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後編
お姉様は一粒涙を流した後、普通に、いつも通り、食事を始めた。
私も食事をとる。
「ねぇ、妹。」
「なんですか?お姉様。」
「----------」
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この後、この家を訪ねてきた一人の男性。
床にそまる紅、
食事する双子、
何を思ったのか。
私たちはそいつに連れられて、殺し屋になった。
私たちにとって好都合だった。
お母様お殺せと命じたおおもとを殺すまで、私たちは死ねない。
ねえ、そうだよね。
姉さん。
・
「ねぇ、妹。」
「なんですか?お姉様。」
「私たち、まだ終わってないよね。」
「....そうだね。姉さんがそういうなら、まだ終われないね。」
・
私たちは、暗殺者。
殺し屋を殺す、アンサツシャ。
意味不明。
誤字脱字報告してくれるとうれしいです。




