表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
遑神 ーいとまがみー  作者: 慶光院 周
離散
80/80

最終局面? 普通に動くわけがなかった。

展開的にこっちで書かないとただの箇条書きになるからこうなった。

これで一旦(この世界は)終わりです。

 他国行きの船を捕まえて早一ヶ月、いや色んなことがあったなと船酔いする頭で歴史をプレイバックする。


 えーとねぇ、まず資金が底をついて来そうだったから仕方なく俺が死を覚悟した神通力で小さいながらも宝石を出現させて売っ払った。

 その資金によって戦争を仕掛けられても動かざること武田信玄のヴェレンボーン行きの船に飛び乗ったの、乗ってしまえばこっちのもんだけどここまでくるのが長かった長かった。


 まずなんか身元調査とかされそうになった、全裸になって身の潔白を証明したら見逃して貰えた。けど、公衆わいせつ罪で一旦俺だけ船員から物凄い酷い扱いを受けた。

 一日間船内の牢屋に打ち込まれて出てきたらハリス君とアリアスちゃんに汚い物を見る目で見られてしまったゼイ!おかげで俺のお株は大暴落。

 フハハハ!ウォール街に紙クズの雨が降り注ぐように酷いな!と言うかそこまで酷い体型してないんだけど?!下の物までしっかりついている筈なのに。


「それが駄目なんですよ。普通人前で全裸になる奴いませんから」

『ですね』


 うげっ、


 でもいいもんねー!もうすぐ初めに降りたったお国に舞い戻るんだもん、ノープログレム。だって一回も怪しまれたことねぇもん、疑われたことあったけど俺がスッポンポンになればみんな離れて行ったしクロがいないから余計に一目を引くことは無かった。

 お国の管理もここまで来ると笑えるけど俺とクロだからできる技、見破られることはないにに決まっているよね。



 気を取り直して新聞を広げると女神様が魔王にプロポーズはゼクシ●直航便に乗せられそうになって逃走って書いてあって吹いた。

 風刺画におまけで載ってる子分三人衆もどっかで見たことあるような、って思ったらいつぞやの巻き込まれなんだもん。

 おそらく俺達の方が警備ザルだったのクロの方に持っていかれたからだよね、そうすると今度長年、 (そんなかかってないけどが入る) 離れたロミオとジュリエットみたいな再会したら被害がこっちに来るわけで……



『引きかえそっかな』

「出来るわけないじゃないか、あんた船長に口利きできるような口と金あるのかよ」


 ウグッ!


 ハリス君がリアルを見せてくる!確かにお金もないし声も出ないけどさ!


 最近成長期になったのかグングン大人の階段を登っているハリス君はというと顔立ちが際立ってきて見た目もがっしりしてきた。

 成長する過程でなんかどんどん乙女ゲームの【クール過ぎる魔道士】ってタグで出てきそうな立ち姿になるから数ヶ月前の手配書と似ても似つかない。


『ねぇ、アリアスちゃん。ハリス君にイケメン因子が潜んでいたなんて驚きだよね』

『貴方よりかは静かなので余計に際立ちますよね』

『おい、さりげなくdisるな!』

「文字化けしてますよ。クロ様にやるよう言われたドリルはしっかりやってますか?」

『やってない!』

「やれ」


 びぇーん!


 何故か夏休みの宿題をやらされる小学生みたいに見張られてドリルを終わらせる船旅に変わってしまった。

 この後あのクソ王国をぶっ潰すのになんでこんなことしなきゃいけないんだよ!









 夏休みの追い込みのような船旅がやっと終わったと思って大地に降り立てばあらまびっくり、俺達は浦島太郎になっていた。

 鉄道が走ってたり車っぽいのがいたり。でもなんか魔獣のコアを使っているみたいで排気ガス臭さはない。なにそれ裏山。

 町は活気付いていて今戦争なう!なんじゃないかと疑いたくなるような港町を見て俺達唖然、同じ乗客達も初めは俺のこと変なもの扱いしてたのにそれを忘れて驚いていた。

 多分全員の心情はこんな感じ。


『きじゅつは進歩したんだなぁ( ゜∀ 。 )』


 ボヘェーと他の乗客としているとこちらにズンズン歩いてくるやつが、まさか。


『おー、久しぶりだな我が妹よー』

「遅い、元はと言えばお前のせいでこうなったんだぞ」


 ベシッ


『阿部氏っ!』

「阿部とは誰だ?」


 誤字だよ!


