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日々是好日

秋の事

作者: 秋津珠音

だいぶ秋めいてきましたね。

昨日は栗ご飯を食べました。

食欲の秋だから、色々美味しいんだよね~


薄紅葉(うすもみじ) 淡く色付く山野には

永遠(とわ)にと思う 色変えぬ松

山々を秋に染め行く竜田姫(たつたひめ)

淡く色付き初めた薄紅葉(うすもみじ)

色変えぬ松に彩られた山々


秋彼岸(あきひがん)此岸(しがん)の山野に赤々と燃え上がる

その怪しげな曼珠沙華(まんじゅしゃげ)の花にとまる秋津(あきつ)たち


日は釣瓶(つるべ)落とし暮れ行く日、(くさむら)虫集(むしすだ)

薄暗い山野に響く茅蜩(ひぐらし)蟋蟀(こおろぎ)馬追(うまおい)たちの声

虫時雨(むししぐれ)となり、降りしきるその虫の音よ


澄んだ秋空を吹く秋風に

吹かれざわめく秋の木々

叢雲(むらくも)かかる星月夜(ほしつきよ)


東の空が(しら)む夜明けに

冷える秋暁(しゅうぎょう)吐く息白む




~作中の単語説明~


竜田姫(たつたひめ)は秋の野山の造化を司る神様です。(東方知ってる人なら秋 静葉と同じ神様だと考えると分かりやすいかもね)

えーと、続きまして、此岸(しがん)は欲や煩悩の無い彼岸に対して私達のいる欲や煩悩にまみれた現世のこと、曼珠沙華(まんじゅしゃげ)はサンスクリット語で天上に咲く花、日本ではヒガンバナのこと。秋津(あきつ)はトンボの古語。秋暁(しゅうぎょう)は秋の夜明けです。

後は大抵、文字通り。


ここまで呼んでくださいました方々、ありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 季語を集めた言葉遊び、たのしう ござりました、 [一言] 定型を意識すると、なお善かったかもしれませんね、
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