5回、もしくは6回、いじめられたことがあるんですよ。
5回、もしくは6回、いじめられたことがあるんですよ。まァ、嫌がらせみたいなモンも含めてますけど。
いつも通り適当に書いていきます。
小学校編
一回目のいじめは物を隠されるやつですね。被害は一番軽いんですけど、逃したのでムカつきます。
犯人はクソのU君っていうクソ餓鬼で隣に住んでた友人Ⅾ君の親友でした。なんでも地域の野球クラブに入っていたようでそこで仲良くなったそうです。
友人Ⅾ君は時々、クソのU君はいい奴だった、もう一度会いたいって言うんですよ。彼にとってはそうだったんでしょうね。
僕の話に戻しましょうか。物を隠されるとね、恥かくんですよ。
朝のハンカチチェックの時にハンカチがないと先生に怒られるんですよ。
教科書を持っていかれた時は僕が頭下げて先生に貸してもらうんですよ。
掃除のときにね、雑巾を盗まれるとやっぱり先生に頭下げないといけないんですよ。
じゃあ、大人に助けを求めろよって話なんですけど、多分あの時の僕は大事にしたくなかったんじゃないかな。
両親にいじめられていることを知られたくない、クソのU君が僕のせいで怒られたら友人Ⅾ君に嫌われるかもしれない。そんなこと考えていたんだと思います。
結局クソのU君は親の転勤でどこかに引っ越してしまいました。一発殴ってやりたかったな。
二回目のいじめはトイレリンチです。トイレランチじゃありませんよ。何回かやったことありますけど……
普通に殴られるし、トイレに閉じ込められて上から掃除用具を投げ入れられる。最も嫌だったのはトイレブラシできったねー水を掛けられたことですかね。殺してやろうかと思いましたよ。
でもね、数年後に僕はそこにいた二人と仲良くなったんですよ。
白髪G君は本音で会話ができる数少ない友人ですし、トイレリンチT君には頻繫に勉強を教えていたからか、感謝されたことさえあります。
でも、彼らは何を思って僕と仲良くするんでしょうか。罪悪感とかないんですかね。
さて、オタクF君といういじめられっ子がいました。僕より酷かったですね。無視、バイ菌鬼ごっこ、家に呼び出しては泣かせる。
ホント、小学生って残酷ですよね。まァ、僕もバッタの頭を無意味に引っこ抜いてた馬鹿なんですけど。
先に言っておきます。僕はオタクF君を助けませんでした。飛び火していじめがひどくなったら嫌じゃないですか。好きでやったわけじゃないけど、バイ菌鬼ごっこに参加したこともあります。
F菌をつけられたら誰かにつけ返す。クラスでは常識です。その前提のもと、やはり僕も軽んじられていますからF菌に絡めていじられます。
これをいじめ3回目としていいのかな。だって一回きりのいじめなんだもん。でも印象的なんでここに書きます。
デカいS君という大柄な少年(この人も後に一緒に塾から帰る間柄になります)に上靴を奪われてオタクF君の机に叩きつけられました。
その頃はクソのU君に逃げられたことから反抗する決意を固めましたので、僕もデカいS君の上靴を奪ってオタクF君の机に叩きつけました。酷い奴ですね。
そんなことがあったので僕はオタクF君を目にするたびに後ろめたい気持ちになります。
でもね、今になってもオタクF君とはよく話すんですよ。僕は彼を助けはしませんでしたが、積極的に否定することもしませんでした。だからでしょうか、彼の方から話しかけてくるんです。僕の方は嫌われて当然だと思っているんですけどね。
ちょっと話はズレるんですけど、一般的にいじめっ子といじめられっ子って仲良くなれるんでしょうか。
トイレリンチT君と話していた時にオタクF君が話題に上がったことがありまして、トイレリンチT君は相変わらずオタクF君のことを馬鹿にしているんですね。僕はそれを軽く否定して離れたんですけど、いじめっ子といじめられっ子の溝は深いなァなんて思ったんですよ。
でも、僕もトイレリンチT君にはいじめられていたんですよね。ていうか、彼がきったねー水を掛けてきやがったんですよ。ま、いじめの程度の差なのかなァなんて足りない頭で考えます。
