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4話 予定変更。目の前の男をぶちのめす

家を出てから数分。

僕は絶賛、道に迷っている。

ミズキお姉ちゃんから地図は預かっているのだが。


━━━━━━━━━━━━━━━


ここを右でそっちを左、あっちを右に、落とし穴に気おつけながら、

ぐるぐるぐる……。

あ、やっぱりこっちかも


━━━━━━━━━━━━━━━


こんな感じでさっぱり分からない。


どうしたものかと考えていると一つの結論に至る。


今日マスターした〈転移魔法〉を使って学園の前に転移をする事だ。


しかし〈転移魔法〉には制約があり一度でも訪れた事がある場所にしか転移することは出来ない。


当然、僕は学園所か魔の森から出た事は一度もない。


ではどうやって転移するのか?

学園がある場所を頭の中に映し出し、それを元に転移する。


幸い最適な魔法をみーにゃお姉ちゃんから教わっていた為、使用可能だ。


「〈第三眼・開花〉、〈創造魔法〉」


〈第三眼・開花〉は自分の第三の眼を指定した場所に具現化する魔法である。しかし地形がある場所にしか設置することは出来ない。


〈創造魔法〉は魔力を消費し、思い描いた物質を設置する事が出来る。


この二つを組み合わせることによって、空中にも第三の眼を設置可能になり、広範囲を見渡せる。


えーと、学園はどれだろう?

ちょっと待って……俺学園がどれか分かんねぇ……。


まぁそれは街の人に聞いたら大丈夫だろう。


大通りに転移すると騒ぎになっちゃいそうだし路地裏に転移しちゃおう。


「〈転移魔法〉」


緑溢れる景色から一変、薄暗い路地裏に転移する。


「誰だてめぇ!! 」


「どっから入ってきやがった!? 」


転移したと同時に、声をかけられる。


目の前には男が二人。


こんな路地裏にも人が居たのか。折角、人目がつかない場所を選んだつもりだったんだが。


振り返ると腰に剣を掲げたガタイの良い男が二人と、水色の髪をさらりと背中まで伸ばした少女が佇んでいた。

……かなりタイプ!


少女の首には首輪がついており、繋いである先は一人の男が握っている。


「てめぇ無視するとはいい度胸だなぁ」


「お楽しみを邪魔されたらどうなるか男のお前なら分かるよなぁ?」


いや知らねぇよ。

邪魔しちゃったみたいだし一応謝るか。


「すまない〈転移魔法〉で人目のつかない場所に転移しようとしたんだが、偶然お前らと鉢合わせしてしまったようだ」


邪魔してすまなかったなと言い残し立ち去ろうとしたがーー


「助けて……この人達は主人でも何でもない……私を奴隷にして売ろうとしてる……」


予定変更。目の前の男をぶちのめす。



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