滅ぼしというわけじゃないけど自分がやった後始末はちゃんとしておきたい。



今日も尋常じゃない勢いで仕事を終わらせていく。

やっぱりこの身体は肉体労働にとても便利だ。

どれだけ無茶な仕事をしてもまるで疲れない。


実際、城壁の外は僕が運んだ大量の土で埋め立てた。

もう僕らが暴れる前と比べても遜色ないぐらいになっている。

これからは新しい道を引いていく作業になるだろう。



城壁上部の補修を行っていたその時、一人の兵士が僕に近寄ってきた。


「よぉ、精が出る..いや、やりすぎだな。あんた今日中に終わらせる気じゃないだろうな」


「あっ、隊長さん!」


僕にドラゴンの戦い方を教えてくれた守備隊長だ。

この人が居なかったらドラゴンを逃がしていたかもしれない。

そう思うと感謝しかない。


「これが終わったら新しく始まる道路の建設にいくよ!」


「そ、そうか..」


隊長は若干、僕の仕事ぶりに引いているようだ。

ひきつった笑いを浮かべている。


当然か。

どれだけ異常な速度で仕事をしているかは僕にだってわかる。


でも急ぐのには理由がある。


近々、ヨルア達のパーティーが依頼を受け始めるらしい。

キース、レリアナ、グレイルの経過は順調で、激しい運動も問題なくなっている。

むしろ休み過ぎて身体が鈍るとレリアナなんかは愚痴っている。

この分だと近日中に依頼を受けるだろう。


それに僕もついていきたい。

せっかくの異世界だ。いろんな所に行きたい。


そのためにある程度、街の再建に目処を立てておきたい。


これが急ぐ理由だ。


まあ、今は隊長さんだ。

僕を探してたようだが何かあったんだろうか?


「それよりも隊長さんは何か用?」


「ああ、ギルドマスターがあんたを呼んでるんだ」


「ギルドマスターが?」


「おう、直ぐに来てほしいとよ」


なんだろう?

いい予感だけはしないな。


「とにかく伝えたからな。ちゃんと行けよ!」


そのまま隊長さんは戻っていった。



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