中学校編
四回目のいじめ。また目を付けられました。馬鹿のN君は暴力的です。蹴ってきます。仕方ないので僕も本気で蹴り返しました。ただね、これだと意地の張り合いになっちゃっていつまでたっても終わらないんですね。
だからアプローチを変えることにしました。具体的にはですね。
「もっと蹴ってくれえええぇぇぇ!!」
って全力で叫びながら追いかけるんです。もちろん人前でね。すると、最初は蹴ってくるんですけど、馬鹿のN君の方から逃げていくんです。最後にはおかしくなっちゃったのか笑うんですね。
他にしたことといえは、彼の服の中に手を突っ込んで卑猥な言葉を囁いたり、「お前が好きだ!」なんて叫びながら追いかけることですかね。
今度は別の意味で嫌われたような気がしますが、まァ最後には仲良くなりました。
五回目のいじめ。その頃の僕は校内一の悪ガキと仲良くなりましたので、なんか逆に怖がられるようになってしまいました。
校内一の悪ガキといっても授業中に下ネタを叫んだり、バイクに乗ったり、タバコ吸ったり、危ない人たちとつるんだり、生徒を一人いじめて引っ越させたりしただけなんだけどって結構酷いやつだな。
そういえば悪ガキ君が言ってたケツブランコって何なんですかね。ケツ堀ブランコじゃないよ。ケツブランコね。なんでもパンツ引っ張って体を持ち上げて肛門から血を出させる技なんですって。……最低だな。
そういえば、ちょくちょく学校に来なかった時期があるけどあれは少年院にでも入っていたのかしらん。でも家庭環境悪そうだったしなァ、サボってただけなのかもしれない。
で、なんで悪ガキ君の話をしたのかといいますと、彼にはなんか元カレっぽい奴がいたんですよ。イケメンホモY君というんですけど、僕が悪ガキ君と仲良くなってしまったのが気に入らなかったんじゃないかなって。
まァ、本当に惚れていたのかは知りませんが、僕がイケメンホモ君の悪ガキ君を取っちゃったのは事実でそれが原因で彼らの関係が薄くなっちゃったみたいなんですよね。
そして、彼は顔に似合わず陰湿な男で、いじめにならないグレーゾーンを狙ってくるんですよ。肩ぶつけたり、靴踏んだり、持久走前に靴紐ほどいたり。かわいいモンですよね。好みの顔じゃないけど、スケベしとけばよかったなァ。結局この子の問題は解決できずにそのまま卒業でした。
じゃあ最後、6回目ですね。きっかけはいじめ集会の感想発表かな。
そこで僕が発した言葉が子豚H君の琴線に触れたらしくて、いじめられるようになったんですねえ。ホント、僕のこと指した先生恨みますよ。
子豚H君は僕のことが憎いそうで、モップの柄で突いたり、短い腕で殴ったりするんですよ。
でもね、評価しているところもあるんですよ。それは悪口をちゃんと正面から言ってくれることです。まァ、普通にムカツクからぶん殴ってやりたかったんですがね。
殴ってませんよ。こちらの立場が悪くなるんで。
どういうことかと言いますと、間の悪いことにその時の僕はノイローゼ気味で結構頭に来ちゃったんですよ。
それでレコーダー買って大事にしてやろうとね。もちろんクラスメイトとか部活の仲間に根回しした上ですが。
そしていざ学校に持っていったら録音したのが勝手に再生されちゃって先生にバレたんですよ。先生もこんなもん他所に流されたらたまったもんじゃないから、早急に仲直りさせてくれましたね。いや、良い先生ですよ。
そのあと子豚H君に変に懐かれたのを覚えています。アレ、演技だったんじゃないのかな。
これから先はいじめらしいものはないですねえ。高校は、うーん、某サイトで偏差値67のところに行ったので変な奴はいませんでした。やっぱり家庭環境なのかな。
まァ、いろいろあって人間嫌いになりましたが。
うーん、虐められたって書いたけどそんなでもないな。喧嘩に近いかもしれない。
何かあったら書いていってくれてもいいですよ。