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006.VS執事

「獣人の坊主、出て行くのか?」


 屋敷を出て行こうとすると執事が出口を塞ぐように現れて声をかけてきた。

 子ギツネから、獣人、そして、人間の姿に変身した。


「ああ、妹が心配だからなってあぶねぇな」


 俺の頭があったところに、執事が繰り出した剣先があった。


「手加減したとは言え、あれを避けるか」


「『避けるか』じゃねぇ! マジあぶねぇだろ」


「坊主、静かにせい。ギネヴィアさま目を覚ますだろ」


「すまねぇって、そうじゃねぇだろ」


「だから、静かにせい。坊主」


「おう」


「坊主、こっちに来い。試験をしてやる」


「何で俺が試験を受けねぇといけねぇんだ?」


「試験を受けたら、馬車で町の外まで送ってやる。野犬に追われたくないだろ?」


「受けたらでいいんだな?」


「ああ。坊主の武器は剣でいいのか?」


「じいさん相手なら槍で頼む。いや、剣でいいや」


「坊主、手加減はいらんぞ」


「ちょっと違うが剣の方が得意だぞ。有利な槍で勝って、後で難癖付けられたくないだけだ」


 剣には未だに慣れていないが、斬ることを考えなければ、剣も刀も一緒だ。


「ただ、試験に落ちたら、もう少し、ギネヴィアさまの相手をして貰うぞ。ケガして動けんくなるしな」



     ビュゥゥゥゥゥゥゥゥン



「いきなり開始かよ」


 危なげなく避けるが、俺がいた位置に剣が通り過ぎた。



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