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sad cafe  作者: 大井町初
1/1

狙われた街

テニーは今回のテロ事件が頭に残ってたまらなかった

どうしてこんなことをするんだと怒りを覚えた

「サラ、今夜は何時に終わるの?」

「夜中の1時だよ」

「よし。終わったら飲みに行こう」

マスターがじゃあうちで飲みなよと言ってくれた

sad cafeは昼12時から朝の7時までやっている

朝はロンドンの市場で働く人達がコーヒーと朝食を食べに来るので

結構込み合う。従業員はマスター、40才シングルマザーのフランチェスカ

12才の男の子がいる

55才ダニー、バーテン歴35年のベテラン

それに32才新人のサラの4人でなんとか回している

「ねぇサラ、世の中なんでテロが起きるの?」

「宗教よ。ただ人間って都合のいいように教えを変えちゃうの。

イスラム教過激派ね」

「なんで変えちゃうの?」

そんな宗教論を交わしながら今宵は過ぎていった

「サラ、今度の休みはいつ?」

「あ、デートに誘ってるでしょ」

「うん」

「明日よ」

「山でも登ってみる?」

「道具持ってないわ」

「トレッキング・シューズだけでも明日買いに行こう」

「わかったわ」






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