 首が取れないように抑えると目の前にあるたわわな果実に目掛けて言ってやる。


『久しぶりだね、クロ』

「遅かったじゃないか、新月」


 ふへへ、このやりとり数年ぶり?離れ離れになってから結構時間が経ったからね。

 相変わらず真っ黒なローブしか来て着ないやつの腹にひっつくと剥がされた。相変わらずの扱いで泣きそう。

 でもつーちゃんとロザりんがいない。ついでにあの新聞でおまけみたいに手配されていた巻き込まれもいない。



 通路を塞ぐのもなんなので住宅街の方面に歩きながらクロにへばりつく。

 俺って器用?聞いたら今度は手刀を食らった。クソ痛い。


『イッテェ、……というか巻き込まれは?つーちゃんとロザりんは?』

「ツァスタバとロザリアントは戦争でも仕掛けに行ってるだろう。あの三人はこの国の女帝と神聖カルットハサーズを『ぶっ潰す』と言って戦地に向かった」

『ファ?!』

「それからこれ、最上位の解毒剤【甘露】で作った薬だ。飲め」


 ふぁfkふぉあえ↓fナlflz、


 展開が早すぎてついていけませんが?!

 驚いているとパンチパーマのおっさんがペンとパイナップルを合体させるような感じで俺のお口に液体クッキーみたいな物体が流れこんできた。

 ウゲェ、まじいぃ……


「ーーーおい、酷いぞクロ!




 って、えぇぇえうぇええぇぇえーーー……」

「『うわ汚!!」』


 驚きながら盛大に吐いた。ここが住宅街、しかも通行人がいなくて良かった、野良猫しか俺の無様さの目撃者はいなくて済んだ。


 二人からは汚いって直接言われたけど。

 だって声、それから急展開。


 ハリス君とアリアスちゃんがぶつぶつ言いながら吐瀉物を片付けていているのが後ろで起きてるけど後ろはお前らに任せた!って言って目の前のデカブツに立ち向かう。


「声出るのはありがたいけど漫画みたいな展開は?!

 ここ絶対最終局面でしょ?!

 離れ離れになったキャラが各国からの支援を受けて戦地に参戦すると誓う。

 クロはどっかの国の王様(魔王とか)と巻き込まれ三人衆を引き連れてタイムアタックしながら俺、ハリス君、アリアスちゃんと合流。

 クソ王国と戦いに参戦する間近で【甘露】完成、新月君の声が戻ってつーちゃんとロザりんが合流。

 あの勇者(笑)達と因縁の再会をして激怒のラストへ、



 じゃないんかい!!!」


 今までの過程を脳内でカムバックしながらクロに伝えた。多分俺の行動がなにやってるかクロにしか分からないだろうけど絶対伝わっていると信じてる。


「漫画は漫画、現実は現実だ。確かにここまでは漫画かよくある小説の主人公のような流れだった。


 しかし我ら神の一柱ぞ?そのようになるわけがない」

「ぶぇええええん!!」


 伝わってた。そんでなんかすんごい端折られていた。

 神、しかも力が強大過ぎるやつが主人公やっとこうなんの?すんごいショック、声が出るようになったのに今まで以上にアンラッキーだった。


「そんじゃあどうすんのよ、これから」

「世界樹に刺さっている私の破片を回収したあと、ツァスタバロザリアントの二名を回収。

 あの二人は予定通りならカパズテットの王を味方に付けて神聖カルットハサーズと殴り合っているんだよ。

 あいつらが暴れて大陸を粉砕するのが私の【天罰】だからな、それが終わるまで待つ。

 そのまま行けば面倒なもの二つが湧くから時間も十分に取れるしな、そのあとからジワジワと新月の【天罰】で神聖カルットハサーズは落ちぶれていくからなにもしなくていい。

 召喚者一行は……私の【天罰】のせいで一生をこの世界で送ることになるから神聖カルットハサーズ共々というところか。


 ツァスタバとロザリアントの手助けをさせた二人はすでに亡命してカパズティットに行ったから死んでない。アデリーナよりまだましな人生になるだろう。

 あいつ、アデリーナはロザリアントの一撃を食らって即死だ。おかげで自国が没落していく様を見なくて済む」


 淡々と今後の展開を言われてこの場にいる全員が唖然とした。

 そりゃそうだ、というかあの二人はなにをしとんのじゃ。


 クロの肩に登って顔を覗き込むんだ、スルーされた。酷い。


「ハリス、お前はどうする?」

「俺ですか?」


 スルーしときながらクロはハリス君だけには向き直った。


「言わなくていいかと思っていたがここでお前の運命は分かれるぞ、どうする?


