作戦会議麗奈Ver.Part2
だいぶ期間が空いてしまいすいません。てすとなどがありかけませんでした。これからはまた書き始めますのでよろしくお願いします。
昼休憩も終わり、具体的な策を練っていかねばならない。ここは私の得意分野。柚希とは違い、ばっくりとしたものではなく。ちゃんと綿密に立てられる。
「では、騎馬戦、2日目のサバゲーの具体的な策を練っていこうと思います。」
先程とは違って自分の声にも自信がある。
当然、去年の優勝もあって勢いづいているところもある。
「去年は優勝に終わりみんな満足だったと思う。だけど今年も必ず勝てるわけじゃない。みんなで協力して勝ちましょう。」
「「御意に!!」」
ここで勝たなければ体育祭で柚希に勝つすべはなくなってしまう。みんなのこの声はかなり心強い。
「でも作戦は去年と同じでいいんじゃないか?」
富津哲司が声を上げた。
「まああの作戦で負ける気はしないね。」
高柳幸も同意見のようだ。
他のみんなもそんな様子。
ちなみに去年の作戦というのは、私が趣味でやってる、クレー射撃の実力を使って、敵を無双し周りがそこの護衛などをして私に玉を1発も当てさせずに勝つというものだ。
私の実力は自分で言うのもなんだがかなり高いと思っている。
この作戦に間違いなく隙なんてない。
私もそれは理解している。
なんだ、こんな作戦会議私達には必要なかったのか。
申し訳ないけど今年も私の勝利に終わりそうね。最初の会議は不安だったけど今はこの団結力。
私はフッと笑った。
「おおーー!!麗奈さんのあの笑み、勝利を確信している!こりゃ勝った!!」
クラスのメンバーの一人がそういった。その瞬間にクラスがどよめく。
そんな、最高の会議を終わらせ、私は体育祭に望む。