修羅場▶スライム
早く完成したので早めに投稿します
「旅人さんよ、今何をした?」
俺は今、修羅場真っ只中である
ドンの娘、ビスケに転んだ時に不可抗力でキスをしてしまい、そこをドンに見られたのである
はっきり言ってとてもやばい
日本だったら裁判沙汰だ
「キスじゃな?今、ワシの娘にキスをしたんじゃな?」
ドンが目を真っ赤にして言葉を放っていく
その姿はまるでガトリング銃のようだった
するとビスケが顔を赤らめて話す
「お、お、お、お父さん...」
ああ、とドンは頷く
「けっこんじゃああああああああああああああぁぁぁ!」
え?けっこん?
「そうじゃ!結婚じゃ!この村ではキスをするのは結婚する時ときまっているんじゃ」
するとビスケが
「俺はこいつと、結婚かあ、でも掟は破れないしなぁ」
そして俺は焦りながら
「いやいやいやいや、聞いていませんよ!」
「俺には好きな人がいるんです!!!」
「じゃがキスをしてしまったしのぉ」
「いや、でも...
俺の言葉に被せてドンが話す
「じゃがのぉ、みてみんさいよ、おぬしの背中」
「せなかぁ?」
「そう、背中じゃ、ほれ鏡」
俺はドンに鏡を見せられて服を脱ぎ驚愕する
そこには、俺の背中には、文字が書かれていた
レイヤLOVEビスケ
一生の愛を誓いますか? YES
「なんっだ、これは、」
なんだよ一生の愛を誓いますかって、俺はリンに誓ったんだよおおおおおおおお、俺は心の中で叫ぶ
「ドンさん!こんな話はきいてねぇぜ!」
「だって言ってないもん」
「ああ、はいすみません」
「うむ」
負けたァ!!なんでか知らんけど負けたァ!!!
と俺がここまで口での争いが弱かった事に嘆く
するとビスケが
「あのぉ、レイヤ、俺じゃだめか?」
ともじもじしながら俺に問う、しかもとても可愛かった
もうこの子が俺の嫁でいいんじゃないかなと思い出してきたが、
いかんいかん、と思い話す
「すまんビスケ、俺には..
「はい!どぉ〜ん!!」
ドンが俺の背中を思いっきり押すと俺は前へ倒れる
「キャ!!!」
ビスケの叫び声とともに再び唇が触れ合った
柔らかい、柔らかすぎる!!
俺は歓喜に溢れた、もうリんじゃなくていいや、俺にはこの子がいるだ!!と思う
俺ばり目を開くとビスケは目をつむっていた、俺はまだ触れ合っている唇から舌を入れてみた
「ん、んんん、」
やばい、超かわいい、人生の山場は、異世界にあったんだ!
するとその時、あたりが揺れた、
「なんだ?地震かあ????」
ドンの声とともに女の声が聞こえた
「レイヤああああああ!!!!!」
リンの声だ
俺はビスケからそろりと離れ声のする方の窓をのぞく
すると、そこにリンが立っていた
「あんた!私の事がすきじゃなかったのかよ!」
かなりお怒りの様だ、しかし、俺とリんは付き合ってもいないのに、何故怒るんだろうと思いながら外へ出る
とりあえず謝ろうと思い声を出す
「リン、すまなかった」
「すまなかったじゃすまないよ!」
リンが俺に近づいてきた
そしてリンの手が俺の肩を触れる
ジューーーーーー
熱い!痛い!肩から煙があがりすかさずリンを見る
「なんだよ!リん!なにすんだ!」
するとリンはグチュグチュと音をたて、ドロドロに溶ける
「リン!!」
そして完全に溶けるとその姿は【永久洞窟】で出会った酸でできたスライムだった
そう、俺が今までリンだと思っていた人物はリンではなく、擬態したスライムだったのだ
そしてスライムは話し出す
「ふはははは!お前、ほんとおもしれぇなレイヤ!」
「お前は森からずっと俺に騙されていたんだよぉ!」
「ほんと!お前は俺の胸をちらちら見てきもちわるかったぜ!」
「な、なんでリンを知らないお前がリンそっくりに擬態できるんだ!」
「スキルだよぉス・キ・ル、分かるか?お前は馬鹿だから分かんねぇか」
「まず記憶眼の効果でお前の記憶に映るリンを想像し擬態のスキルで擬態したんだよぉ!」
「ギャハハハハハハハハハハハハハハハ!!」
もう1人の俺が言っていたリンが信用できないは正しかった
俺はスライムの挑発に乗らずに疑問を問う
「お前はあの時死んだはずじゃ!」
「はは、だから馬鹿なんだよ、確かお前は違う世界から来たとかほざいていたな、この世界じゃスライムは死なないんだよ」
「そんなことも知らずに冒険者やってんのかよぉ!!」
「はは、馬鹿はおまえだよ、スライム」
「俺は冒険者じゃねぇぜ、魔族だ!!!」
説明はしなかったが、魔王軍に入るにはもう1つ条件があった、それは幹部の血を飲まなければいけないというものだ、当然俺はシルムの血を飲んだ、そして血を飲んだ物は魔族になるのだ
「なにぃ??」
「魔族だと??」
窓から俺達の会話を聞いていたドンとビスケが声を上げる
「魔族だあ??」
「そんな俺の旦那も、かっこいい!!」
俺はスライムを見つめる、そしてこれでどうか逃げてくれと願う
死なないのなら倒す方法がないからだ
「魔族というのは驚いたが、お前なら倒せそうだ。」
くそっ!逃げてくれないか、
こいつは1度倒した、倒した?、そうか、殺さくてもいいのか、身動きが取れなくさせるだけでいいのか、簡単な事じゃないか
スライムが液を飛ばしてきた
だが、簡単によけれる、
こいつ、イキってた割には弱いな
『氷結!!!!』
そしてスライムは氷結され....
なかった、
スライムは一瞬凍ったが、パリンッという音と共に崩れ落ち、元の姿へともどった
「なにっ!!」
「はは、スライムなめんなよ」
「俺はスライムの中でも知能のあるスライムレジェンドだ!」
だからこいつは喋れるのか、と思い距離をとる
俺はこの世界にリンがいなかったリンショックからは完全に立ち直り、前を見つめる、
すると、スライムは俺の方へ近づいてきた
出来れば明日、無理だったら明後日の12時前後に投稿します