 ついてくるか、


 行かないか」


 え、唐突すぎ。ハリス君固まってるよ。

 これってさクロが選択肢出してるけど漫画で言うなら一択じゃね?


「……い、行きます!」


 ほら、











 凄いなんか嫌な感じしてるのに全員がアリアスちゃんをでっかくして乗って王都に向かってる。

 クロのやつ〜、なに考えてるかさっぱり分からん。


 なのにご本人は飛行許可なしで悠々とアリアスちゃんに「飛べ」って指示出してるんだもん。

 飛ばない豚はただの豚だ。って名台詞を吐いてやろうかと思っていると、でっかい鳥が一回だけ行ったことのある宮殿に無許可着陸しやがった。


 そんクロが俺の手を引きずって地面に降り立ちます。住居侵入罪じゃんか。


「お前達二人は世界樹の枝、……いや幹か?その辺に刺さっている変な欠片を取り除け。取り除いたらこの箱に入れて死守しろ。

 なに、すぐに終わる」

「え、やっと声が出るようになったのに俺今から重労働?」

「え、俺今からクロ様の黒歴史の欠片探しに付き合わなければならないんですか?」

『え、私雑用係ですか?この世界の主神なのに』


 ぽろっと言った俺らの言葉は無視してクロだけが淡々と作業をしている。

 今創作したのは数年前、クロがヘルペス君に投げ渡したブツを入れる箱で。……マ?


「クロや、……つかぬことをお聞きしますがまさか」

「ああ」

「そうするとボスとして出てくるのはこの世界の魔獣うんたらじゃなくてうちの世界の……」

「ああそうだ。もうすぐ来るぞ」


 ゴゴゴーーーー


「ほら来た」

「ほら来たじゃねぇよ!!」


 叫んだ俺ちゃん悪くない。

 お空のどこからか「クロノスどこだー」って言ってる声なんて聞き覚えがない。知らん子です。


「では二人共頼んだぞ。新月、スタシス」



 ファ?!













「やっぱりこうなるの?!!!


 はい、今現在クロに振り回され(物理)なうの新月君リポーターです!

 天気は大荒れ、遥か上空では神々の三柱が我一番と競い合いをしております。


 天気は時空の捻れ、時折流れ星と宇宙の星が大運動会しており星の自転がシャフルです。いい迷惑ですねぇー、力では結局クロには敵わないんだからとっととアボンしてくだしぁー」

「「ウルセェ!!」」

「おかのした!」


 リポーターとして怒涛の展開を中継しているとヤジが入ったので黙ります。

 この間クロは無表情で俺をぶん回してる。


 あ、ギャラクシーに当たった。


「いてぇ!」


 そんで千切りにしてしまいました。あいつ弱ぇ。


「弱ったらそこにつけ込む、当たり前だろう」

「だけどこんなのあんまりだろうがぁ!」

「知るか。リトライしてきたお前らが悪い」


 悪いってw

 相変わらずメタメタにされてるアホがいるwww。

 って思っていれば向こうからは手勢なのかドラゴンもどきがやってきてボーボーと火を吹きました。

 クロ選手は華麗に交わします。こいつチートかよ。


 交わした火炎放射は真下にある宮殿をスルー……するはずがなんか見えない壁みたいなのに当たって壁を壊した。そんでなんか黒っぽい木が出てきた。


 あ、もしかしてだけど〜♪

 もしかしてだけど〜♪

 これぇ〜ってなんか後で怒られる展開じゃないのぉ〜♪

 そういうことだろ♪ジャン!


 一人芝居をしているとクロに向けて再度火炎放が。

 俺、正確にはクロの武器、正式名称クロノス・スタシスで防いだけど。みんな正式名称忘れてるよね?!覚えていた俺凄い。どや!ってしたい。

 でも今現在出来ないし炎を刀身でぶった斬ってる感じなので地味に俺に熱さが伝わる。要らんわこんな機能!


