詩 涙
掲載日:2026/04/18
涙を流す。泣いちゃいけないとは分かっているのに、自然と溢れる。
悲しい、痛い、辛い。
ボタ、ボタ、ボタ。
どうやって止めよう。
心が叫び声をあげ続けている。
まるで拡声機で大声を張り上げるように。
私はここにいるよ。ねえ、慰めて。
そうねだっても、誰も見向きもしない。
誰も助けてなんかくれない。
やけになって、涙を拭う。
もういい。
1人で何とかする。
緊張と不安と心配。
でも進まないわけにはいかない。
泣いてなんかいられない。
ポタ、ゴシ、ポタ、ゴシ。
涙を強く拭う。
顔をあげて、拳を強く握りしめる。
もう泣かない。




