レクチャー
お久しぶりです。コロナの影響で社会全体が混乱してますが、皆さんができること、するべきことををしっかり見分け、やりましょう。
この小説がせめてその息抜き、暇つぶし程度にはなることを祈りながら執筆します。
「それでは、主様命名、"魔力を上手に扱って魔法を自在に操るための講座"を始めさせていただきます。」
学園の練習場にて、ティアが宣言した。
なぜこのような状況になっているのかというと、純水に魔法学の教師であるミラが許可を出したからだ。本人曰く、
「魔法を放ってから制御するなんて高等技術を生徒に教えるなら教師の目があった方が安全だし、生徒同士が教え合うことは歓迎することだから特に反対もしませんよ。」
とのことだった。
なので堂々とティアが講師として魔法を教えることができるわけである。
ちなみに、最初に言った"魔力を上手に扱って(以下略)"の名前は蓮が適当に付けた。
「まず、どの属性でも良いので、魔法を放つ準備をします。」
そう言ってティアは、その手に火の玉を出現させた。それを見たクラスメイトも詠唱をし、各々の魔法を発動させた。
「みなさんは魔法を発動させるとき、主にファイアーボールなどの放出系の魔法を使用するとき、たとえ意識してなくとも、発動する魔法を決める、イメージをしながら、魔力を込める、魔法が生成される、魔法を相手に向けて放つ。という手順を踏んでると思います。これはミラ先生から教わった通りのことです。」
そう言ってティアは一つ間をおいて、
「この手順の内、魔法が生成されてから放たれるまでに手間をもう一つ加えます。具体的には、『属性の無い魔力』で自分と魔法を繋ぎます。」
ティアが言った途端、クラスメイトの顔に疑問が浮かぶ。
「属性の無い魔力ってどうやって出せばいいんだ?それを、魔法と繋ぐ?ちょっと何言ってるかわからない。」
ティアの話を聞きながら自分も魔法を操る訓練をこっそりやっていた蓮がそれを聞き脱力する。
(偶然か!?偶然なのか!?)
だが、周囲は真剣にティアの話に耳を傾けているためツッコミたくなる気持ちをグッとこらえる蓮。
そんな蓮の内心も知らずに講義は続く。
「はい、魔法と異なる属性の魔力で繋ごうとすると魔法と反発して上手く繋がらず、同じ属性だと、今度は魔法に呑み込まれてしまい、制御の難易度が上がってしまいます。なので、体内にある状態と同じ無属性の魔力を用いた方が扱いやすいのです。」
そこで、ミラが補足した。
「無属性の魔力っていうのは誰にでも存在する体内の魔力の状態です。通常魔法を発動するときは発動する魔法のイメージに沿って、自動で変換されるわね。魔法の適正っていうのがその属性に変換しやすさと言い換えれます。無属性の魔力で一番イメージしやすいのは生成した魔法を発射するための魔力です。これはまだ習ってませんが、この技術を極めると、魔法を生成した状態を保ち続けたり、更にその状態からまた次の詠唱をして複数の魔法を同時に放ったりすることも出来ます。」
生徒がそれを聞いてそれならばと試行錯誤を始める。
その日の魔法の講義はその練習で終わった。この技術はどの国の魔法師にとってもかなり難易度が高く、せいぜい一度だけ方向を変えたり、速さを変えたりが関の山であった。
ティアができるのはエルフであり魔法の扱いに長けているのと、元々の魔法適性が恐ろしく高かったからに他ならず、人間がやろうと思えばそれこそ蓮のような勇者として召喚された者でもない限りほぼ不可能であった。
どうも、お久しぶりです。始業式もなくなった作者です。
コロナでゆっくりとできると思ったら課題が結構な量出されて割と忙しいですねこれが。
前書きでも書きましたが、今はコロナの影響で色々と大変な状態になってます。辛い方もいるでしょうし、家にいてもやることが無くつまらないという方もいらっしゃると思います。ですが、だからと言って開いてるゲームセンターやカラオケなどに行ったりせずに家にいましょう。
みなさん1人1人が力を合わせることで、確実にコロナの拡散は遅くなります。ご協力をお願いいたします。