『クロさんややっちまいなさい!』

「ああ、そんなに時間を取らせはしない!」


 やっちまいなってドロンジ●ー様と水戸黄●を混ぜて言えば珍しくノリのいいお返事が。

 空中ではどっから盗んできたのかしらんけど色んなドラゴンが紅ちゃんに行け行けと急かされてる。

 奴の顔は半笑いで高らかにこう叫んでおります。


「全員死ぬ気で撃て!あいつならどれだけ痛めつけても半殺しで済む!手加減はいらねぇ!アハハ!!」


 あいつ死んだな、

 分かりやすい志望フラグ。


「では私も好き勝手させて貰おう」




「そら」

「あ?ーーーーうぁあああああ!!痛い!痛い!」


 あーあ、行ったそばから。

 素早く回収されたフラグによりそれなりの距離を挟んで睨み合っていたクロは時間を止めて距離を0にした。

 そんなことされたら紅ちゃんでも真剣白刃取りなんて出来っこないわけで、モザイクかけるようなグロテスクになってます。

 まあ、ぜうぜうでも子供産むときに頭カチ割ったみたいだから生きてた。生きてるから余計にキモい。


『はよ死んだらどうなん?』

「死ねと言われて死ぬやつがいるか馬鹿!」

「隙あり」

「ぐぎゃ!」


 ここまで展開が早まったらもうとっとと終わって欲しくなるわけで、飽きたのでヤジを入れてみた。


 心に突き刺さるようなヤジにより気を取られたアホはお亡くなりになりましたとさ。ちゃんちゃん♪

 砂になって落下したから天気は晴れ、時折砂だね。ドラゴンは頭が消えたから生きてた奴ら全部が尻尾巻いて逃げやがった。

 さーこれでこっちは片付いた。今からでもクソ王国の戦争に乗り込んで……。


 と、思ってクロと(向こうは嫌々)お手手繋いで降りるといつの間にか世界樹は真っ白になってた。誰か漂白した?確かさっき元から黒いよ、って感じに黒くなかったっけ?

 おかしいな〜と思ってハリス君とアリアスちゃんと合流した、したの、したのになんか空気が重い。というかハリス君がなんか違う存在にバージョンアップしちゃったような感じ。

 1.0が1.5になった的な。


「どうしたの?ハリス君なんか変、髪切った?」

「あんな短時間で切れるわけないじゃないですか。


 悲しいことに俺、アリアス様と契約して眷属になっちゃったんです」


 剣族?


 剣でもやんの?


「要するにアリアスの部下になったわけだ。立場が変わって主を支える立場になったから私達とはもう連れ立って歩ける存在ではなくなったんだ。

 創作神を手助けする立場だから別の世界にも連れていけなくなってしまったからな」


 ?


「え……」


 マジで?


「だってさっきクロ様がドラゴンの息吹で押されてたじゃないですか。俺達だってドラゴンに追いかけて回されてたんですよ?でもなんか引っかかってるトゲみたいなの見つけて触ろうとして弾かれたんです。

 アリアス様が『あ、これ人の選り好みする意思を持ったやつですね。神様以外なら触れることも嫌だって物なんじゃないですかね、人間だから拒否されたんじゃないですか?』って言ってきたんでならアリアス様がやってくださいって言ったんですよ。

 飛んでるだけで精一杯って言われて、最後の手段が俺がアリアス様の眷属になればある程度魂の段階が上がって触れるって言われました。

 だから……俺……役に立とうとして頑張ったのに……クロ様超ピンピンしてんだもん。俺の大博打が……」

「「ごめんなさい」」


 話を聞いて謝るしかなかった。ハリス君号泣、クロはやっぱり置いてくるべきだったと謝り。

 なんで言わないんだ、と言いたいが未来を言っても決まっていたことだと言われてどうしようもなくなった。

 だってどんな未来に進もうがハリス君は絶対に眷属になるって言われた時にはなんも言えんべ。これクロの運の悪さ?



 しかも戦争は何故か強大な魔術を出せるようになったこの国の女帝が参戦してつーちゃんとロザりんが大陸をこっぱ微塵に、クロの言った通りになった。

 あの王女さん……クロが特別に口出しして彼女は普通の人間として供養された。

 おまけの召喚者君達はあのクソ王国の人間としてひっ捕らえられて幽閉。


 幽閉は世界中の王様(あのおいぼれは死んだ)の取り決めで決まった。まあ連れてこられていいように使われていたからって憐まれたらしい。



 ここで女帝が覚醒したネタバラシなんだけどクロのあの欠片、名前はーーー忘れた。

 とりあえずそれってこの世界が創作される前に入り混んでいたらしくて女帝さんはあれが魔獣の凶暴化に繋がっているとは思っていなかったらしい。


「はっきり言って世界樹。この木が私自身なのですが木の寿命、言い換えれば私の寿命により木が黒ずみ世界中の魔力に影響を及ぼしていたのかと。

 魔獣達の凶暴化は最近のことですし」


 だって、いや欠片が悪い。

 クロが言うには欠片は小さく、ハリス君が手で取れるぐらい些細なもの。だからジワジワ系だったらしい、しかも本来ならこのまま世界樹が完全に腐ったところでこの世界があぼーん。

 だったそうな、みんなクロを見てました。ここでも悪者にされるのかクロよ。

 貴方は一体どんな星の宿命に生まれたのかしらん。って言ったら殴られた。横暴だ!




