鐘が鳴る
終わりまで長いです。
次の更新は遅いです。
気長にお願いします。
待たせてすみません。
久しぶりにリジー達が家にやってきた。リジーは祖父母とひとしきり話した後で、メイとウィリアムを置いて帰って行った。
「お泊まりよ!」
「ふうん。」
「何よ、喜びなさいよ。寂しがり屋のあんたの相手をしてあげるんだから。」
ご機嫌なメイの様子を不思議に思った。ウィリアムが僕に その理由を教えてくれた。
「ついに君の番なんだよ。」
「は?」
ウィリアムはとても真剣な顔つきをしていた。
「景に振られたんだよ。」
「それで僕に目移りしたってこと?」
「そう。」
「嘘だろ。」
「メイは変わり身が上手いんだよ。頑張ってね。」
僕は脱力した。
メイはチラチラとこちらを見ている。3人で何をするにしても、僕のことに夢中なようだった。
「今さらだけど、貴方の魅力に気づいたのよ。」
「例えば?」
「貴方の目が好きね。クールでたまらなくいいの。」
メイの熱すぎる視線を僕は目一杯浴びた。弟に、メイ。厄介な事に巻き込まれてばかりだと思う。
メイが僕の側に座って華奢な身体をもたれさせた。ウィリアムの顔には恐怖が貼りついている。僕は溜息を大げさについた。
「メイ、よせよ。」
僕はメイの身体を押した。少し強めに。
「あら、ケチケチしないで。」
そういえば弟からの電話はぱったりと途切れた事に気がついた。いつから来なくなったんだろう……




