表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/9

敵▶︎敵▶︎敵

携帯を変えたらパスワードが分からなくなり投稿が遅れた事をお詫び申し上げます

スライムが酸の粒を次々に飛ばしてくる


俺はそれを華麗に交わしていく


このスライムには『氷結(フリーズ)』は効かない、さらにスライムなので剣も通らない、どうしたものか...


俺は考えていると、辺りから声が聞こえてきた


そうか、そういえばここは村だったな、とりあえず離れるか、

俺はスライムを引き連れてその場から離れようと試みたその時だった


鎖状(ロック)


男の声とともにスライムが鎖に包まれ身動きが取れなくなっていた


「誰だ?」


「俺だ、レイン・ファイナーだ」

「ここらじゃ、有名な方なんだがな、知らないか?」


ああ、知っている、こいつは俺の獲物だ、俺はこいつの首を取らなければならない、

しかし、今助けて貰ったのは事実、今戦うのは非常識か、と思い会話を交わす


「ああ、知っているよ冒険者だろ?」


「おお!知っていてくれたのか!ところで?何故この小さな村をこのスライムは襲っていたんだ?」


恐らく俺が原因だが、これをばらすと面倒くさそうなので伏せておこう


「すまないが、分からない」


「スライムはどこに行ったんだ?」

俺が見ていた限りではスライムは鎖に縛られ徐々に小さくなって行き、気づけばいなくなっていた


「ああ、飛ばしたよ、他の次元へ」


ほかの次元だと?そんなことが可能なのか?


「他の次元と言ってもこの技だけの次元だがな、それも入口は1週間に1度しか開かないんだ」


「へぇ、そんな技があるのか」


「ああ、この世界は奥が深い」

「そうだ!君の名前を聞いておこう!」


「レイヤだよ、」


「おお!レイヤというのか!」

「んん?レイヤ...どこかで聞いたことが..確か、最近魔王軍に入ったという....あの....」


「そ、そんな訳ないじゃないか」

と、慌てて言う


しかし、ドンが

「お主さっきまお...」


慌ててドンの口を塞ぐ

そして、耳に口を出し小声で話す


「あとで、ビスケをつれていってやるから、少し黙れ」


「ああ、やっぱなにもなかったわい」


するとレイン・ファイナーが

「本当かい?なにかあるとおもったんだけどなぁ」


俺はレインの肩にポンッと手を置く

「ま、まあスライムも倒せたことだし俺はもう行くわ」

「ビスケー!ついてこないと置いてくぞ」


「ちょ、ちょっと!俺をおいていくなぁ!」

と、ビスケが走ってきた


「じゃあなレイン・ファイナーさん」


「ああ、レイヤ また会おう」


そして俺が村を出ようとした時だった




「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」



と、声が聞こえ、声の方をすかさず、振り向いた瞬間、またアイツが視界に入ってきた


終わった、人生が三度終わったと確信した事がある人はすくないだろう


俺は肩を落とし絶望を感じる


さっき助かったのはたまたまだ、奇跡だ、奇跡は何度も起こらない


奇跡に期待している時点で俺はもう戦う意思はないのであろう


俺は目を閉じ膝をつく、そして1度冷静になり思考を走らせる


「何故ここに竜がいる?」

「何故竜はここに来た?」


などといった疑問は捨てて、今自分がどうするべきか、どう行動すればこの状況がいい方向に行くのかを考える


そして俺はある1つの答えにたどり着いた




それは....「逃げる」だった










そう、竜だ

竜が目の前にまた現れたのだ、自分の力では倒すことは不可能だ、それはレイン・ファイナーもそうであろう


俺はそして立ち上がろうとすると竜が吠えた


「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」








「ヤバイヤバイヤバイヤバイ」

俺が慌てて逃げようとすると俺の手をレイン・ファイナーがつかむ


「何がやばいんだ?、たかが竜じゃないか」


「たかが?、たかが竜だと?」


「ああ、たかが竜だ」


「あの竜は、あの竜はなあ!!!」


俺の言葉を遮るようにレイン・ファイナーは得意げに話す

「まあ見てろって」


そして、レイン・ファイナーは右手を竜に向けて突き出す


レインファイナーは唱える


黒炎(ダークフレア)


その声と同時に黒炎が視界に写る、そして竜は轟々と燃えだした


「グオオオオオオオオオオオオォォォ」


次第に声が小さくなっていく








俺が次の瞬きをした瞬間、竜は燃え尽きていた


次の話は明後日投稿です

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