(ハリス君にしてみれば盛大な被害)を受けた案外やばい世界の危機はこんなことでさくっと済んだ。

 クロに回収されたつーちゃんとロザりんはスッキリした顔で帰って来たけどハリス君とお別れだと知って今度はアリアスちゃんに喧嘩売ろうとしてた。

 まあそれを止めたのはこの俺なわけですけどね、偉い。



 まあこれで一件落着(全然違う)。クロと性別交換こも終えてじゃあ女帝さん、今まで報酬をくださいなって手を出したら。


「欲しいものはなんでもあげますからこの世界に出禁でお願いします。

 今回で我が国も被害が多く、王都はドラゴンの死体置き場になりましたし魔王は貴方の影ばかりを追いかけてます。

 いずれ消える定めだったとは言え国まで滅んでいるわけですから……」


 だってさ!クロがどっかの採石場を一つ貰って俺達(俺、クロ、つーちゃんとロザりん)は出禁になりました。よかねぇよ!







「なんだこの踏んだり蹴ったり!全部はティータンが悪いぜうぜうが悪い!とばっちり食らって全体的な悪役着せられるクロが悪い!!」

「五月蝿いぞ新月!口ではなく手を動かせ」

「分かっとろうが!!」


 叱責されて手を二倍速で動かす。

 え、今何やってるんだって?






 最初の目的のお家建設だよ。


 採石場を地面からクロの神通力で引っこ抜いて各国の王様に引かれ、すぐさま出禁になった。

 もー、出禁にされたらどこに家立てんだよ!元の世界はオリンパスがイキってるってのに、って言ったらクロが俺とフュージョンして一世界、ではないけど亜空間作っていきなりマイ●ラ生活が始まった。

 そんで今現在その亜空間に大陸を作って浮かべてお家造りしてるわけです。

 クロは鉱石を大陸ごと引っこ抜いてきたから発掘係、新月ちゃんは形を整える係。

 メイドと執事はそんな俺らに食事を提供するべくクロが庭(予定、今現在畑)を作ったのでそれの栽培をしてます。


 クロは家造り自体は本気で俺達二人でやる気らしいです。一体何万年かかることか……。

 そりゃクロにどんな造りがいい?って聞かれて全部纏めて作ろう!って言った俺が悪いけどさ。



 ゴツゴツの鉱石を叩いてレンガにしてます。クロには何個いるか分かっているから終わりは分かる。でも数が途方もない数で数えるのがアホらしい。

 たまに用意したレンガを積み重ねていくという作業もやってるけどどれだけかかんのよ?!


「終わりがみえないぃぃ!!それにどうやって電線繋げんのさ、二次元に逃げたい!!」

「電線ぐらい引っ張ってやる!それよりレンガの半切りしたのもはまだか」

「出来たよ、ヨウカン20ダーツ!」



 いやまだまだこれからだけどさ!











ーーーーー


新「まさかこうなろうとは……でも俺達の旅はこれからだってやつだよ!まだ一箇所しか旅してないんだからお家建設しながらまたどっか行ったりしようじゃないか。どうせ時間は無限にあるんだからさ、ねぇ?クロ」

ク「今回の件でしばらくは大人しくしてるかと思えば。まあいい、これからも時間というものは存在するんだ。付き合ってやろう」

新「おお、珍しく乗り気じゃん。嬉しい!」


 終わった。あらかじめわざと駆け足で終わる予定だったけど書いてみてやっぱり箇条書きに思う文章になってしまった。

 


 これで一旦(この世界は)終わりです。

 しかし最初の方で言っていた通り世界を色々周る話なのでまた別の世界が舞台の話に移ります。

 最後駆け足になったのは個人的に主役二人が離れ離れになったため、元々の性格である機械のように淡々と物事をこなす性格で動いてしまったから。(私がそろそろ都合上この話を終わらせなければならなくなったので無理まとめたとも言う)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